軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

改めて、熱心なコメントに感謝!

29,30日と、先祖の墓参りに東北を旅行してきた。梅雨前線がちょうど北関東から東北地方で「暴れる」との予報だったが、私は現役時代からあまり「予報」を信じていない?。福島にある、私が退職金の第一号として建立したご先祖と両親の墓にお参りすると…

気分を変えて!・・・書籍紹介

兵庫県知事の件については、県側の不手際が証明されつつあるようであるから、防衛庁・自衛隊は黙々と所定の訓練に励んでもらいたいと思う。 メモ“事件?”についても、そろそろ関係者たちがあせり始めているようで、意外な結末が待っているように思われる。私…

おかしいぞ!兵庫県知事

熱心な「憂国のコメント」を読んでいると、日記を書く時間がなくなるほどである。 今日はJGSDF氏が指摘していた、日本海での自衛隊の訓練のことを書きたいが、その前に一昨日からの所見を書いておきたい。25日は、夕方に私のブログの読者で軍事につい…

何かがおかしい!

ようやく書斎の「床」が現れて、パソコンまで自由に出入りできるようになった。注文した「書棚」が届くのが、8月初めだ、というから、それまでは収納も完成しないから、なんとも不自由だったのだが、思い切ってアルバムや古い資料を「廃棄」したので、やっ…

“天皇のメモ”公開の裏に見え隠れするもの

いわゆる“天皇の発言メモ”に関する国民の関心は高く、私のブログのコメントも活況を呈しているが、実に「冷静」であることが頼もしい。「日経新聞は墓穴を掘った」という意見もあったが、多分当たっているだろう。 例のNHKと朝日新聞の「論争」以来、朝日…

“反安倍勢力”はあせっている!

昭和天皇の「メモ」をめぐって、いつものメディアを中心にマスコミ界は侃々諤々だが、今朝の「サンデープロジェクト」は時間制限がありはしたが、その裏をよく読みとることが出来た。 前段で、総裁選をめぐる件で武部幹事長を「つるし上げた」司会者は一体何…

昭和天皇御発言“メモ”の信憑性

日経新聞が、『メモ』の存在をスクープしたことなど、全く知らなかったが、このブログで多くのコメンテーターが意見交換していたので、今朝の新聞に目を通してみた。 昨日のコメンテーター『7743氏』の『重大な疑問』は大変参考になった。 時系列的に見…

ニュースに拾う

日本列島を襲った豪雨の被害が広がっている。特に長野県は酷かったようだが、次の県知事さんが「治山治水」を念入りにされることを期待したい。県民はそれを望んでいるだろう。ところで、世界は急激に「不安定化」に進んでいるように感じる。 中東の「戦争状…

中朝は決別する?

サンクトペテルブルグを訪れた胡錦濤主席が、満面に笑みをたたえてブッシュ大統領と握手したシーンを見て、金さんは激怒したに違いない、と思った。胡錦濤主席は、前回の訪米時に「そっけなかった」ブッシュさんを追いかけて、極力「軽快」に振舞った感があ…

「軍事学講座」に対するご意見に感謝したい。コメントの一つ一つが大変参考になる。さらにご意見を集めて、何らかの成果を導きたいものだと思っている。

北朝鮮は孤立した!

国連決議は、理事国全員が「とにかく」ひとつの結論を導き出した。常任理事国が一致して「同一票」を投ずることは滅多になく、その存在意義が問われていたのに、今回の「結果」は、非常に興味深い。 各国の「国益・戦略・思惑」「日本外交の成果」などについ…

妬み?それとも嫌がらせ?

今日は珍しく二本ブログを書く。 転居の整理をしていたところ、またテレビ局から依頼があって、こんな田舎まですでに≪迎えの車≫が向かっていると言うから断れない。やむを得ず≪拉致≫されて、久しぶりに「新橋の雑踏」まで出かけてきたのだが、今回のミサイル…

軍事学講座の必要性

テポドン効果?で国内は「沸いて」いる。防衛庁長官が「敵基地攻撃能力保持の必要性」を発言したとかで、テレビのコメンテーターは興奮しているが、その結論は、昭和31年の鳩山内閣時代に決着している。問題は、その後「専守防衛」が先走りして、全く「そ…

安保理決議、中国はどう出るか?

岡崎研究所と、上海国際問題研究所の会議を終えて帰宅した。 今回の会議は、例年11月以降に行っているにもかかわらず、急遽上海側からの要望で、半年前倒しにしたのであるが、たまたま北朝鮮のミサイル事案が発生したので、ある意味でわが方にとっては絶好…

テポドンの波紋

コメント欄では、熱心な「協議?」が続いていて、教えられることが多い。それほど関心が高かった証拠であろう。 私は5日の夜に、チャンネル桜の「防人の道」で、井上キャスターと「防衛漫談」を予定していたのだが、北朝鮮がミサイルを発射したので、急遽そ…

北のミサイル発射に「情報収集」で対抗?

北朝鮮が、やるに事欠いてミサイルを5発も発射したと言う。政府は「安保会議」を開いて、情勢を検討中だというが、長年「対抗手段」を欠いてきたわが国としては、これぐらいが関の山だろう。いつも思うのだが、北朝鮮の「不審船事案」のときも、政府では「…

中国の“焦り”

今週中に25枚の原稿を書かねばならず、ブログを数日「サボった」が、ようやく素稿を書き上げた。現役時代に体験した「F−1戦闘機」の思い出話を雑誌社から依頼されたのだが、「空飛ぶダンプ」と呼ばれたファントム戦闘機から、国産で推力不足気味の「華奢…