軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

何かがおかしい…

東京地方は水源地の放射能騒ぎで、赤ちゃんを持つ主婦は水を獲得しようと懸命のようだ。母親として当然だが、すでに放射線値は半減以下になっている。幼児以下の子供さんを持つ家庭に最優先して、成人家庭では水道水で我慢したらどうだろう。私は毎日水道水をいただいている!

昨日今日と会合や通院で近くを走り回ったが、ガソリンスタンドは平常通り、タイヤの空気ともども『満タン』にできたし、スーパーも水を除き平常に戻っていた。


病院はいつも通りだったが、ご老人(自分も含む…)が多かったせいか時間がかかった。今度この周辺で震災があったら、我々“老人”は被災地同様苦労することになるだろうから、一応薬の名前を書いたメモを運転免許証に入れておくことにする。免許証も夏に更新という案内が来たが今回から「高齢者講習」で、「運転免許証の自主返納のご案内」もついてきた。
しかし万一の時に身元確認の必要性もあろうから自主返納はしない。それとも背中にでも住所氏名を刺青するか!しかしそれじゃ温泉に入れなくなる…


ところで原発事故処理の状況の何とも信じられない対応ぶりにあきれていたら、復旧作業中の3人が被曝したという。作業前に測定もせず、防護服の足の部分も「単靴」と「長靴」とばらばらで規定もなかったらしい。いやはや…
週刊誌を読んだところ、この会社の実情が浮き彫りになり愕然とした。
予想以上に乱れている様がわかり呆れ果ててものも言えない。これじゃ『一将功なりて万骨枯る』そのままである。こんな会社の下請けで被爆した決死隊員がお気の毒でならない。

週刊文春31日号目次≫

今後は東証一部上場企業の会長・社長以下、上層部の経歴、顔写真を調べてみたくなった。高学歴無教養極まれりか?

詳しくは週刊文春3月31日号をお読みいただきたいが、プロ野球の開催を巡るいざこざも選手たちの方が理にかなっている。いつものお方が強引にきめたようだが、老害以外の何物でもなかろう。それとも「身についた儲け第一」主義が出ただけか?

記事を読む限り、自衛隊の作戦行動が遅れたのは、予想通り「シビル・アンコントロール」が原因だったようだ。防衛大臣も「株価」を気にしてヘリからの放水を命令するようじゃ自衛隊はやっちゃいられまい。


東松島で自宅の玄関先まで水が来たが間一髪難を逃れた元部下とやっと電話がつながった。
訓練中だった松島基地では、F-2を空中に緊急避難させるべくパイロットを乗り込ませたが、間に合わないと判断した司令の指示で隊員たちは機体を離れ隊舎などに緊急避難して間一髪助かったのだという。
現在は滑走路にヘリや輸送機が離発着し始め、物資輸送が本格化したようで、電話中にも着陸輸送機のエンジン音が入っていた。

国道45号線以南は壊滅状態のようで、彼は「今度こちらに来られたら、石巻同様景色が変わっていて驚きますよ」といった。

松島では自衛隊OB達が、石巻女川地区では友人たちが、帰る家もないので避難所で役員として奮闘中!とのこと。悲しくも頼もしかった。


ところで前に戻るが、東京の水“汚染”の原因について、なんとなくおかしい?と思っているのだが…。
次の放射線観測図は今朝の産経新聞に出たものだが、福島原発で上空に漏れた放射線が、“何に乗った”か知らないが、はるか西側に流れているのがどうも腑に落ちないのである。事故後、北東気流が相当強かったとは思えない。もちろん私は気象学者じゃないし放射線についても素人である。


しかし、黄砂・春一番の時期になると、いつも『黄砂』に乗って飛んでくる不純物で車が汚れるので黄砂に気を付けているのだが、今回はたまたまこんな情報を読んでいたから、なおさら気になったのである。

Killjap君を疑うわけじゃないが、インターネット情報にこうあった。
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この国自体も大気汚染警報を出しているらしいから、案外ウイグル地区の放射能物質が関東地区にまで飛んできているのじゃないか?
福島原発だけにとらわれず、気象庁が全国的に飛来している放射性物質について調査してみてもおかしくなかろう。


何しろ、現政権は信じられないような「外資系閣僚」がそろった「外資系政府」だから、Killjap君に近い意見の持ち主が多いようである。福島原発だけを犯人にするのではなく、もっと広く疑ってかかるべきじゃないか?
昨年春先の黄砂もひどかった。当初は花粉だと思っていたのだが、あまりにも多すぎるので写真にとってこのブログで紹介したこともある。今日の車の埃もひどかった。今日のは絶対に「花粉」ではなかったからやけに気になる。

震災復旧活動が最優先だが、一点集中していると「間接侵略」に気が付かない。国家防衛も忘れないよう関係省庁の奮起を期待したい。

≪車に積もった黄砂=昨年5月19日のブログから≫

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