軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧

引かれ者の小唄

引かれ者の小唄とは「どうにもならない状況に陥った者が、負け惜しみを言ったり、開き直って平気なふりをすること」だと辞書にはある。 「『引かれ者』とは罪人のことで、江戸時代は罪人が捕まえられると馬に乗せられて刑場まで引かれたことからついた言葉で…

まだまだ続く「泥濘が」

漸く朝夕は秋らしく過ぎしやすくなってきたが、わが国周辺はそうはいかないようだ。毎年8月は、終戦記念日を中心に、戦記物があふれ、国を挙げて反省の連続だが、今年もいろいろな秘録が出そろって有意義だった。 安倍首相の70年談話はおおむね好評だが、…

天津大爆発続報

本日付の大紀元に「天津爆発の黒幕? 習主席が江沢民を軟禁か」という記事が出た。ご参考までにご紹介しておこう。≪天津市浜海新区で起きた一連の爆発事故で、地元当局は16日、死者数112人、行方不明者は95人に上ったと発表した。事故原因は不明のままで様々…

70年談話と天津大爆発

15日早朝自宅を出て、靖国神社に参拝した。街宣車と機動隊の車が並んだ靖国通りは、いつもの風景だが、英霊方は何と感じられることだろう。不釣り合いな光景だが、その大元には政治の優柔不断があるような気がしてならない。 昨年のこの日は、BSフジTVの…

航空事故絶滅は可能か?

毎年、8月12日になると、JAL123便の墜落事故関連ニュースが大きな話題になる。11日の産経新聞は「『緻密』米検事驚く捜査も…全員不起訴 元県警幹部『今でも悔しい』」との見出しで、元県警幹部の談話を乗せた。 先日のNHK特集もそうだったが、未だにな…

爾後國民政府ヲ對手トセズ

今朝の産経は、戦後70年談話に関して、21世紀構想懇談会の座長・西室泰三日本郵政社長から報告書を受けた安倍首相が、「戦後70年たって、(政府関係文書に)やっとここまで書けるようになった。欧米がこういう(戦前の)世界を作ったのだと、戦後は言…

「終戦の詔書」に残る深い傷痕 

今日の正論:戦後70年に思う欄に、小堀桂一郎・東京大学名誉教授が「 『終戦の詔書』に残る深い傷痕」と題して終戦秘話を解説している。 NHKなどでは、先帝陛下の録音盤が出てきたと騒いでいるが、終戦の詔書作成経緯こそ見直されるべきじゃないか? 小…

8月は熱くなる!

毎年、終戦記念日を迎える8月は、戦争ものの記事が氾濫して熱くなる。 歴史を振り返るのはいいことだが、戦没者に敬虔な祈りをささげて初めて供養の意義がある。その点では、大東亜戦争に関するだけでも、武道館で行われる戦没者慰霊祭は別にして、本来ある…