今朝の産経25面(多摩版)の素晴らしく美しい写真に心が洗われた。
地方版なのでご紹介しておこう。
≪ 【湾岸プロムナード】コアジサシは働き鳥
何度小魚を運んでも、「父ちゃん、もっと!」
巣を温めている嫁さん(だと思うが)に運ぶコアジサシ。「あんた、近頃稼ぎが少ないよ! 消費税が上がるらしいから、もっと働いて!」とハッパをかける、そんな会話が聞こえてくるようだ。
何度も餌場と巣を往復する。急旋回や直下降はお手のもの。鋭く、よく響く「キュイ、キュイ」との声が降ってくる。
いかにもよく働く、いや働かされているような絶滅危惧種のコアジサシ。真っ白な姿が青空によく映え、なかなか格好がいい。
ここは東京都江戸川区の葛西海浜公園の西なぎさ。2年連続でひなが誕生して、今頃は子育ての真っ最中だ。
巣が一度、カラスなどに襲われたら、ここで営巣する確率は低い。なんとか無事に巣立ってと、関係者は願っているのだ。(写真報道局 野村成次)≫
飛翔するコアジサシの姿が実にすばらしく見飽きない。防大で航空工学をかじった私にとっては、模範的な姿である。脚引き込み式?で無駄のない、美しい飛翔スタイルは、飛行性能に直結する!
野村記者の文章も、若干“人間臭い”ところがあるが、なかなか面白い。
「巣を温めている嫁さん(だと思うが)」に記者のユーモア精神があふれている。
組み合わせがそうではない(ことが多い?)人間界の生臭いところを想像させるところは、少々≪ブラック…≫的だが、コアジサシは永田“チョウ”には住んでいないから記者の危惧?は通用しないからご安心を!
それに比べて最近の人間界は修羅界そのままだから、見るもの聞くもの美容と健康に悪いものが氾濫している!
中でも「梅干しの種」という“愛称?”の幹事長の顔を見ると、精神的に不安定になる方がいるというが、それは失礼だろう!
「梅干しの種」に対して…
野性味あふれる我が家周辺も、この記事のような、“人間性?”あふれる小鳥や小動物たちの姿に癒される。
荒みきった都心を離れて、実にいいところに来たものだ、とご先祖様に感謝している。
以前、このキジバト夫婦が私の藤棚で2年連続孵化して育っていったと書いたが、今年も巣立ったのでやっと伸び放題だった藤の手入れをしたところ、親が戻ってきて、毎朝恨めしそうに私に向かって鳴く。
≪今年春、藤棚での産卵≫
まるで≪どうして撤去したの?≫と言わんばかりに。
「また来年ね!」などと声をかけたのだが、とうとうこの夫婦は、家内がバラのとげがあるから…と退去願った、お気に入りのバーゴラに再び巣をかけてしまった。
≪「人間の夫婦もこうありたい!」…週刊文春?≫
家内は「ステラグレイの手入れできなくなる」と困っているが、私はキジバトは一年に2度産卵しないのでは?と、毎朝起きがけに、ウッドデッキで「体操もどき」をしつつ観察中。
下から話しかけても写真の通り、全然怖がらないどころか、私の話に「耳を傾ける」のである!「ククー、ククー」と相槌をうちながら…
案外、この“二人”には、人間の言葉が理解できるのかもしれない。私が鳩語を理解できないだけなのか〜
日中は夫婦そろって“外出”するが、朝には必ず二人で寄り添っているから、我が家のバーゴラが、本当の「愛の巣」なのだ。
私が観察している限りではキジバト夫人の口からは、「『あんた、近頃稼ぎが少ないよ! 消費税が上がるらしいから、もっと働いて!』とハッパをかける、そんな会話」は聞こえてこない。
夫はせっせと働いているが、朝はこの通り寄り添っているから、愛情あふれる「あなた〜」という感謝の「ささやき」が「聞こえてくるようだ。」
今年は近辺では嫌にカラスが孵化していて、子ガラス達があちらこちらで「ガーガー」とわめきながら「イニシャルソロ中」で、チェイスしている「教官」に厳しく躾られているから、キジバト夫婦は、カラスを避けて我が家に転居してきたのかもしれない。
そうだとすると元自衛官としては、「身を挺して」守ってやらねばならぬ! 久しぶりに「監視任務」という仕事ができた!
週末、何かいいことがありそうで、今日は【山間のプロムナード】を少しだけ皆様にもおすそ分け!
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