軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

反撃開始!

 サーバーなどの整備作業が行われたようで、コメントが書き込めない、などというメールが届く。この手のシステムに疎い私には解決できないので、会社に問い合わせている。一部の方には、しばし御不便を御容赦願いたい。

 参院選挙後、安倍首相が辞めないので、野党とマスコミが必死に辞職を煽っている雰囲気だが、今朝の産経新聞の正論に、佐々淳行氏が良いことを書いている。危機管理と「泣いて馬謖を切る」勇気についてだが、安部総理とその取り巻きに読んでもらいたいものである。
 そんな中、赤城農相が辞職したようだが、彼は一体なんだったのだろう?「キジも鳴かずば撃たれ」なかったろうに!

 さて、マイケル・ホンダ氏を名誉既存で訴える方が出たという。良いことである。日本人は臆病者だから「絶対に戦争を仕掛けてこない」と判断して、沖縄方面で「領海侵犯した潜水艦部隊」の「投降」をやめさせ、海軍司令を勇気付けて、見事に脱出に成功させた胡錦濤主席の例は挙げたが、マイケル氏なども、日本が泣き寝入りすることを読んで選挙資金稼ぎをしているに過ぎない、と私は見ている。事実ではないことに「謝罪」する必要はない。それよりアフガンのアルカイーダに文句をつけたらどうだ?相手が“強く何をするか分からない”時は、決して彼らはいちゃもんをつけない。おそらく人質は次々に処刑されることになるだろうが、彼らは「謝罪」なんぞ絶対にするまい。
 自衛隊も昔は?そうであった。「絶対に反論してこないから書き得、言い得である」と教えられてきた記者たちが、過去自衛隊が何か失敗すると、あることないこと書きまくってきた。そして彼らのジンクス通り、防衛庁自衛隊は全く反論してこなかった。そこに馬鹿な私が日航機墜落事件の際、「前代未聞の反論」を加えたものだから、調子が狂ったある記者が、ひそかに私のあら捜しをしたが、私は政治家ではなかったから失敗に終わり、そこで恐喝に出てきたことがあった。
 一般国民には信じられないことだが、政官界、マスコミ界には一般と異なった“常識”がまかり通っている。実に大人気ない世界が官庁周辺には渦巻いているのだが、さて、今回の「選挙バラエティー」で、泣くのは誰で、笑うのは誰だろう?
 それはともかく、不満が鬱積した非力?な国民のなかに、たまりかねて反撃を開始する人が出始めたのは、評価したい。政府や政治家達は頼むに足らず、というのだろう。
 論には論で、堂々とディベートすべきであり、陰でこそこそと不平不満を言っていても解決するものではない。
今日は今週手元に送られてきた書籍を御紹介しておきたい。

 まず、東中野教授の「再現・南京戦」である。まもなく発売だろうから、是非御一読いただきたい。
次に吉田氏の「崩壊日本国再生論」である。
最後に門脇翁の「さらば大連」・・・敗戦直後の満州における生き様・・・である。斜め読みしたばかりだが、ゆっくり精読したいと思っている。
今日は今からその門脇翁を尋ねて“取材”してくるので今日はここまで。