軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

2005-07-01から1ヶ月間の記事一覧

映画「ヒトラー・最後の12日間」と『自民党・最後の12日間?』

久しぶりに家内と映画を見た.観客の7割は老・壮年層であったが,中には若い男女,それもセーラー服姿の真面目な女子高生もいた.監督,オリヴァー・ヒルシュビーゲルの演出と,主演のブルーノ・ガンツの演技が見事で,2時間半が短く感じられた.ヒトラー…

くじらと牛と警察官!

昨日テレビを見ていたら,鯨が岩場に嵌って動けなくなり,何とか救助しようとしたがついに死亡したので,沖に廃棄するのだという.どうして解体して『食べない』のだろう?その方が鯨にとっても「供養」になるのではないか?勿体無い! 終戦後,食糧難の時代…

拉致被害者救出には『自衛隊』しかない!

六カ国協議が再会されたが,所詮自国の「国益」が最優先であり,他国の「事情」なんぞ気にも留める筈はない. 米国の優先事項は『核拡散防止』であり『アジアの安定』である.ロシアは『お付き合い』程度であろうが、韓国の願いは『半島で戦争が起きない事と…

対中ビザ拡大.中国人の日本旅行ブームの兆し?

産経新聞によると,日本政府は25日から中国人団体旅行客のビザ発給地域をこれまでの3直轄市5省の8地域から全土に拡大した.これを受けて日本旅行ブーム到来の兆しも見えている、と言う.勿論『不法滞在者増加につながる』との懸念も強いと言うが,中国…

中山文科相『慰安婦問題で支持メール公開』

『従軍慰安婦』という言葉はなかった,と発言した中山文科相が,福岡市で開かれた講演会で,自分の発言を支持する電子メールを読み上げたと言う. 『従軍』慰安婦などと言う言葉があろうはずがない.『従軍記者」『従軍看護婦』『従軍画家』…などはあったが…

「自決強制」真相が語られ始めた!

今朝の産経新聞は、「大戦末期の沖縄戦で、日本軍の命令で住民が集団自決を強いられたとする出版物の記述は誤りで、名誉を毀損されたとして、当時の守備隊長と遺族が著者でノーベル賞作家の大江健三郎氏と岩波書店を相手取り,損害賠償を求める訴訟を大阪地…

新型レーダー配備記事

日本人の国際感覚は,小、中学校で教え込まれた「地図」が悪影響を及ぼしている!と言うのが私の持論であったし今でもそう感じている. 外務省に出向していたころ,私は「米ソ間の戦略兵器制限交渉(SALT)」の主担当であったが,当時米ソ間で問題になっ…

英国同時多発テロ・続報

産経抄は「ロンドンテロ」で「英国人の『やせ我慢』は筋金入りである.二度目の同時爆破テロでもうろたえない」。第二次世界大戦のドイツ空軍機によるロンドン爆撃で,「大破した百貨店は『入り口を拡張しました』と張り出したそうだ。…じっと我慢のジョン・…

危険な中国軍将官たちの発言

今朝の産経抄は「中国人民解放軍の朱成虎少将が『米国への核攻撃も辞せず』と欧米記者に発言して、おとがめなし,少将の威嚇発言は狂気のさたではない」と書いた. 私は退官直後に,ソウル,台北,北京を回って,現役や退官軍人達と意見交換したが,短期間で…

サハリン(樺太)を我が統治下に!

今朝の産経新聞は「日本のエネルギー供給源として期待されるロシア・サハリン沖の原油天然ガス事業が,鯨問題で思わぬハプニングに直面している」と報じた.鯨の繁殖地を迂回するためコストが増すという.日本からは三井物産と三菱商事が出資しているそうだ…

『手を出すな!!』

続く10月に台湾などの活動家を乗せた41隻の船団が,再び尖閣列島の領海内に侵入した.そしてその内の4人が上陸に『成功』したのであったが,その後私の部屋に第11管区本部長が来室されたとき,巡視船上から撮影されたVTRを見て,涙がでそうになっ…

「警戒態勢」から『人命救助』へ!!

今朝の産経新聞を広げて驚いた.海上保安庁が全面見開き広告で『海上保安官の使命』について広報していたからである.一瞬海自主役の映画『幻のイージス』に対抗したのか?と思ったほどだったが,海の日を記念したものらしい. 曰く,『海上保安庁の任務は,…

高速自動車道の『最高速度制限』と交通安全について

連休を利用して,御先祖様の墓参りに東北自動車道を走ってきた. 時々感じていた事だが,今回は特に『疑問』に感じたので書いてみたい. それは,『最高速度制限』の意味と安全との関係についてである. 自動車の性能は日ごとに向上して、高速自動車道が出来…

ロンドン連続テロ事件の『恐怖』

ロンドン警視庁は,先日のテロ事件の実行犯を特定した.「情報」機関が発達した英国らしく,着実に事件を解析し一週間という短期間に犯人を特定したのは流石である. 実行犯は,パキスタン系英国人とされるが,いずれも現場で死亡した可能性が高いという.つ…

『南京虐殺記念館』の幻

中国が,『抗日記念館』をリニューアルし展示品を増加している、という産経新聞の報道を見て,未だに執拗に『反日プロパガンダ』を継続しているのを,手元の資料から一部引用して『反論』してみた.この『事件?』は,日中戦争たけなわの時には,些かも報道…

南京事件について(その5)

「南京における日本軍の衛生活動」大阪朝日新聞北支版(昭和13年4月16日)の林田特派員による南京便りを引用する。「仕事は死体整理 悪疫の猖決獗期を控えて 防疫委員会も大活動」「戦いの後の南京でまず整理しなければならないものは敵の遺棄死体であ…

南京事件について(その4)

前回に続いて大阪朝日新聞(昭和12年12月10日)の記事を続けよう。『狂う支那軍の大破壊 外人の専門家呆れる』「(ニューヨーク特電8日発)ニューヨーク・タイムズ紙南京特派員は、まさに陥落せんとする南京にある専門家の視察を8日次の如く報道して…

南京事件について(その3)

「南京周辺の文化保護措置と支那軍による破壊」に関する、昭和12年12月1日付の外務省情報部長の談話を、同じ東京裁判却下未提出裁判資料から引用する。 「12月1日付ジャパン・アドバタイザ−紙掲載の二つの記事は、期せずして、人類にとって貴重であ…

南京事件について(その2)

上海方面陸軍最高指揮官松井石根大将が「支那民衆が東亜の道義に還り三省すべきことを戒告した」談話、『中華民国人士に告ぐ』を、東京裁判却下資料から転載する。1、最近北支事変の勃発と共に、日支間の感情、頓に激発し、勢いの赴くところ、ついに戦線を…

南京事件について

産経新聞によると、盧溝橋郊外の「中国人民抗日戦争記念館」で、大規模な対日戦争史の展示会が開幕し、日中戦争に関する史料など約800点が展示され,『婦女暴行』や『児童殺害』など,旧日本軍の残虐性を強調した写真も多数展示されているという。 中国外…

我国もテロ攻撃に備えよ!

ところで,米・英と共にイラクで復興支援活動に貢献している我が日本も,安閑とはしておれないのは当然である.メディアの中には,それを期待しているところもあるようだが,テロは相手を選ばない.国家機関と一致団結して,毅然と対峙しなければ,相手の思…

テロリストは焦っている.

サミットが開催されている英国の首都・ロンドンで,7日朝同時爆破テロが発生した.産経は33人死亡,360人負傷と報じているが,JR西日本の事故の様に,死傷者は今後増えるに違いない.サミット開催中という事もあって,ロンドンの警備が手薄になった…

盧溝橋事件の真相を示す著作紹介

平河総研のメルマガに,大東亜戦争に関する研究中の論文を発表しているが,熱心な読者から『盧溝橋事件について,明確な文書でその張本人は中国共産党であった事が立証できれば、それは日本の教科書に書かれるべきだ』と言うコメントが届いた. そこでこのブ…

北京の『抗日記念館』の実態

今朝の産経新聞は中国が『愛国宣伝』を激化していると報じた.今日は盧溝橋事件記念日、『北京市郊外の盧溝橋近くにある抗日記念館は,展示を大幅に拡張して再オープン,記念行事を行う』という.1998年7月,私は北京を訪問して,盧溝橋事件の現場やこ…

政界再編の始まり?か.

私は郵政法案の中身については良く理解していない.これが成立して,やがてこの国の3兆円にのぼる郵貯がハゲタカファンドに搾取され,預金者がホームレスとなって各地の公園でダンボールの中で生活するようになるのか、あるいは民営化の成果が出て,世の中…

指揮官と幕僚の関係

軍事組織においては,指揮の権限と幕僚の補佐が重要であり,これがうまくいかなければ戦に負ける.つまり「部下を殺す」ことになる.だから将校は常に「教養」を身につける努力を怠れないし,段階的に各種学校で強制的に教育される.自衛隊でも幹部学校で徹…

郵政法案採決に思うこと

最初にお断りしておきたい.プロフィールの顔写真を更新させて頂いた.理由は,後輩達から『空中給油?』を受けているからか、はたまた若手読者から「団扇」で扇がれているからか,高高度飛行が続いているので、ファントム飛行隊長時代に戻ったように思え,…

多数決の原理とは何か?

今回の43・99%という投票率から大雑把に勘定すれば,当選した議員の一人は,ほぼ有権者の10人中平均2人の支持しか受けていないという事になる. 以前行われた千葉県知事選挙で当選した知事も、投票率から換算すると,千葉県内の有権者総数の2割程度…

「主権在民」のはずの国民が…

民主主義とは『主権在民』、つまり人民が権力を所有し,自らこれを行使することだと教えられた.ところが今回の東京都議選では投票率は43・99%であり,都議選史上二番目の低さだったという.以前行われた千葉県選挙もその程度の投票率であった.いや,…

「サンデープロジェクト」

久々に見たが,何ともはやこの番組は司会者の独壇場で,彼の意に反する者は登場できないだろうし,反論すると意見を封殺されそうである.それなのに参加しているのは,仕事だから仕方ないのか,意見が同じだからだろうか?どちらにせよ本音の意見が述べられ…