軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

台風19号の襲来

大型で強い台風19号は、東海、関東地方を中心に激しい雨を長時間降らせ、河川の氾濫や、土砂災害などを引き起こし、30人以上の死者と多くの行方不明者を出した。

 気象庁の予報課長は、今回の台風は「中心の北側に非常に発達した広い雨雲があり、記録的大雨となった」と説明したが、名古屋大の坪木教授は「記録的な大雨を降らせたのは、台風が大型で非常に強い勢力を保って本州に接近したから」で、発生から発達、接近までは「驚くべき経過をたどった」とそのメカニズムを解説している。そして千葉県に大きな被害を与えた“コンパクト”な台風15号とは、この最初の段階が大きく違うと指摘している。

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 14日の産経抄子が書いたように、官民ともに“硬直”した考えに捉われ、自主的に行動できないところが目立つ。そこで国民も、依頼心が強くなり、自主判断力が落ちている気がする。「便利=不便」の裏返しを知り、もう少し現実を見つめたらどうだろう?

 関係者は、3・11以降なんでも「想定外」と言って済ます癖が出来たが、本当は「想定できない=考えたくない」からではないか?

 今回気象庁は、はるか以前から警告していた。国防と同じく、結局最後は自分自身の決断力に因る以外にはないのだ。

 

 処で何故関東地方を直撃したのかと言う疑問について気象庁は「太平洋高気圧が例年より強く張り出しており、その縁を回るように北上した後、偏西風の影響で東に進路を変えたためだと言う。前述の坪木教授は「10月に上陸すること自体は過去にもある。今回は関東で、過去最強クラスの台風だったことが特別だ」と語っているが、私は前回のブログで危惧したように、その経路図から見て“非科学的”な感覚に捉われ、太平洋上で戦没され、戦後はご遺族以外には見向きもされなくなっている“怒れる英霊の御帰還”のように感じている。

 たまたまとはいえ、17~20日は、創建150周年を迎える靖国神社の秋季例大祭だが、首相は早々に靖国神社の秋季例大祭への参拝を見送り真榊奉納にとどめることを公表していた。

 さらに今年は御代替わりで22日には新天皇即位の礼が行われ祝賀パレードも計画されている。その直前に、太平洋上を周遊していた19号が、直接北上して本州に上陸したのだから、英霊に申し訳なく感じている一老兵としては、そこに“精神的な理由”を感じるのである。

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 たまたま14日の産経に首相は自衛隊殉職隊員追悼式に出席して「遺志を受け継ぐ…」と追悼の辞を述べたとあった。元自衛官の一人としてはありがたい事に変わりはないが、自衛官は正規の軍人ではなく“国家公務員特別職”に過ぎない。優先すべきは陛下の赤子であり正規の“軍人”であった英霊方の筈だから、英霊方にとっては聊か馴染みにくいのではないか?と同情に耐えない。

 いずれにせよ、これらは一老兵の“精神世界観”に過ぎないが、今の日本人に、先の大戦で散華された英霊方に対する鎮魂の意志が弱い気がしてならないのである。

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 ついでだが、同じ産経6面に、今回の台風被害について「日本打ちのめした」と各国で詳報されていると言う。この程度のことで、打ちのめされる日本人ではないが、外国に言われる筋はない。悪げはないと思うが、自国の政治力がピントはずれなだけに、ついつい腹が立ってしまう。前回の15号も、今回の19号も、官民ともに幹部たちは金儲けに懸命で、意思の弱さを他人のせいにする傾向があると感じるのは、産経抄子の言うとおりだろう。

 これも、自国の国防について毅然とした信念が持てない、いい加減な「新憲法」にすがって生きてきた民族の悲哀か?とも考えてしまう。

 フーヴァー研究所の西教授は、【「国防」は日本国民が一番苦手な話だ。日本の運命、死活がかかっているというのに、日本政府も国民も考えたくない、「手を汚したくない」と思い、懸命に無視しようとしているのが「国防」だ】と喝破している。

 そのくせ、役人たちは最後の最後には「実力がある警察、消防、そして自衛隊」にすがりつく有様だから、気の毒なのは後始末させられている後輩たちだ。

 せめて政府は”万全の態勢”などと口先で言うだけではなく、人的戦力の増員を進めたらいかがか?と思うのだが。

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香港デモは”独立戦争”である

またまた台風が北上して、本土を直撃する気配になった。まるでB29による「本土空襲」の様相だが、私にはその進路から、先の大戦で広大な太平洋で散華された英霊の御帰還のように感じられる。

国家の危機に臨み「後に続くを信じて」勇躍戦地に向かった多くの将兵が、その後送り出した国の無責任さに対する不満と怨念が本土帰還の熱望となり、台風に乗って「襲来」しているように見えるのである。

  

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台風進路図(ウエザーニュースから)

 

処で、香港で「逃亡犯条例」改正案に反対して起きた“騒動”は4か月を過ぎたが全く収まる気配はない。政府も、裏で糸引いた北京も予想外の進展に慌てているに違いないが、現代日本青年たちと比較して、香港青年たちの気概の強さを支えている物はなんだろうか?

 

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今日のデモ

 

宮崎正弘の国際ニュース・早読み」によると、現地を取材した宮崎氏は

【最大の関心事は香港の新しい世代が物怖じしないという人生観、その世界観の異変(というよりグローバル化)、共産党の暴力を怖れずに、民主主義のために戦うとする姿勢を崩さないことである。拘束された若者らには裁判が待ち受け、法廷闘争が長引くだろうし、就職には不利になるだろう。それでも彼らが立ち上がったのだから、そこには或る決意があったことになる」が、一言で言えば、「自由への意思」の強さだという。

天安門事件から三十年の歳月が流れ去ってまた世代が交替した。いまの高校生、大学生は感覚的にも教養的にも狭隘な中華思想などに拘泥せず、国際化され、高層ビルの近代都市となった香港を生まれたときから観てきたし、・・・欧米の自由な制度に比べると規制が強く、息の詰まるような香港の政治制度の矛盾を掌握しており、広東語を喋ることは軽蔑され、北京語という広東人にとっては外国語が学校で強制されたことにも反感を強めてきた」が「大陸からやってくる『太子党』のこどもたちは大学に裏口で入り、コネで企業にあっさりと就職し、カネにあかせて豪勢な生活を営んでいる。「特権階級のいいとこ取り」と映り、かれらは怨嗟の的となる。すなわち植民地の宗主国が英国から中国に変わっただけではないか。若者達の怒りは深く堆積していた。この点で旧世代の香港人の意識とは異な」っていて、「六月以来、香港での抗議集会やデモ、署名活動に参加している若い世代は、共産党の押しつけた歴史教育を否定した。中国共産党が流すフェイクニュースをすぐに見破り、共産党製のプロパガンダはまったく受け付けなくなった。

アンチ共産主義の精神土壌が自然と築かれていた」のだから、「中国が目論んだ香港市民の洗脳工作は、みごとに失敗したと言って良いだろう。

 だから「生きるか、死ぬか」と悲壮な決意を以て全体主義と戦うのである。欧米はそれを支援する。資金カンパ、応援部隊、プロパガンダのノウハウが学生らに供与され、自由世界の知識人は香港支援に立ち上がった。沈黙しているのは日本のエセ知識人くらい」で、「日本のメディアは中立が賢い行き方とでも思って、民主主義を守り共産主義支配と戦っている香港の若者を全面的に支援しないのだ。日本が西側の自由民主人権法治を価値観とする陣営にあるという自覚がないからであり、これが「中立幻想」に取り憑かれた現代日本人の知的劣化、あるいは一国平和主義というエゴイズムの露骨な態度表現である」】と喝破している。

我が国に垂れ流されているフェイクニュース?でみる限りにおいても、自由への希求と人間の尊厳を守るために、連日立ち上がる彼らの熱気と比べて、現代日本青年たちの大義とは何か?を考えさせられてしまう。

 

70余年前の同じ青年達には確かにあったものだが、今や“草食系”と言う言葉に代弁されるようにひ弱な“男”に成り下がり、弱い者いじめにうつつを抜かしているだけのように見える。

さてその香港デモにはリーダーが不在だと言う。そのことは北京が言うような『外国勢力の扇動』を否定する、香港青年たちの必死な思いが伝わって来るし、米国の中国語メディア「新唐人テレビ」のコメンテーター、蕭茗氏によると「香港の若者は国際社会に対して、中国当局および香港政府へのさらなる制裁を求めている」と言うから、今期の“暴動”は、北京が言う外国勢力の扇動とは程遠い。

それに、彼らが熱唱している“テーマソング”の賛美歌「Sing Hallelujah To The Lord」」はミュージカル「レ・ミゼラブル」で歌われる有名な劇中歌であり、承知のように「レ・ミゼラブル1832年にパリで起きた6月の民衆暴動までを描いた作品」であるから、将にフランス革命の現代版だと言える。

勿論中国政府はこの歌を本土で禁止しているから、これは香港市民の熱烈な『独立闘争』だと言えまいか? 

これは2014年の香港の反政府デモ(雨傘革命)でも歌われている。

次はクリスチャン団体のHPに紹介された香港デモで「Sing Hallelujah To The Lord」

を歌う人々の動画であるが、1832年の六月暴動時のパリ市民の熱気が伝わってくる。

それにしても、平和と人間を愛するはずの総本山が、無言だというのは偽善に思えるが…。

https://www.christiantoday.co.jp/articles/26952/20190621/sing-hallelujah-to-the-lord-hong-kong.htm

 

中国共産党の狼狽ぶりが想像できるが、来年安倍首相は、習近平主席を“国賓として招待する予定である。

この行為が、天安門事件で世界中から非難された当時の共産党政権を“復活”させる役割を果たすことになり、”天皇の政治利用だ”として顰蹙を買った愚かな政権の二の舞にならない事を祈りたい。

それともそれまでに北京政府の方が“崩壊している”と読んでいるのだろうか?

新着任の国家安全保障局長に伺ってみたいものだが・・・

 

届いた書籍のご紹介

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 ジャパニズム51号

民団系の組織に迫害されている青林堂だが、淡々と事実の裏付けを進めている。

私も「日韓関係」をコラムに書いたが、それよりも、「日本民族に求められる霊性への回帰」に関心がある。マ、霊性が見られない国には無関係なことだが…

盧溝橋事件に似た香港騒動

 PCのグレードアップも一応済んだが、転換速度は「月とすっぽん」ほどの違いを感じる。しかし今日は旧機材で書いている。アドレス帳等が使えないからである。

 

 ところで、70年目を迎えた10月1日の国慶節までには、香港騒動は終焉しているはずだったが、予想に反して益々高まりをみせていて、いよいよ中国共産党政権の終焉か?と思わせる。

 自由を望む香港市民をねじ伏せるべく、習近平主席も負けてはならじ!とばかりに、持てる武器をひけらかしたが、最後に武器で相手を脅かすのは弱い証拠である。

 北京の軍事パレード会場では、政治局常務委員らに囲まれた習近平主席は満足そうだったが、内心怯えていたのではないか?

その昔、“悪役”として一世を風靡した江沢民元主席も両脇を抱きかかえられながら登壇したし、歴代主席も老齢化は隠しようもなく“老害”のオンパレードだったが、何よりも人民の祭典なのに、天安門広場には招待客だけが集合していて、周囲のビル街は閑散とし、学校は休み。

いわば、人民を排除した、共産党幹部たちだけのお祭りなのだ。

パレードには最新兵器を並べ「アメリカと並んだ」などと虚勢を張っていたが、その軍隊の士気は低そうだ。とても米軍とは比較になるまい。

 

 一方香港では国慶節を「恥」として民主派は「共産党よ地獄へ落ちろ」の掛け声をあげて朝から数万人のデモ隊が市内を行進し、駆けつけた警官隊と激しく衝突、警官が銃撃した。

ところで民主派の行為を「暴徒」と決めつけているのは中国共産党系新聞だが、中には香港警察内と、デモ隊内の双方に大陸系の警官ややくざなどが潜入しているといい、香港に駐屯している人民解放軍は一万二千人に膨れあがっているという。

 しかしながら米国連邦議会は「香港人権民主法」の可決へ向けての審議に入ったから、軍事介入は想定しにくいと一般的には考えられている。

 

しかし、1937年7月7日夜12時10分、蘆溝橋付近にて夜間演習中であった清水中隊が、城内の支那(中国)軍第29軍37師所属部隊の射撃を受け、一時混乱状態を呈したことに端を発した“盧溝橋事件”を忘れてはなるまい。

 11日の午後8時に、29軍隷下の第38師団長・張自忠が署名した時点で、事件勃発以来まる4日間にわたる寺平大尉ら特務機関員の不眠不休の努力で、停戦協定が成立したが、協定成立後も中国側の妨害活動は頻々と発生した。その“手法”は今の香港にも適用されるのではないか?  当時の妨害活動を簡単に列記するとこうだ。

1.13日午前「中国軍による日本軍トラックの爆砕事件」

 これは菰岡砲兵中尉が指揮する天津砲兵連隊第2大隊の修理班のトラックを中国兵が爆破、日本兵4名が爆死した事件で、周参謀に詰問された中国側の営長が29軍に派遣されている笠井顧問に「部下が引き起こした不詳事件」だと認め、日本側に謝罪した。

2.14日午前1時頃「永定門外における正体不明の爆竹騒ぎ」

 憲兵が調査したところ、爆破された日本軍のトラックの周辺で、「便衣(民間人に成りすました)の中国人が7、8人で爆竹、土砲をドカドカ打ち上げていた」という住民の証言を得たが、10日後に、その便衣は「共産分子が策動し、日中両軍をもう一度衝突させようと企んで起こしたものだ」と判明した。

3.14日午後5時すぎ「日本軍騎兵二等兵惨殺事件」

 落鉄(蹄鉄が脱落すること)のため部隊から後落した大垣軍曹と近藤二等兵とが、南宛南方8キロ付近で中国兵に襲われ、近藤二等兵が惨殺された事件。

4.19~21日「八宝山の亡霊射撃」

 7日の発砲事件後、11日に停戦協定が成立したが、前項のようないろいろな事件が勃発して日中両軍の緊張が続き、事件の完全な解決を阻害した。このため、日中両軍が協議した結果、20日支那の宋29軍司令から37師団に対して、北京周辺からの撤退命令が下達された。この命令に示された撤退完了日は、37師団は21日、37師団撤退のための警戒を担当する石友三部隊(支那軍)は22日であった。

 ところが、19~21日の間、八宝山(盧溝橋の北方約5~6キロ)周辺で、日没後になると正体不明の銃声が聞こえ、日中両軍が互いに相手方が発砲したものと思い37師団の撤退が危ぶまれた。この原因を追究するため、相互に相手側に赴き、第三者が発砲していることが判明した事件。

その他、北京大学学生らが、爆竹を鳴らすなどして日本軍を煽ったことが判明したが、主な射撃は国民党軍内に潜伏していた共産軍兵士が、日中双方に射撃を加えたことにより、日中両軍が戦闘行為を再開したことによる。つまり、盧溝橋事件は、日本軍が共産軍の謀略にまんまと嵌って起きたのであった。

 香港民主派も、この手に乗って大陸からの“援軍”を導入してはならないと思う。そうなれば第2の天安門事件の再発になる。

米国政治の成熟度

「トランプ氏と友達になれない」とツイードしたら、予期せぬことに本人から返事が来たというある共和党のジャーナリストの「やりとり」が話題になっている。(大紀元日本)

最近行われた民主党候補者の弁論のあと、共和党ジャーナリストのキャシー・ディロン氏は、2020年の大統領選挙の民主党候補者のアンドリユー・ヤン氏が集会のあとで支持者と踊っている動画を投稿し、【私はトランプ氏に投票しますが、友達にはなりません。ヤン氏には投票しませんが、友達にはぜひなりたいですね」と彼女はツイートした。】

それがトランプ大統領の目にとまり、「それでも構わないよ!(I’m OK with that!)」という返事が来たというのである。

ディロン氏は翌日、自分のツイートについて説明し、トランプ氏の言い回しにいつも賛同している訳ではないが、彼は宗教コミュニティを保護し、多くの公約を実現させていて、2020年の大統領選挙では彼に投票すると話した多くの保守派の人たちと同じ気持ちを持っているという。(中略)大統領からの返事のツイートのあと、ディロン氏は9月16日月曜日にフォックスニュースに出演した。

ディロン氏は「言い回しより結果の方が大事だ」と信じている。また彼女は、大統領はよく政冶的に正しくないことを言ったりツイートしたりしているが、「私にとって大切な多くの約束を果たしてくれました」と話している。

ディロン氏はフォックスニュースに対し、彼女のツイートへのコメントには完全に圧倒されました。信じられないほど多くの人が私に同意しています」

トランプ大統領ニューハンプシャー州の集会で、ディロン氏と同じ意見を持つビジネスマンの話をした。

「“そう、私たちはいろんなことについて意見が合いません。私はあなたが好きではありませんでした。でも正直に言って、トランプ大統領、私には他の選択がありません”とビジネスマンが話すと、氏は「そうです、あなたは正しい。あなたの話の中で、ここだけは私も同意します。あなたには選択の余地がない!」(中略)

「2016年に彼に投票した時は、その後どうなるか分かりませんでした」「今や彼は自分自身を証明しました。今では自分の投票の選択が確かなものである保証があります」

ディロン氏は、トランプ氏の数々の外交政策での成果等に触れ、2020年にトランプ氏に投票する最大の理由は、彼の宗教コミュニティへのサポートだと言う。

そして『なぜヤン氏の友達になりたいのか聞かれると、起業家および慈善家であるヤン氏は「ただ楽しい人だからだと話した。彼と比べて他の候補者たちは「一生懸命すぎる」と感じているという。(以下略)】

 

何とも示唆に富む話ではないか!

これほど政治家の質が落ちている我が国では、逆に有権者に「選択の余地が無い」と言える。従って、当選して《万歳!》を絶唱している候補者は、正確に言うと有権者が「仕方なく、棄権したくないから」投票した選挙の結果だけに過ぎないと言える。現に投票率は”うなぎ下り!”で投票者が半数に減っていることが証明している。

何が「民主主義の原則は多数決」だというのだろう??

 

面白いのは次のくだりだろう。共和党支持者のディロン氏が「どうして投票しない民主党候補者と友達になりたいのか?」と聞かれると、「彼以外の候補者は『一生懸命すぎるから!』」と答えていることだ。何となく我が国の前回の選挙でも、「思想信条ではなく、単に有名人?だからとか、主張が面白いから」というのが目立った。

国の将来を左右する選挙の選定基準が「おもしろそうだから」というのではたまらない。そのうちに「ヘアスタイルが気に入った」「背が高いから」という基準になるのかも??

しかし、考えてみると、“石部健吉”の様に反対意見を連呼するだけの野党の皆さん初め、特に話の内容には若者には理解不能なところがある。

だからと言って、「一見真面目」そうな候補者の「懸命なお願い」発言の裏には危険が潜んでいるから用心するに越したことはない。

それにしても、「あなたには選択の余地がない」という意見にも上から目線のようで棘があるように感じるが。

ところで、安倍総理は歴代稀に見る長期政権記録を樹立したが、言ってみれば、他に比べる候補者がいないことに支えられている気配がある。つまり有権者には「彼以外に選択の余地がない」という事だろう。

ならば、せめて靖国神社に堂々と参拝し、占領軍が押しつけた憲法を速やかに破棄してほしい。それで初めて[美しい国日本]にたどり着くのだ。

見たところ、彼の後には当分[選択の余地のない]どんぐり候補しかいない様だから…

 

ところで、私事ながら、ウィンドウズ7の終了時期が迫ったので、ウィンドウズ10にグレードアップすることにした。今日本体が届いたが、いろいろと配線があるようで交換作業に自信がない。

暫くブログ更新とインターネットが不通になるかもしれないので、その時はお許しあれ!

 

届いた雑誌のご紹介

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WILLは相変わらず、韓国特集だが、「韓国が消えてもだれも困らない」特集はその通りだろう。

現にWILLは「さようなら韓国!」という10月号別冊を出している。

未だこれ以上書き加えることでもあるというのだろうか?

それよりも、どさくさに紛れてシナとロシアが「竹島」と「尖閣」を奪取しに来ることへの備えを説くべきじゃないか?

自衛隊も、本来の任務に専心させるべきで、「経費がただだから」と災害派遣で隊員を酷使している場合じゃないと思うが…

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若者たちの心をつかんだグレタ発言

前回のブログに、行政府は自衛隊を酷使しすぎる!と書いたが「自衛隊加わり7歳女児捜索 山梨・道志村のキャンプ」という記事が出た。

「人命救助だから…」と断れないのだろうが、そもそも“閑をもてあまして遊んでいる”わけではない。頼られるのもいいが、自衛隊の本来の任務は、国土防衛にある。

自衛官がいろんな分野で活躍すると、「公私混同だ!」と一部のメディアが騒いだものだが、ならば自衛隊法に則った活動をさせてほしいものだ。

 

処で、未だに各国のメディアは、フェイクニュースを流して恥じないようだ。今朝の産経主張欄は、【英タイムズ紙が、英軍人で作るラグビーチームによる靖国神社参拝に対して、ポール・マデン駐日英大使が注意したと報じた。これに対して英大使館は公式ツイッターで「大使は、神社を訪れないようにと誰かに指示したことはありません」と否定した。

(中略)英軍ラグビーチームは、防衛省が主催した「国際防衛ラグビー競技会」参加のため来日した。戦没者の追悼は世界中の国々で行われている。第二次世界大戦で戦った英軍のチームの参拝を知った多くの日本国民が感謝している。

 ところがタイムズ紙は「戦争犯罪者の神社を訪問した」と伝え、英大使からチームのリーダーが「いかなる神社にも訪問しないように言われた」と報じた。

 英軍チームは、靖国神社の鳥居前での写真をツイッターに投稿していたが、批判的なコメントが寄せられ、削除してしまった。

 一方、英大使館は公式ツイッターで「英国政府は靖国神社参拝に関して様々な考えがあることを理解しています」としつつ、どの神社であれ訪問しないよう大使が指示したことはないと説明した。

 タイムズ紙が、靖国神社軍国主義とアジア侵略のシンボルと否定的に捉え、さらに英大使の発言を誤って報じたとすれば、フェイクニュースといわれても仕方あるまい(以下略)】と報じたが、単なるタイムズ紙の“虚報”だったのか?

どうも“虚報”の裏には日本?のメディアが“虚報”を報道させ、それを利用しようとしている気がしてならない。案の上、タイムズ紙の報道は【日本や英国だけでなく、その他の国へも広がった。韓国の新聞、通信社なども取り上げた。韓国有力紙の中央日報(日本語版)は、「駐日英国大使が叱責」などの見出しで、タイムズ紙の報道を引用した。そのうえで、中央日報歴史に対する無知が露呈する姿を見せた」と、参拝した英軍チームを厳しく非難した】という。

 産経は【事実と異なる反日的な報道が内外を独り歩きすることが繰り返されてはならない】と結んだが、“虚報”を利用して、自己主張する“輩”は後を絶たない。

マ、“紳士の国”英国と言っても、自国の王室を貶めて恥じないタブロイド紙が蔓延っているのだから、何処の新聞記事も唾つけて読むに限るが、靖国神社は日本人の魂である。他国がどういおうと何も恐れることはない。それにはまず、首相自らが英霊に敬意を表し、率先して陛下の御親拝を実現するよう動くことである!

 

処で今注目されているのは、国連の気候行動サミットで世界のリーダーたちに向かって「How dare you(よくもそんなことを)」と“喝”を入れたグレタ・トゥンベリさんだろう。

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朝日デジタルから

彼女はスウェーデンの16歳の高校生で、去年8月にスウェーデン議会前で一人で座り込みを開始。今年1月には世界経済フォーラムに出席。3月にノーベル平和賞にノミネートされ、9月20日には160カ国以上で行われた約400万人の大規模デモに参加した、いわば、スエーデンの“ジャンヌダルク?”である。

トランプ大統領ツイッターで「彼女はとても幸せな少女に見える。明るい未来を心待ちにしているようだ」と発信したそうだが、意味不明だとTVは喧しい。それよりもわが“環境大臣”の“セクシー発言”はいただけない。

彼女は並み居る列強の首脳たちに向かって、「あなた方は、金の話や永遠の経済成長というおとぎ話ばかり。よくもそんなこと言えるわね」と批判したが、大した度胸である。

彼女はニューヨークへは、飛行機は使わず、ヨットで大西洋を横断して参加したというから有言実行の勇気ある少女だと見た。

彼女の活動を知った世界の若者たちがこれを支持して大きなうねりとなり、世界150か国で400万人以上が抗議したという。

 

今年の6月9日に「逃亡犯条例」改定に200万人が集まって抗議集会が開かれた香港では、その後林鄭月娥行政長官が条例撤回と発言したものの、大陸共産主義の支配に反対する香港人の決意は変わらず、未だに収束していない。

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インターネットから

大体1国2制度などという、いい加減な制度を廃止しない限り香港人の抵抗は続くだろう。

 

世界情勢を眺めていると、やはり「現代を取り仕切る大人たち」の私利私欲、我利我利亡者ぶりと、いい加減な口約束でその場をごまかすやり方に、若者たちが“遂に切れた!”というべきだろう。

スポーツ界は若い肉体が優先するとはいえ、知恵も行動も、今の子供たちの方が数段優れているように感じる。

そんな“未成年”達が、歳だけとって格好をつけて威張り散らす“大人たち”の姿に愛想を尽かしたと言えるかもしれない。

やがて世界中の青年たちが、大同団結して自らの新世界を建設していくのだろう。

「老兵は消え去るのみ…」という言葉が、身近に感じられるニュースである。

 

届いた書籍のご紹介

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雑誌「丸」11月号

幻の空母『信濃』が目を引く。大和型戦艦の3番艦だったが、戦争の必要性から≪空母≫に転換された。しかし航空機は消耗しており、操縦員も足りなかった。何ともちぐはぐな作戦になったが、現場は真剣だったのだ。これも将来戦の自覚がなかった証拠だろう…
 

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≪Hanada]11月号

今月も「韓国大統領」の顔写真が出ているが、食傷気味だ。それよりも「小泉進次郎山本太郎も政界の泡」が面白い。見ている人は見ているものだと感心する。

韓国に関しては、平成27年3月に、雑誌「正論」が、「日韓併合の事実と韓国の過去・現在」について特集を組んでいる。参考にすべきものだろう。

 

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ご参考まで

備えなければ斯くのごとし!

台風15号の影響で、千葉県で発生した大規模停電は23日で2週間になったが、依然として約2300軒(22日午後10時現在)が停電しているという。ピーク時(約64万1000軒)の1%以下になったとはいえ、停電だけではなく給水も解消されてはいないのだ

三沢時代に、東北電力の三沢所長がおもしろい話をしてくれたことがあった。

百石駅前で通行人に「今停電が起きたらあなたはどうしますか?」というアンケート調査を実施したところ、ほとんどの人が「何もできねーから炬燵にでも入ってテレビでも見るか」と答えたというのである。

「炬燵もテレビも電気」だと言うと「あそうか!じゃあ何もできねーべ」と驚いたというのだが、所長は「如何に三沢管内では停電が少ないか!」という証だと自慢したかったらしい。しかし私は国の安全保障にも共通していると慨嘆した事を思い出す。

 丁度来訪された予科練出身で、黒石市林野庁に努める先輩にこの話をすると、「司令さん、東北電力もそんなことは言っておれなくなる。送電線が張り巡らされた林野は、どんどん死んで行っていて、鉄塔が倒れても修理できなくなるから停電は頻発するだろう。

 今のところうちの職員らが現場に入って灌木などを伐採しているが今の若い者は苦労したがらねえから、この先はドンドン原野が荒んでいき、電力会社じゃ修理は出来なくなると思う」と語ってくれたことがあったが、今回はその通りになった。

 今回の千葉の停電、復旧を阻む「真因」は「荒廃した山林の倒木が電線を切断、難工事に」なっているからだと次のような記事があった。

【山あいのこの地区では台風による倒木が高圧電線を切断してしまい、電気が届かない状態が9日間にわたって続いていた。この日、東電パワーグリッドの指揮の下、協力会社の「東配工」が9台の車両と20人近い社員を投入し、停電の復旧に漕ぎつけた。

 復旧の行く手を阻むのは、作業の難しさだけではない。山林の所有者と連絡がとれず、やむなく作業着手を優先。終了後に別途、伐採の了承を得ることにした。

 さらに、現場近くにある民家への引き込み線にも木が覆いかぶさっている。そこには車両が入れないため、はしごを使いながら時間をかけて倒木を撤去していく。1軒の停電を解消するために、多大な労力が必要だ。

 経済産業省の推定によれば、今回の台風による電柱の倒壊は約2000本にのぼるとされる。電線の切断箇所に至っては、どれだけあるかはっきりしていない(略)停電多発の背景には山林の荒廃がある

とりわけ重要な平時からの整備がなされず、手入れのされていない山林が目立つ。

 電柱が立っている場所については、地権者との間で3年ごとに契約更新手続きがある。更新手続きがあれば、地権者の状況を確認でき、周辺の樹木の手入れも行き届きやすい。

 だが、電柱の間を結ぶ土地については所有者の把握が難しく、災害が起こるたびに復旧作業の難しさが顕在化する。(略)防災対策に詳しいある大手電力関係者によれば、「電力会社の復旧作業は、高所作業車など工事車両による作業が主だ。大規模災害時は電力会社が所有していない大型重機で道路を切り開く必要がある。その手配により、復旧時間が左右される。そのため、自治体や建設業界、森林組合などとは平時から意思疎通を図り、地域防災訓練への参加など、緊急時対応の準備をしている」という。早期復旧するために、日頃からどんな準備をしていたのか、今後、検証のテーマとなりそうだ

 千葉大学大学院園芸学研究科の小林達明教授によると、今回の大規模停電には、「山林の手入れがおろそかになっていることが大きく影響している」

 気候変動の激化で台風の威力が増す中、私たち電力のユーザーは、国土保全の大切さを改めて思い知らされている

 

 そして人智を超える(想定外)の事象が起きると、政府はいつも「自衛隊員を現場に投入する」し、国民もそれを期待している。

 今、現場に出動させられた自衛隊員は、慣れない樹木の伐採作業や家屋へのブルーシートの設置作業をさせられているが、防衛研究家の桜林美佐女史は「自治体組織や民間でできることとの識別を速やかにしていく必要はある」としつつ、平成29年の九州北部豪雨で大きな被害が出た福岡県・東峰村の村長が【「林野庁がその英知を駆使し、災害を防ぐための計画的な間伐と植林を行うことが必要だといいます。かつては林業に従事する人が多くいたものの、近年は「山林では食えない」ということでほとんど辞めてしまっているようです。「国の事業として、循環できる山づくりをしないと同じような災害がまた起きてしまいます」と、村長が警鐘を鳴らし、大量の流木による被害が出た根本的な原因について、林業に知見のある村長は「山が死んでいる」と表現されました】とブログに書いている。

 そう、バブル時期にゴルフ場建設で荒らされた日本の山々はその後も「死んでいる」のだ。ある意味“山の神の怒り”だと言えよう。

 

 一方、岩手医大は21日、盛岡市内丸の旧病院から岩手県矢巾町医大通2の新病院に入院患者114人を一斉搬送したというが、その際も救急車や自衛隊の車両に患者を乗せて運んだという。今度は病院の移転に自衛隊を利用したのだ。人命にかかわる…と言えば「葵の御紋」を示すようなもの、移転計画は事前に早くから判っていただろうが、とにかく自治体も政府も“気軽に”自衛隊を利用しすぎないか?

 厚生省と言えば、豚コレラや、鳥インフルなど、家畜に被害が出るたびに、自衛隊に白衣(防護服)を着せて死体の処置をさせたがる。そのくせ自らやるべき仕事には穴だらけ!

 この際いっそ農水省林野庁)も厚生省も、もちろん外務省も、省員の給料分を防衛省に差し出すべきじゃないか?

そして次は国土交通省だろう。

 報道によれば、【台風15号の影響で東京湾内に停泊していた大型船345隻のうち107隻が、いかりを下ろした状態で流される「走錨(そうびょう)」の兆候があったことが、第3管区海上保安本部への取材でわかった】とある。

 東京湾は海の要衝である。海ほたる初め、交通の大動脈も通っている。そんな場所で、「走錨」した大型船舶が引き起こす災害は致命的になりはしないか?

『想定外』という言葉は、人智の限界を示すものだが、今の役所は、人智を尽くさずして「まあまあ、なあなあ」で事足れりとしているように感じられる。自分の知恵が及ばないとすぐに「想定外」といって逃げている。

 

 まあ今回の台風による強風では、我が家も2階ベランダまで這わせたモッコウバラが、折れて落下した。もともと太くなり過ぎていたので、伐採しようと計画していたものだが、後期高齢者だから高梯子での作業に根気が続かず、中途半端に“放置していたもの”だ。

 しかし、折れた枝の始末には4日以上もかかった。それは市の規定によって「可燃物」として出さねばならないから、家内と二人で4日がかりで枝を寸断して、大型ごみ袋で14袋以上も始末したからだ。 

 ごみ収集員には申し訳なかったが、ひとまず終了したので、ブログを再開したところ。

 何とも、近代文明社会で生活することは息苦しいものだと痛感した。その上この国は、いたるところで法治国ならぬ『放置国家状態』がまかり通っている

今回は天から「備えなければ斯くのごとし」を体験させられた次第。

 

届いた書籍のご紹介

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時宜を得た特集が並ぶ。とりわけ巻頭言の志方先輩の一文は、フェイクニュースの根源を突いたものだろう。

何かというと評論家やメディアは「大統領選挙を意識した行動」だと書いて誤魔化す。次の巻頭言が参考になる。

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レッドブルエアレースは興味深い。松島基地航空祭も、好天に恵まれ、事故もなく終わったようで何よりだった。

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「籠池家を囲むこんな人たち・籠池佳茂著:青林堂¥1400+税」

一時期、反安倍闘争の題材にされた籠池論争の裏話。とにかく左翼は「反安倍」というとなりふり構わず自陣に取り込み、賞味期限が終わると次の獲物を狙って切り捨てる。

その実態が克明に描かれていて面白い。著者は籠池家の長男である。おそらくこれからも本人は何らかの”いやがらせ”に遭うだろうが、正義は勝つの信念で進んでほしいと思う。

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「神ドクター・松下正著:青林堂¥1700+税」

著者は鎌倉に住む整形外科の専門医である。空中格闘戦に燃えて訓練した過去の後遺症の椎間板ヘルニアで、最近朝起きるのがつらくなってきたから、近ければ一度受診したいものだが…

「魂は必ず進化・成長する」と氏は言うが、私のような後期高齢者極まれり!では難しいのかも。

しかし、最近は現代科学よりも、自然界の教えにひかれている毎日である。

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 友人の武田頼政氏の編集によるファントムの写真集である。これが最後の写真集になるのだろうが、懐かしいこと限りない。

20年前までは、「いざ鎌倉」の時には老兵も勇んで参加!と思っていたが、寄る年波にはかなわないと痛感する日々。

こんな「化け物」に乗って、高度60000フィート以上、超音速から速度0、0Gから7Gを超える世界で粋がっていたのだ、と思えば、椎間板ヘルニアもやむを得ないと諦めざるを得ない。

しかし”組織”には、そんな世界で苦労している国家公務員特別職がいることを忘れず、しっかりとケアしてほしいと思う。

さようなら、韓国!

 7月初めに我が国が“ホワイト国”から韓国を除外する決定をした時、文大統領は事の真相も確かめないまま、罵詈雑言を発して日本政府を非難した。

 事の成り行きを眺めていた私は、7月5日のブログに「日本政府の『堪忍袋の緒』を切らせた韓国」と書いて、いつもは“大人しい我が政府”も遂に堪忍袋を切ったと書いたのだが、日本政府と言うよりも「日本国民」の方が適切だったろう。

 続いて7月10日には「韓国の“自壊”が始まった」と書いたが、あれから2カ月弱、韓国の言動にはあきれるばかり。

 米国に“訴え”てみたり、国際機関に訴えたりと、まるで駄々っ子同様な荒れ方で、国際的に顰蹙を買いつつあるが、それでもご当人らはわかっていないようだ。

 しかし大方の日本国民の意見は、産経の「目線」に集約されていると言えよう。朝日と毎日は当然逆だろうが・・・

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 この問題に関しては、静観するに限るとみていたのだが、9月1日の「新聞に喝」欄に作家の門田隆將氏が次のように書いたので日本の新聞?の態度が気になっていた。

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 しかし、今朝の産経に驚くほど奇妙な記事が出ていたので驚いた。新聞ではなく、週刊ポストが韓国特集を組んだところ、「同紙に連載を持つ作家らから批判が相次ぎ、編集部が謝罪コメントを出したと言うものあった。

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 そこでクレームを付けた“作家”らについてWikipediaを調べてみると、こうあった。

1、作家の深沢潮さん:(東京都生まれ[2]。両親は在日韓国人で、自身は結婚・妊娠を機に日本国籍を取得した)とある。

2、思想家の内田樹さん:(『最終講義』韓国語版お読み頂きまして、ありがとうございます)と書籍のあとがきにあると言う。

3、作家の柳美里さん:(在日韓国人の小説家、劇作家である。国籍は韓国)とある。

 何のことはない、3人とも韓国に深いかかわりがある“有名人”じゃないか!韓国人だから母国韓国の肩を持つのは当然だろう。朝日も毎日も多分そうなのだ。

 週刊ポストの編集部は、どんな「配慮に欠けていた」として謝罪したのだろうか?こんな軽率な行為が今まで韓国人を思い上がらせてきたのだ。編集部は、こんな時こそ「駄目なものはダメ!」と叫んだ土井たか子氏の行動に学ぶべきだったろう!

 当の3人は、韓国関係者だから記事が不愉快だったかもしれないが、事実は事実だろう。どこがどう「差別」だから見逃せないというのか

「人種差別と憎悪をあおるヘイトスピーチ」と批判するが、大統領や閣僚たちが日本の天皇に対して吐く妄言は一体なんなのだ?

 言論に携わる“有名人”なら、相手の言論の自由を奪ってもいいのだろうか?これこそが「差別」であり”ヘイト”であり、思い上がりの典型じゃないか?

 

 次の雑誌はWⅰLL別冊だが、是にもクレームをつける気だろうか?もしそうだとしたら、その内容をよく分析玩味し、反論を提出すべきだろうが、出来はしまい。

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 そう、タイトルにあるように『日本人と韓国人は全く違う民族』なのだ。その違う民族の“代表?”として御三方は、異民族が住む“日本国”で文筆活動をしているのだから、違う民族!として扱われても当然ではないか?

 話は変わるが、「派遣型マッサージ店の30代女性従業員に乱暴したとして、強制性交罪に問われた元俳優、新井浩文本名・朴慶培=パク・キョン)被告(40)の初公判が2日、東京地裁で開かれた。同被告は「暴力は一切やっていない。(性交は)同意があったと思う」と無罪を主張」したと報道されているが、作家や思想家、俳優まで、異国に出稼ぎに来ているのに、何とも厚かましくはないか? わが国には「郷に入らば郷に従え」と言う言葉もある。郷に入りたくないのであれば、母国に帰るべきだろう。

 恐らく“本国”では稼げないから異国で活動しているのだろうが、せめて「通名」はやめて『本名』で通したらどうだろう?母国に誇りを持っているはずだから…

 

ところで、韓国の問題はどうでもいい。

 私が気にしているのは、支那人初め、“外国人”がいとも易々とわが国内に定着化することである。

 次の記事「風を読む:祭りに見る近未来日本の縮図」と言う論説副委員長・佐々木類氏のコラムを読むがいい。

 

【祭りの後の寂しさも癒え、小さな秋の気配を感じる季節となった。今年もまた、日本の夏を彩る祭りが各地で開催された。

 博多祗園山笠もあれば、青森ねぶたなど東北三大祭りもあった。テレビで見ると行った気分になる。茶の間で日本の夏を楽しんだ。

 

 一方で物足りなさも感じ、8月17日夕、埼玉県川口市で開かれた盆踊り大会を取材を兼ねて見に行った。入れ墨をした人や北朝鮮の国旗をあしらったTシャツを着た人もいた。緊張の夏である。

 

 JR京浜東北線蕨駅から徒歩5分のところに会場はあった。1号棟から15号棟まで約5000人が住む芝園団地だ。昭和53年に日本住宅公団(現在のUR都市機構)が建てた賃貸住宅でその大半が中国人だ。平成27年11月、川口市芝園町の人口は、初めて外国人住民が日本人を上回った。

 櫓の周りで自治会の婦人らが盆踊りの輪をつくる。それを屋台で買った羊肉の串焼きを食べながら、外国人住民らが物珍しげに眺めていた。中国人の子供らが一部、浴衣を着て見よう見まねで踊っていた。大人はといえば、櫓の設営には参加しないが、高額商品の当たる抽選会には並んでいた

 自治会長の真下徹也さん(74)によると、ゴミの分別収集は問題なくなったが、深夜早朝の話し声による騒音や階段、踊り場での糞尿(ふんにょう)、トイレの水を流さないことによる住居内の異臭は、減ってはいるがなくならないという

 役員の一人は「課題の多い団地であることは間違いない。日本人と外国人は共存していても、共生までは至っていない」と語り、“静かなる分断”の解消に頭を悩ます。

 

 祭りの司会で通訳をしていた役員の楊思維さん(29)は、「自治会に入ろうと思う中国人はいませんよ。母国ではそんな習慣はありませんから。でも入って仲良くしてほしいですね」と語る。

 楊さんは、中国四川省出身で、寧波大、埼玉大院を卒業・修了して日本の専門商社に勤務する。

 

 芝園団地で見た光景は一見、自分が幼少期を過ごした社宅に雰囲気が似ていた。子供や妊婦が多く活況を呈していた。違うのは、その多くが外国人だったということだ。近未来の日本の縮図をそこに見た気がした。

 

 何あろう、これは文化破壊であるとともに、一種の侵略である。

 ご先祖様が営々として築いてきた日本の伝統文化を“異邦人”らが破壊していく様子が現実のものになっている証拠である。

 四川省出身で通訳をしていた若い楊思維さんははっきりと断言しているじゃないか!

自治会に入ろうと思う中国人はいませんよ。母国ではそんな習慣はありませんから」。そして付け加えている「でも入って仲良くしてほしいですね」と言う言葉は、自分らに都合がいい解釈なのである。日本人はこれに騙され続けてきたのだ。

 今香港を見るがよい。チベットは既に救いようがないが、あのウイグル中共政府が組織的に文化破壊どころか、人種滅亡を進めている。まさに「現代版ヒットラー」の出現なのだ

 にもかかわらず、大国のどこも救援しようとはしない。国際連合と言う奇妙な組織の「国際公務員」等は、自分の保身に汲々としているだけで、生産性がない。

 やがて今のままで行けば、日本はチベットウイグルと同様に“処分”され、かってのユダヤ人と同様にガス室送りになることは避けられまい。国民の一部は、その時は安保条約があるじゃないか!と本気で思っているようだが、極楽とんぼも極まれり!である。

そうなる前に手を打つのが政府だが、政治家もお茶の間芸人並みで頼りないこと甚だしい。拉致事件を見ればわかるじゃないか…法治国家ではなく、放置国だという事が。