軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

志賀理論に“学べ!”

急に寒くなったが、昨日はメディア界の大物OBと情報界のOBと昼食を共にしてきた。いずれも現状を憂えておられたが、だからといって政権再交代も、政界再編も急には望めないだろう。いずこも同じ「もやもや感」が漂っていて希望が持てそうにない。今朝の…

塹壕で母は生まれた

21日、史料調査会で『普天間問題の本質を探る』と題して、当時の資料を紹介しつつ、如何に当時の報道がでたらめだったかと語ったところ、「データが全く違うので質問しようがない」という声が聞かれた。尤もであろう。 当時、『契約切れで国が不法占拠』『…

迫り来る2012年

日本が尖閣“事件”で右往左往している間に、中華人民共和国は2012年の権力移譲を確実にしたようだ。 今朝の産経一面に「ポスト胡体制」に関する記事が出ている。紆余曲折を経て、「太子党」の代表格で、江沢民前主席に非常に近いとされる「習近平」氏が、中央…

やがて“大乱”が始まる

今朝の産経新聞一面に次のような写真が踊った。 日中双方共にヴォルテージが上がっているようだが、問題は日本国の体制である。今回の尖閣事件で、日本人の大多数が目を覚ましたことは喜ばしい。しかし、それを懸命に阻止し、中国に媚びているのが現政府であ…

“中華思想”を忘れていないか?

今回の尖閣侵犯事件に関する記事などを読むと、隣国「中国」は、古来中華思想を戴く国だということを忘れているのではないか?というものに出会うことがある。 例えば、9日土曜日の産経新聞「土日曜日に書く」欄の「霧散した北京五輪の理想」というコラムに…

甦るか?愛国心

尖閣問題急浮上で“業務多忙”になり、更新できなかった。この間の『業務日誌』所感でご勘弁を! 1、10月4日、恒例の『防衛漫談』で林女史がアシスタントに復活。楽しい時事放談をしてきた。 とりわけ話題になったのは10月2日に渋谷方面で急遽行われた…

恐るべき間接侵略の潜行

今週は、尖閣を巡る事件についてのインタビューや電話取材が飛び込んで振り回された。 昨日は、チャンネル桜の《討論〜》に呼び出され、「『尖閣も東シナ海も占拠間近!』どうなる日本と東アジア」とのテーマで3時間討論に参加した。 パネリストは、川村純…