軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

資料から:偏向している報道の危険性

昨日は226の日に当たったので、30年前の記事を紹介したが、友人から次のようなメールと、写真などが届いた。 【昭和11年の2月26日。「帝都を震撼させた4日間」といわれた二二六事件が起きました。 昔はこの時期になると、たくさんの関連の書籍が出版され、ま…

資料から:226事件関連記事

今日は226事件当日である。226事件と言っても既に遠い昔の話になったが、今でも二・二六事件墓前祭が、賢崇寺の墓所内でご遺族と仏心会主催で執り行われている。 この事件は「国家革新運動の成就をもって国家の改革を実現すべく決起した昭和維新運動であった…

資料から:男の子の今昔

男女を問わず、最近の青年の活躍は目覚ましい。とりわけスポーツ界は男女ともに20歳前後の活躍が目立つ。もとより、囲碁、将棋、数学界の”未成年”男女の活躍ぶりも頼もしい。 ヒストリーチャネルで放映されている”古代の宇宙人”によれば、今や新世代の子供た…

資料から:絶えないスパイ工作

米中(経済)戦争が話題になる中、ファーウェイ関連に関する報道は限りがない。 今や中国は「超監視社会」ともでもいうべき、人間性を無視した共産党が支配するいびつな国家になり、政権維持のためになりふり構わぬ情報合戦に明け暮れている。 元々、蒋介石…

資料から:ソ連、ダラ幹一掃

昨日は、ソ連防空網の欠陥に付随して大韓機撃墜事件を紹介したが、こんな記事もあった。 何かと言うと「平和と命」など「平和」を連呼する“朝日新聞”だが、大韓機撃墜事件で悲劇にあったのは韓国人少年だけではない。 同機には、米国人62人、日本人28人、支…

資料から:世に”万全の備え”等ありはしないと言う例

1980年代と言えば、前年の1979年12月にソ連がアフガニスタンに侵攻したため、カーター大統領が「SALTは終わった!」と慨嘆、米ソ間の戦略核制限交渉は白紙に戻り、緊張が高まっていた時期であった。 そんな時であったから、昭和68(1983)年…

資料から:昭和45年前後の核論争

昭和45年1月、第3次佐藤内閣発足と同時に防衛庁長官に中曽根氏が就任した。10月に第1回目の防衛白書が編纂され公表された時でもあった。 2月に我が国は核拡散防止条約に署名し、3月には同条約が発効した。2月11日国産初の人工衛星打ち上げに成功…

資料から:新聞の功罪

風邪を引いた、と書いたところ早速ブログ読者に御心配をおかけした。すっかり、と言うわけではないが、調子を取り戻したのでご安心頂きたい。 さて今日は、古い切抜きに面白いものを見つけたので、「新聞記事の功罪」について所感を述べてみたい。 まず最初…

資料から:勇気ある大学生の行動

週末、風邪をひいて体調を崩してしまった。油断大敵!歳を考えれば風邪如き!などと侮ってはいられない。反省! 処で「はてなブログ」の様式変更後、画像が取り込みやすくなり、古新聞記事でも十分読めることが分かった。これでドンドン処分することが出来る…

英霊は待ち続けている

久留米から講演を終えて帰宅したら、何通かの手紙が届いていた。その中に、友人である女性ジャーナリストの鈴木女史から次のような文があった。 彼女は戦史教育にも熱心に取り組んでいるのだが、それは主として太平洋各地に散らばっている英霊の遺骨取集活動…

資料から:「中国は体の大きな10代と同じ」

10日から、12日まで、福岡に飛んで「建国を祝う会」の講師として、自衛隊の在り方についてお話をしてきた。 やはり土地柄か、ロシアよりもシナと半島に関心が高かったから、今回は支那問題に関する資料を紹介しておこう。 平成24(2012)年2月2…

資料から:旧ソ連の代弁者か?

今朝の産経新聞トップに、「本誌論説顧問『北方領土』で露大使に再反論」と言う記事が出ている。 本誌顧問とは、斉藤勉元取締役副社長などを歴任したロシア通で、著書には「スターリン秘録」などがある。 この”討論”の経緯は記事に任せるとして、何とも解せ…

資料から:日米経済摩擦

トランプ大統領の一般教書演説を見ていて感じたのは、頼もしいリーダーが誕生したものだ、と言う感想である。大統領が最初に触れたのは「知的財産を平然と窃取する中国の国家ぐるみの不正行為」を許さないと言う決意だった。これは我が国も長年被害者だった…

資料から:無気力な若者達

「徴兵制9割反対」「外国が攻めてきたら非暴力抵抗27%、逃げる26%:大学生意識調査」「自衛隊無用論5割超す」 これは、昭和55年5月13日付の西日本新聞記事である。 【「京都」現在の大学生は核戦争発生の危ぐを抱き、日本の軍事大国化に反対する反面、日本…

資料から:ソ連を“刺激する”??

”終活”に備えて、書斎の古い記事などを整理している。 今のところ旧ソ連関連が続くが、こんな切り抜きが見つかった。 ≪6月22日世界日報記事≫ 『北方領土、急遽回収?!自民党 ソ連大使館がクレーム』という昭和60年6月22日付の毎日新聞記事である。 【自民党…

資料から:軍事力なき外交は無意味

昨日は、北洋漁業保護に関する過去の歴史の一部を、生々しい体験記から紹介したが、これらの記録は、海上自衛隊大湊総監部に付属する資料室にある。 その中に「大湊警備府沿革史――北海の守り――」と言う記録があり、中に飛内進氏が編纂した「日本海軍の北洋漁…

蟹漁船、ロシアに拿捕される

報道によると“日本海で操業していた島根県のカニ漁船「第68西野丸」(115トン)が、ロシアの警備艇に連行された。ロシア当局筋によるとロシアの排他的経済水域(EEZ)から極東ナホトカに連行したと言う。 自国のEEZは荒らされ放題。現在進行中の日ロ会談に対…

資料から:旧ソ連の核廃棄問題

平成4(1992)年6月12日:サンケイ新聞記事の国際面に、「旧ソ連の放射能汚染深刻」「米ジョージタウン大学・フェシュバック教授に聞く」「大量流出施設も放置」「10万人死亡説も」と言う記事が出ていた。 【[ワシントン十一日=小山貴]旧ソ連では黄…