7月7日に我が家のバーゴラに愛の巣を作ったキジバト夫婦は、約一か月間一心不乱に卵を抱いていたが、無事に2羽が孵化したことはお伝えした。周辺にはカラスたちも雛を連れて飛行中だったから、私は我が家の一員?になったキジバト一家の防衛を担当してきたが、一昨日8日、一羽が初フライトに成功した。ところがもう一羽は臆病者?で、親の声援にもかかわらずなかなか巣から飛び立てない。
その夜はとうとう一羽だけでさびしそうに過ごしていた。
≪なかなか飛び立てない妹?一人さびしく…≫
昨日9日、早朝巣を見ると、何と兄貴?が戻ってきて2羽仲良く並んでいる。それでも妹?はなかなか飛び立つ気配がない。
親は隣の家の屋根から声援しているが、それでも勇気が出ないらしい。
夕方兄は飛び去って妹は一人だったが、今朝4時ごろ、再び親子が迎えに来て、妹の初飛行を手助けすると、彼女?はやっと隣の家のリンゴの木までソロに成功した!
7時過ぎ見ると、すでに巣は空っぽ、ようやく2羽は巣立ったのである。ところが鳴声がするので見上げると、母親が電線に止まっていて、ウッドデッキに立つ我々夫婦を見下ろして「お礼」の言葉?をかけてくれた!
≪頭の上から“お礼?の言葉!”をかける親バト≫
これで「キジバト防護作戦」は無事完了!
バーゴラが少しフンで汚れたが、ま〜ま〜飛ぶ鳥跡を濁さなかった方だろう。
これで昨年から合計5羽のひなが飛び立ったことになるが、「いつか一家そろってお礼?に来てくれるだろうか?」というと、バラの消毒ができなかった家内は「もう結構」と言ったのだが鳩の夫婦に届いたかな〜
さて、9日は長崎に二発目の原爆が投下された日だが、忘れてならないことは、「日ソ不可侵条約を破って」満州や樺太に侵攻してきたソ連(今のロシア)の蛮行である。
なぜか日本のメディアは騒がないが、怖い相手には無言なのが彼らの通例。国際運動会も確かに士気高揚の手段ではあるが、過去の理不尽な歴史には目をつぶるのが、彼らの常套手段に思える。
自分に都合の悪い情報は伝えない、これも情報操作なのだが、お人よし日本人はそこまでは追及したがらない。それをいいことに、彼らはますます増長する。
広島、長崎をここまで≪反省≫し、平和を追及するのであれば、ソ連という裏切り者への抗議も同等に扱うべきだろう。
「これを書いたら終わりだよ、わかっているな」という言葉が、いやに新鮮に聞こえてくる…
ところで「運動会」報道、大和撫子が大活躍しているのは大いに心強いが、報道だけを見ていると、なんとなく「タレント化」されていて鼻につく。
その中できらりと光るシーンがあったのだが、おわかりだろうか?
レスリング女子48キロ級を制し、悲願の金メダルを手にした小原日登美(31)=自衛隊=が、「レスリング人生に悔いはない。年も年なのでママになりたい」「娘が生まれたら、減量とかのきつい思いをさせたくないので、レスリングはさせたくない」と答え、会場の笑いを誘い、さらに「これが最後の自分の試合と決めて臨んだ。(現役に)復帰した時から、ここがゴールと決めていた」と述べ、ロンドン五輪を最後に現役引退することを明言、今後については「今まで選手生活中心で主婦業をサボっていた。夫に支えてもらってきたので、普通にご飯をつくってあげたい」と穏やかに話したという。
≪表彰台上の小原選手=産経から≫
彼女は五輪で実施されない51キロ級時代の2008年に一度引退。しかしロンドン五輪を目指し、48キロ級に転向して09年に現役復帰していた(共同)というから、その執念は大したもの、しかも最初にして最後の試合で金メダル。あっぱれである。
ちなみに彼女は青森県八戸市出身で、中京女大(現至学館大)を出て自衛隊に入り、自衛隊体育学校に所属する1等陸尉(陸軍大尉)殿!
平成22年10月10日に海自下総基地(第3術科学校)所属の小原康司氏と結婚、ご主人もフリースタイル66kg選手だという。
あまり報じられないから、ご紹介まで。
届いた書物のPR
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「『反日』の正体」(西村幸祐著:文芸社文庫)¥680+税
西村幸祐氏の過去の単行本を改題し、さらに加筆・修正して文庫化したものである。彼が言いたいのは「反日の正体は、韓国でもなく中国でもない。仮想現実としての反日の正体とは、それらの国や民族をそそのかして、反日の材料を供給している日本人に他ならない」ということである。
私も15年前、初めて大陸を訪問し政府要人たちに「靖国問題に対するいわれなき非難」を難詰したのだが、「お宅のチョー日新聞が言ってくることをいって何が悪い」と開き直られたものである。
反日の構造は、いわば『敵は本能寺』状態だといえよう。西村氏はそそのかしているのは“日本人”…といったが、正確に表現するとすれば「元日本国民」といったほうがよかろう。
しかも今や永田町はほとんどそんな輩に占拠された。次回の禊選挙?でどこまで回復できるか、それは日本の将来を見通す重大な岐路になるだろう。
シナは内乱、韓国はまたまた人気取りの大統領が不法入国を予定している。ロシアはいつもの通り我が国の実力をなめきっている。
しかも驚いたことに、一部保守派までが“唯一”の同盟国を非難し始めていて、四面楚歌をあおっている。
「馬鹿につける薬はない」というが孤立無援になって2012年危機を乗り越えられるとでも思っているのか?
自国防衛を放棄しておきながら、安全保障もあったものではなかろう。その帳尻がどのようなものになるか…
老兵はか弱いキジバトたちを守りながら、世の行く末を眺めているのだが、とても楽観できそうもない…
文庫本だから携帯に便利、ご一読いただきたい。
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