軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

”傘寿”を迎えはしたが…

遂に傘寿を迎えた。家内がケーキを買ってきたが、ローソクは“省略”されていた! その人生の半分にあたる、防大入校以降の38年間は、「国家公務員特別職」として、スクランブル勤務に明け暮れた。憲法上の“保証もないままに…” しかし、先輩からもらった人生訓…

自滅の一歩を踏み出した文政権

韓国が、日韓の軍事機密の共有に関するルールを定めた軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を破棄すると発表、韓国大統領府は同日、この協定の継続は「韓国の国益と矛盾している」とした。 しかし、“常識的な”日本や米国には、これは「東アジアの安全保障に影響を…

地球外生命に“期待”したい!

今日の産経トップは、「地球外生命『発見近い』」と言う「新時代」の連載「第8部宇宙の攻防」が飾った。 確かに、地球上(特にわが国)の人間性に欠ける事件に関する記事には正直飽き飽きさせられているから、これからの地球の新時代は地球外生命に大いに期…

宇宙戦争を迎える前に

昨日に続いて「宇宙戦争」について書いておこう。 今朝の産経一面トップは「月へ火星へ大国の野望」と題して「資源」と「領有」にらみ米中が覇権争い中だと書いた。 わが国が、地上の争いにも無関心で、ひたすら「諸国の公正と信義」に頼っている間に、宇宙…

産経新聞が「宇宙戦争」を警告!

今朝の新聞一面を見て驚いた。「宇宙戦争」の文字が飛び込んできたからである。 退官後、講談社の編集者から頼まれて、現役時代に仲間たちが目撃した「UFO」現象をレポートして「自衛隊パイロットたちが接近遭遇したUFO」を上梓したのだが、その後靖国神…

資料から:スパイ活動は続いている

終戦記念日は、大型台風の”来襲”で大荒れになったが、被害が少なかったことは幸いだった。何よりも、靖国神社の参拝が、滞らなかったことがよかった。首相はじめ閣僚の参拝はなかったが、むしろ英霊方はすっきりされたのではなかったか? ホルムズ海峡初め、…

創設150年を迎えた靖国神社

13日の靖国神社・共同通信社 終戦の日を迎える2日前の13日に、共同通信が「靖国神社が昨秋、当時の天皇陛下(現上皇さま)に2019年の神社創立150年に合わせた参拝を求める極めて異例の『行幸請願』を宮内庁に行い、断られていたこと」が取材で分かった…

使命を果たした後の人生・・・

連日こう暑いと、体を動かすのも億劫になる。現役時代、暑さもものともせず、スクランブルで駆け上がり、空中格闘戦に血をたぎらせていたことが、信じられない。 昨日の産経新聞に、曽野綾子女史が「小さな親切、大きなお世話」欄に「使命を果たした後の人生…

何も残さなかった「日本のシビリアンたち」

8月4日の産経トップに「ただ乗り防衛、批判再び」と題する「ホルムズ海峡情勢を巡る護衛問題」が大きく取り上げられたが、記事の中で驚いたのは次の内容である。 【6月中旬、東京・市谷の丘にそびえ立つ防衛省庁舎の地下3階。「J3」と称される陸海空3自…

資料から:「軍事常識欠如」が戦争を招く

政府は8月2日、安全保障に関連する物品の輸出管理手続きを優遇する「ホワイト国」から韓国を除外する政令改正を閣議決定した。 すでに7月4日から半導体材料などに使うフッ化水素、フッ化ポリイミド、レジストの輸出手続きを優遇する措置をやめているが、今回…