軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

アマビエ:日本の民間信仰「神話」について考える

連日続く「コロナ感染者数」「各国の現状」「To Goによる経済支援」など、耳にタコができる話でうんざりしているが、今朝の産経にこんな写真が出た。疫病を収めるといわれる妖怪・アマビエのアートである。 そこでいささか旧聞に属するが、「アマビエ信仰」…

日本はどっち?「同盟国」は“日本も武漢蝙蝠か?”と疑い始めた

産経の古森記者は27日「米国の戦略国際問題研究所が安倍首相側近を「対中融和派」と名指し」したと報じた。 【米国の有力政策研究機関「戦略国際問題研究所」(CSIS)が米国務省の支援で7月下旬に作成した報告書に安倍晋三首相の対中政策を大きく動かす…

中共の正体を知ったトランプ政権に、やがて「踏み絵」を迫られる!

今朝の産経は一面トップでポンペオ国務長官の決意(米国の)を報じた。 米ソ冷戦を終結に導くためのニクソンの戦略であった「米中蜜月」は、キッシンジャーらにより、中共も経済的に豊かになれば、やがて自由主義陣営に加入するだろう、という甘い考えで中共を…

非常事態下に「文人」の言葉遊び(修飾語)が目立つ!

共産党一党独裁国らしく、北京政府は”人為的”な洪水を巻き起こしているが、家や家財はじめ、家畜さえも失っている人民の哀れさが見て取れる。どうしてこの国は「天子様」に恵まれないのだろう? 自分ら(党員)が生き残るために、人民を切り捨てている国家には…

中国メディアがついに「三峡ダムが変位、変形」と報じる

今日の大紀元日本は、中国官製メディアは7月18日、三峡ダムについて「変位、漏出、変形」が見られたと報じたという。 昨年来インターネット上では多くの指摘がなされていたが、当局は否定し「人民の幻覚だ!」「航空写真の歪だ」とまで言い放っていた。記事…

米中関係は緊迫、”開戦前夜”だというのに・・・

米中”経済”戦争の進み方を見ていると、「12月8日」の様相に近づいているように思う。勿論連合艦隊による真珠湾攻撃はあり得ないだろうが、戦争は爆弾投下シーンだけを言うのではない。 ”開戦”に至る経緯が非常によく似て来ていて気になっているのだが、日本…

戦場体験者の訃報と、韓国、台湾そして熊本水害で思うこと

7月10日の「台湾有情」欄で宗像隆幸氏の訃報を知った。 退官後台湾関係の会合で知り合ったのだが、鹿児島出身だと聞いたものの「宗像」という姓と風格から思わず「宗像大社とご縁がありますか?」と聞くと「縁者だ」との答え。あとで本家筋だったと知った…

75年前、大陸からの引揚者支援に徹した人々

梅雨時の集中豪雨で河川が氾濫して水害が多発している九州だが、特に球磨川の堤防決壊は、民主党政権時代に建設を止めたダムの”人災だ”と思われる。 そんな中、友人である歴史作家の浦辺氏から、「西日本文化」という小冊子が送られてきた。 九州の歴史研究…

”祈り”を忘れた民族の末路……

昨日の大雨で、九州南部に洪水被害が出ている。政府は自衛隊1万人を急派するというが、武漢ウイルスでも自衛隊を災害派遣名目で酷使し、今度は本物の災害派遣になる。自衛官だって人間だ。募集もままならない慢性的な人員不足だが、政府は気安く酷使する。憲…

自由の砦「香港は死んだ!」

今日の産経新聞は「香港は死んだ」と黒帯で弔意を示した。7月1日、この日は香港がシナに返還されて23年になる。そして私が任務を解かれて退役した日であり、忘れられない日でもある。あれから23年たったのだ。 退官直前に、エリザベス女王のお召し船である「…