今朝の産経は、一面トップで「外資が在日米軍基地や自衛隊周辺地保有」「安全保障上問題あり」と報じた。
≪中国などの外国資本が、在日米軍基地や自衛隊基地周辺の不動産保有に乗り出していることが、関係者への取材で分かった。投機目的など資産価値を狙った買収とみられる。外資の不動産買収については、国内の水源地などへの買収がすでに問題化、政府が届け出義務を強化するなどしている。防衛施設周辺などでも積極的な買収がされていたことで、安全保障上の問題を指摘する声がさらに強まりそうだ≫という。
特に沖縄県はひどく、≪シンガポールに本社を置く企業が米空軍嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)に近い場所に不動産事務所を開設。一時期は、ネット上で軍用地購入を呼びかけるサイトなどを開設していた≫
普天間基地問題が15年間も進展せず、現地では一部の県民とメディアが異常な反対行動を盛り上げているが、水面下で「敵性国」が買い占めていることには無頓着らしい。いや、無頓着というよりもむしろ「協力」しているのではないか?
≪民間が地主となっている軍用地が、沖縄県外の人に売買される事例は5年以上前から活発化。購入しているのは、国内外の投資家で、日本政府から安定的に軍用地借料(地代)が得られることが理由のようだ≫というが、その裏には、沖縄の軍用地は日本政府お墨付きの“第一級の安定株”で、≪日本政府が払う地代は年々上昇し続けており、平成16年度に871億円だったものが、23年度には918億円にまで膨らんでいる≫のだから、沖縄県内の“南北戦争”上、南部勢がその既得権を手放すわけがない。辺野古地区が栄えることは容認できない。むしろ「県外へ!」というドロドロした利権争いが浮き彫りになりつつあるが、詳細は元防衛事務次官守屋氏の著に書いてある。
≪防衛省によると、沖縄の米軍用地は3分の1が民有地で、地権者は約3万9千人。このうち国外在住の地権者は231人(21年度末)が確認されており、その後さらに増加している可能性がある。米軍用地の買収に関しては、米国務省元日本部長のケビン・メア氏も著書で「中国商務部は、息のかかった企業を通じて沖縄の不動産を活発に購入している」と警告している≫という。
普天間基地問題の実態がそろそろ暴かれてもいい頃だろう。愛想を尽かした米軍が沖縄を捨ててフィリピンに移動する前に…
ジャーナリストの河添恵子女史は≪北海道内の水源地、及び自衛隊駐屯地周辺を中国が買い占めている≫と以前から警告しているが、産経も≪外資が所有を隠すため、ダミーの企業名を使っている可能性もある≫として、≪外国資本の土地購入をめぐっては、近年、各地で問題化。水源地などのほか、長崎県対馬市では19年に、海上自衛隊施設の隣接地を韓国資本が買収しリゾートホテルにするなどの動きがあり、安全保障上の観点から問題となった。関係者によると、外資による投機的土地買収は、現地を訪れず、公図(登記簿図面など)の確認だけで契約することが多いという≫と警告を発しているが、顕在化してから既に5年以上もたっている場所もある。
更に情報によると、大震災で地価が下落した東北地方の被災地を中心に、日本の不動産業者を表に立てた中国資本が買いあさっているらしい。
警察も刑務所も「ユルフン状態」、最高裁は愛国心欠如、はたまた重要な国防の一端を握る国内通信網会社も「想定外」続きで、利用者の不満を買っている。
国家安全保障の概念が欠落した国家機関はもとより、基幹産業もこんな体たらくで、一朝有事の際に果たして的確な行動がとれるのか非常に疑問である。こんな状態では[戦わずして滅びる]のは明らかだろう。
尤もわが国トップに位置する政治が腐りきっているのだから、末端は推して知るべし?か。魚は頭から腐るという…一人自衛隊だけががんばってみても無理だろう…
その自衛隊はソマリア、ハイチ、ゴラン、そして南スーダンに分派され、豪雪地帯で除雪にまで駆り出される始末。
迫りつつある危機に誰が対処するのか…気にしても始まらないから、今私は自分のたどってきた34年間の自衛官生活を振り返る作業中である。
3月に上梓する予定の[ジェットパイロットが体験した“超科学現象”(仮題)]をやっと脱稿したところだが、資料に目を通しながら、未だに救われていない英霊の苦悩とご遺族の苦痛、政府の無責任を改めて痛感した。
そろそろ三途の川が近づいてきた私も、面接官たる閻魔大王とのディベートに負けないよう、過去の体験を整理して備えているのだが、あの世の世界までもが、この世のわが政府並みに腐っていたら、もう一度三途の川を泳いで戻り、この世の心霊スポットに現れて、夜な夜な思いっきり化けて出てやろうか?と思っている。
勿論、祟ってやる相手は次第に明瞭になりつつあるから…
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