軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

天下大乱の相…

新書を上梓したこの1週間は何かと多忙で更新が遅れてしまった。 前回、前々回と大陸の動向を書いたが、このところ明日の10・1建国記念日を前に北京では不穏な空気が漂っているという。 今日の大紀元日本によれば、≪中国共産党が政権を樹立した10月1日を…

中国、権力争い激化か

第19代、米川空幕長が亡くなった。旧軍人出身者と、防大出身者の間をつないだ、いわば一般大学出身幕僚長の最後を務めた方であった。 私事で恐縮だが、私が空幕広報室長の時、御巣鷹山事故で「位置特定が遅い」「夜は飛べない自衛隊」などいう一部の自衛隊…

中共のために自国(日本)を裁判する日本人弁護士たち(その2)

敬老の日を含む3連休、行楽地はにぎわったことだろうが、初日の17日、靖国会館で実施した私の「第2回国防講座」には、50人ほどの熱心な方々が集まってくださり恐縮した。 零細企業?の兵法研究会員も、この日はメンバーが限られたため準備と後片付けで…

中共のために自国(日本)を裁判する日本人弁護士たち

14日の産経は一面で、脱北者9人を保護した件に関連して、北朝鮮では食糧難で、軍人にも餓死者が出ていて国民は不満を抱えており、「何が起きてもおかしくない」と見出しに書いた。同胞が拉致されて30年以上、今回の清津―能登半島・佐渡島・新潟もこのルート…

許し難いトモダチへの背信

今朝の産経一面トップに、日米関係を揺るがしかねない記事が出た。「米大統領専用機の飛行計画」が、50代の“ノー天気な管制官”の手で個人のブログに掲載されていたというのである。 戦後“玉抜き”された一部日本人は、「それがどうしたの?」程度にしか思わな…

因果応報を知る

今朝の産経一面石原慎太郎氏の「日本よ」を読んでいて、私は防大1年生の時、東洋哲学U教授の口癖?のような教えを思い出した。東洋哲学体系を説き終わると「因があれば果があり、果があれば因がある」といつも結ぶので、何もわからない我々1年生はその言葉…

66年目の降伏調印の日

今朝の産経14、5面に、一面見開きのマッカーサー厚木進駐時の写真が出ていた。勿論記事ではなく宝島社の「広告?」で「いい国つくろう、何度でも」という簡潔な文字がいい! 野田新内閣編成、台風12号などのニュースで国民は忘れていただろうが、今日9…