軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

大自然は狼狽しない

小池東京都知事が土日の不要な外出を控えるよう要請したが、予想通り今日は60名も患者が増えたという。 安倍晋三首相も28日の会見で、海外での感染拡大の例を挙げ、「日本でも短期間で同じ状況になっているかもしれない。最大限の警戒をお願いしたい」と国民…

立ち止まって考える絶好な機会

3月22日の産経抄氏は「人間の品格」についてこう書いた。 【人が3人寄れば社会が生まれ、人の口が3つ寄れば評判が立つ。「品」という字はよくできている。「しな」と読んでいろいろな物を、「ひん」と読んで物の等級や人柄を表す。物の値打ちも人柄の尊…

天網恢恢疎にして漏らさず

連日のコロナ報道に、いささかうんざりしている方も多かろうと思う。武漢で発生した菌の正体がわからぬ以上、庶民には打つ手がない。総理始めそれで悩んでいるのだと思うが、どうも本音は「オリンピック開催」にこだわっているようにも見える。 そう、これま…

頼りになる”自衛隊”

武漢コロナ問題が我が国でニュースになり始めた頃の2月7日のブログの最後に、私は 【結局最後には「憲法に明記されていない自衛官」が尻ぬぐいさせられることになるのだろう。マア、トンコレラや鳥インフルでも、防護服に身を固めて始末させられた経験があ…

米軍「陰謀説」を口走った中国政府

3月7日のこの欄に「武漢で発生して各地に拡散した今回の新型コロナウイルスについても、当初情報を隠蔽して、WHO事務局長までも抱き込んで味方させたが、今やその責任逃れに転換しつつある。これが中国共産党の手法なのである」と書き、大紀元日本が「…

"超限戦"の事前訓練中に失敗か?

超限戦とは、1999年に中国空軍大佐の喬良と王湘穂が「これからの戦争を、あらゆる手段で制約無く戦うものとして捉え、その戦争の性質や戦略について論じた」ものである。 この中では25種類にも及ぶ戦闘方法を提案し「通常戦、外交戦、国家テロ戦、諜報戦…

「武漢コロナ」という呼称は適切だ!

今朝の産経抄氏はこう書いた。 【感染の拡大が続く新型コロナウイルスとよく比較されるのは、2002年に中国・広東省で発生し、全世界で700人以上の死者を出した重症急性呼吸器症候群(SARS)である。中国当局による情報隠蔽が、大流行の要因の一つ…

漸く“安保”に気が付いた?わが政府

今朝の産経一面に「新型コロナ安保の脅威」という記事が出た。 コロナ騒動が、漸く“我が国の安保”と結びついたのである。今までは話題になってもせいぜい“危機管理”程度だったが… 世情では「核廃絶」はよく叫ばれるが、細菌戦争については全く無関心、しかも…

“人権”残って国滅ぶ

相変わらず、コロナコロナ…の毎日だが、“生物兵器説”に注目している私は、このウイルスの変化に関する報道を監視している。 ところが今朝の産経に”注目すべき記事”が出た。 同時に大紀元日本は次のように伝えている。 【中国の国家衛生健康委員会は3月4日、…

共産中華帝国の滅亡が近い!

黄文雄氏の名著「中華帝国の興亡」によれば、中国帝国崩壊の歴史は「水、旱、疫、蝗」といわれているという。つまり、水害、旱魃、大疫(疫病)、蝗害(蝗=害虫)が、連鎖的におき悪循環の果てに飢饉が起き、大量の餓死者が出る。その大元の原因は異常気象で…

習主席の訪日延期か?

3月1日の産経新聞は「習近平主席、来日延期へ。新型肺炎で環境整わず 秋以降が有力」と次のように報じた。 「日中両政府が、4月上旬で調整してきた中国の習近平国家主席の国賓としての来日を延期する検討を進めていることが29日、分かった。複数の日中外…