8日深夜、中国海軍艦艇8隻が、沖縄本島と宮古島の間を通過して太平洋に進出した。今まで内海での訓練が多かったが、遠洋での訓練を常態化しようとしているのだろう。
宮古水道を潜水通過した潜水艦を海自艦艇が取り逃がして以降、この周辺海域はルートとして確立されたようである。
外務省は「公海上で国際法上問題ない」から抗議しない方針だという。抗議する必要はないにしても、第1列島線を出ていく艦隊である。国防上、相当の関心を持ってあとで“後悔”しないようにしなければなるまい。
ところでインターネットを見ていると、今大陸内部では、天変地異、人災、抗議活動などが相次ぎ、来年の指導者交代を控えていることもあって、かなり混沌としているように思われる。
その主なものだけを画像で陳列してみる事にしよう。
≪デモを呼びかける都市図と土地収用に伴う死亡者発生地域図=同≫
≪石のようなスイカ=同≫
ところが今朝、未確認情報が入った。
“超大物”がかつて301医院と呼ばれた中国人民解放軍総医院に3日午後に入院したというのである。
301病院は、総ベッド数4000以上を誇る解放軍傘下最大の総合病院であり、党の要人、トウ小平や陳雲など大物はこの病院の特別病棟「元帥楼」に入院した。
今回入院?した超大物とは、脳卒中の治療を受けている李鵬か、それとも江沢民かそのうちのどちらかの可能性が高い、というのだが、厳戒態勢が引かれていて、私服の歩哨も立ち、バスも迂回させられているというから尋常ではない。
中国では「中国のあちこちに下手くそな揮毫をして回ったあの人ではないか」と噂されているというが、だとすると李鵬ということになる。
彼は「先日訪中した金正日と揚州で会見して故郷に帰った」というが、健康状態は不明らしい。
江沢民では?と聞くと、「習近平に動きがないから江ではないようだが、尤も彼(習)は日和見だからじっと見ているだけかも…」とのこと。
面白くなってきた。
中南海に激震が走るのが先か、それとも計画通り、東シナ海に軍事的進出してくる方が先か?
6月17日の“尖閣進出計画”は、今のところ金欠で中断とのことだが、台湾の支持団体が、尖閣進出用の新船を進水させたという。そのうちにインターネット上に写真が出るだろうから楽しみにしているが、それに備えねばならいない我が国政界の語るに落ちた茶番劇には吐き気を催す。
震災で大活躍している自衛隊の後輩たちよ、ゆめゆめ本務を忘れぬよう、決して油断めさるな!
≪中共指導者顔写真:どんな動きになるか…=同≫
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