軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

相次ぐ閣僚失言

今朝の産経新聞5面に「閣僚失言・幹事長が官房長官を指導」とある。「自民党の中川幹事長が30日、塩崎官房長官らを幹事長室に呼び、相次ぐ閣僚の問題発言を厳重に注意した」そうだが、こんなことでは安倍首相も美しい日本造りに邁進できないことだろう。自民…

勇気ある教師

民主党のコマーシャルには多くの人が“呆れて”いることが分かったが、確かによく見ると面白い。コメントにもあったが「波に彷徨う日本丸?」の舵を握っていた船長が、時化で吹き飛ばされて“舵を手放す”シーンと、叩きつけられた船長を救った二人が、波に翻弄…

中国人の“法観念”

久間防衛大臣のこのところの発言は聊か気になる。メディアに集中的に「監視」されていることぐらい気がついてもよさそうなものなのに・・・ 今回の沖縄普天間問題に関する発言などは、郷里に帰った安心感からか勇み足だったようだが、沖縄県知事の権限などに…

閣内不一致?

今朝の産経抄は、久間防衛相のこのところ続く不可解な発言を取り上げて、安倍内閣不一致か?と書いた。日本記者クラブでのブッシュ大統領のイラク進攻は『間違っていた』発言を取り上げたもので、「一政治家としての発言としてはとがめる筋合いのものではな…

次期米大統領選に注目!

今朝の産経新聞7面下に面白い記事が出ていた。「イラク政策めぐり副大統領の娘と火花」と言うタイトルで、ヒラリー議員が23日、「イラク駐留米軍の規模に上限を設ける自らの案を『弱腰』と批判したチェイニー副大統領の娘に反論、イラク政策をめぐり激し…

中国の「テロ未遂事件」

昨日は都心に出かけて雑誌記者の取材を受けた。航空活動に関する取材だったが、戦闘機の運用は良いとして、ブラックアウト・レッドアウトという空中戦でパイロットにかかる医学的負担・障害についての質問があった。現役を退いて10年、久しぶりに昔の苦労…

胡錦濤主席、暗殺未遂事件

今まで、何人かの友人から表記についての問い合わせがあったのだが、「事件」は昨年5月」だというので、私が転居のためばたばたしていた時期と重なり、情報が途切れたらしい。ただ、宮古水道を領海侵犯した中国の「漢級」原子力潜水艦が、基地に帰還した直…

気になる「与党幹部の北京詣で」

昨日は靖国会館で講演をしてきた。二宮報徳会という二宮尊徳の偉業を現代に生かそうという趣旨で集まった方々の会合だが、回を重ねるごとに活動が活発になっていることが嬉しい。会員の方々に接していると、日本人の原点に触れたような瞬間が感じられほっと…

中国の動きが気にかかる

今週は、メールの不具合で時間を取られてしまった。ウイルス対策と迷惑メール排除システムが作動すると、通常のメールまでがフィルターに引っかかるようで、何のための予防措置なのか分からなくなる。許可したメールアドレスを登録しても時々引っかかって不…

最新技術の落とし穴

世間は驚くべき『殺人事件多発』で動揺しているかに見えるが、我が国のモラルもここまで落ちたか!と改めて慨嘆する毎日である。 最も、日教組の低俗教育がはびこっていて、当然この結果は想定されていたのに、国民の大多数はこれを無視してきた付けが回って…

困難時期過ぎた?日中関係

先日、台湾から来日した高官と昼食をともにして台湾情勢を伺う機会があった。2008年の総統選挙を控えて民進党は予断を許さない状況にあるが、相手の国民党にもそれなりに弱点があるようだ。陳水篇総統夫人の“公金流用”問題を追及すればするほど、それよ…

ブッシュ大統領、2万人増派

11日に岡山で防衛講話をしてきた。便利になったもので、新幹線で東京から3時間20分、しかし、自宅から往復約10時間、講話は1時間だから費用対効果の点では聊か問題がある。だが新幹線は振動も少なく、その間岡崎研究所の議事録に目を通し、本が読め…

年頭に思ったこと(その2)

8日に、チャンネル桜の収録で各社の記事に目を通した。あきれたのは4日の朝日新聞の社説で、性懲りもなく「防衛庁昇格」に抵抗していた。昨年も「古い上着(庁)のままで良い」と書き、今年も「専守防衛だから周辺諸国に理解されていたのだ」などと、理解…

平成19年、始動!「年頭に思うこと」

1、松の内も明けて(最も昔は15日までだったのだが、近代化して7日に短縮された…)各界は始動開始!私もそろそろ…と思って充電中だったのだが、郵政公社に出鼻をくじかれた。 私は毎年1000通を越える年賀状を交換しているのだが、今年は転居したことも…

拉致問題解決の正念場

波乱含みの平成19年も4日を迎えいよいよ始動、比較的天候に恵まれた4日間だったが、これからは“風雨が強く”なるのだろう。 初詣客に若者たちが目立ったし、箱根駅伝での選手たちの健闘もすばらしかった。若者たちの笑顔が実にすばらしい! 産経新聞によ…

謹賀新年

平成19年の年明けは、ここ多摩丘陵地帯では実に穏やかに明けた。ただ残念なことは、日の丸を掲げている家庭が極端に少ないことだ。 昨年の天皇誕生日に我が家の国旗を見た近所の主婦が、『何年ぶりかしら!』と驚いたのでこちらが驚いた。他の主婦は『やはり…