マスコミの焦点は、菅首相退陣?に伴う民主党代表選に集中しているが、華々しい?報道の陰に、恐ろしい落とし穴があることは余り報じられていない。
2002年9月10日(火)の読売新聞全国版にはこう解説されていた。
≪民主党代表選は、〈1〉党員・サポーター(320ポイント)〈2〉地方議員(47ポイント)〈3〉国会議員(366ポイント)〈4〉次期衆院選公認内定者・補欠選公認決定者(83ポイント)と――有権者ごとに割り振られたポイント制(計816ポイント)で争われる。
今回初めて導入された党員・サポーター(注:会費制有権者)投票は、全体の約四割を占め、各都道府県の人口規模により定められた保有ポイントを、各候補の獲得票によって配分する。
国会議員は一人2ポイント、公認内定者らは一人1ポイントを持つ。党員・サポーターは郵便投票、国会議員と内定者は二十三日の臨時党大会で投票し、開票は二十三日に同時に行われる。
過半数のポイントを獲得する候補がいない場合は、上位二人による決選投票となる。この場合、国会議員は全体で三百六十六票、公認内定者らは八十三票、党員・サポーターは四十七票となり、国会議員の比率がより高くなる。≫
共同通信は「民主党代表選の仕組み」のなかで≪党員・サポーターが参加する本格的な代表選は2002年以来、2度目。各陣営は総計1224ポイントの過半数を目指して争う。412人の衆参両院議員は1人2ポイントが与えられ、計824ポイント。地方議員票は全国集計し、計100ポイントをドント方式で各候補に割り振る。約34万人の党員・サポーターは衆院300小選挙区ごとに最多得票候補に1ポイントを与える。過半数を得た候補がいない場合は国会議員による上位2人の決選投票が行われる。党員・サポーター票は1人当たりの重みは少ないが、計34万人と全体が大きいため、国会議員票の3割以上の影響力を持つことになる≫と解説した。
影響力を与える「党員・サポーター」とはどんな人たちで構成されているかについては闇の中である。多分焼肉屋のおばさんも、例の市民の会の支援者も“外国人”も入っているのだろう。
ところで、外国人から献金を受けていたことがばれて外務大臣を辞職した前原氏が、この件について何の説明もないまま代表選に立候補するのだという。
友人が、前原氏が「やんばダム」「JAL問題」「北朝鮮にかって京都の西陣の業者と訪問して怪しげな動きをしていたこと」「よど号ハイジャック犯とピョンヤンで密会していたこと」「焼肉屋のおばさんから献金受けていたこと」などどれもちゃんと説明もしていない!と怒りのメールをくれたが、確かに不自然である。
多分、代表選のからくりで票読みをしたところ、前原氏は外国系サポーターの票に自信を持ったのかもしれないが、冗談じゃない、こんなシステムで日本国の首相を選出されてはたまったものじゃない。案外人気最低の菅首相は、「代表」は譲っても「首相」は譲らないかも知れない…という説もあるが、どちらもどっち、すでに日本政府の正常な機能は停止しているのだ。
≪産経から≫
前原氏は、訪米中に起きた尖閣での漁船体当たり事件に、強硬な発言をした?と思ったのも束の間、ヒラリー国務長官に諭されると、急変して船長を解放した。
友人は「こんな男に任せたらアメリカの傀儡そしてシナにも何もいわない!みかけ威勢のよい発言ですぐふにゃりとなるサイテーの人間だ!。こいつが首相になったらカンカラよりまだ悪い!」と怒り心頭だが、あの鳩山氏でさえも「前原氏は優秀な議員だが、外務大臣を辞任したきっかけとなった外国人からの政治献金の問題などがクリアされているのか」と疑問を呈している。綱領無き民主党、公約(マニュフェスト)無視、奇妙な北朝鮮の闇とのかかわりなどなど、いずれ芸能界を去った“紳助さん”のようになるのではないか?
≪産経から≫
要は民主党に人材が払底している事の証明だが、だからと言ってこんな人間が首相になったのでは日本ではなくなってしまうだろう。
8年ほど前、友人が主催した勉強会で仲間と共に前原氏の話を聞いたが、靖国参拝を否定する彼の考えは強固であったから、その点を女性ジャーナリストが質問すると、彼に同行してきていた元全国紙論説委員が、「なんだ、この会は右翼の集まりか!俺は帰る!」と鬼のような形相で部屋を出て行った。まるでやくざ、一同呆然としたが、前原氏はとどまって質疑応答を受け、記念撮影を拒否して帰って行ったことがあった。
「まるで政治ゴロのような変な人物がバックについている。将来危険だな〜」「若いからか人を見る目がない。これが彼の弱点だ」などと閉会後仲間内で語り合ったものだが、その彼も大臣を経験するまでに“成長?”した。
世界は大変革のあらしの中にある。カダフィーも失脚し、石油目当てで進出していた中国は大赤字を出して撤退せざるを得まい。
シリア初め、中近東の「独裁者たち」はやがて失脚する運命にある。闇の世界と光の世界の決戦が始まったのである。
それはやがてアジアの独裁国・北朝鮮や一党独裁国にも広がり、ルーマニアのチャウセスク大統領のような結末を迎えるのだろうが、ゆえに彼らは懸命にそれを防ごうと最後のあがきをしている。
他方我が国の政治の混迷はあくまでゲバ学生たちの政治ごっこ、彼らよりは少しは大人か?と思っていたマスコミも、朱に交わって赤くなったか、“ゲバ学生たち”を諌めようとする真のジャーナリズムは消滅したようだから、この国のマスコミの世界にも「ジャスミン革命」が必要なのかもしれない。
≪昭和44年1月18日、安田講堂にこもる学生側に放水やガス弾で攻める機動隊
=【共同通信】≫
何はともあれ、一種異常な民主党の代表選から目をそらしてはならない。民主党政権が延命すればその後の2年間で、恐るべき法律改正が行われ、外資系政府の独壇場となること必至である。
“代表たち”の華々しい?広報活動の裏で、ひそかに国家解体をもくろんでいる外国勢力の回し者の拠点が民主党「事務局」である。
陽動作戦に引っかかって、反日活動家の巣窟である事務局から目をそらしてはなるまい。産経だけが奮闘しているが、全メディアがその実態を国民に暴露すべきであり、2度とゾルゲ事件の再発を許してはならない。
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