軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

ブラック・インパルス??

今日は「どうも理解できない…」と思っていることを徒然なるままに箇条書きにしようと思っていたところ、面白い手紙が届いたのでまずそれをご紹介しよう。
先日ご紹介した中国のF31ステルス戦闘機の「追加情報」である。

≪F31ステルス機=共同≫


「先生がブログに書いたのはこれですか?」と届いた手紙にはプリントアウトされた画像が入っていたが、大陸内で流れているものらしい。
情報通り、黒煙を吐きながら飛んでいるF31と、別のインターネットで話題になっているガンダムである。

≪10月31日、試験飛行に“成功”したステルス機=インターネットから≫


この機体は、「レーダーには映らない」かもしれないが、目視はできそう!
ロシアの技術者たちは小ばかにしているだろうが、ロシアメディアは「大爆笑」だとか。
昔、ソ連の潜水艦の騒音があまりにひどく確実にキャッチされる事を知った日本の某機械メーカーが直してやったことがあった。
今度もどこかが直してやるのじゃないだろうな〜


≪築城でのブルーの妙技。F31でやる“ブラック・インパルス”はきっと“ド迫力”だろう≫


ガンダムについてはFS〜と書いたが、FF−X7が正解!電話だったので聞き間違えた。


≪これもインターネット上に流れているもの≫

ガンダムコピー機とは、いくらなんでもきつい冗談と思うのだが…


さて、本来の徒然草に入る前に、昨日の野田総理のラーメンどころか、今日の幼稚園訪問の様子を伝えたTV報道には絶句した。


野田首相子育て支援加速を指示 都内の施設視察≫


子育て支援施設「子ども総合センター」で子どもたちと交流する野田首相=11日午前、東京都新宿区(代表撮影):野田総理、気は確かか?≫

野田佳彦首相は11日、東京都新宿区の子育て支援施設「子ども総合センター」を視察し、「待機児童解消や地域の子育て支援拠点づくりを加速するよう内閣府に指示したい」と記者団に表明した。次期衆院選をにらみ、子育て施策を重視する政権の姿勢をアピールする狙い。

 同センターは地元住民が未就学児の一時保育サービスなどを利用できる同区の地域子育て支援拠点。首相は中山弘子新宿区長らと共に、区内に住む親子約20人を前に絵本を自ら読み聞かせしたり、育児について保護者らと意見交換したりした。

 政府は2013年4月、保育サービスの在り方を見直すため「子ども・子育て会議」を新たに立ち上げ、地域子育て支援拠点を11年度の約7500カ所から1万カ所にまで増やす方針を掲げている(産経)≫


民主党中枢(梅干しの種?)から、いいようにあしらわれている「操り人形」に過ぎないことがありありだが、野田総理よ、こんなことやっているひまがあるのか?
有権者を小ばかにするにもほどがある!
東北の震災地区は、手つかずのまま1年8カ月過ぎた。石巻では老人方が仮設住宅住まいのまま、まだ自宅に戻れない福島県民も多い。なのに幼稚園児相手に「遊戯」をしたり、「紙芝居」をしてみせる気持ちがわからない。国内外情勢を見るとき、あまりにも≪ノー天気≫すぎる。馬鹿丸出し…とまでは言わないが、脳細胞の診察を受けた方がいいのではないか?


世の中、不思議なことばかりだが、どうにも理解できないことがあるから、ちょっと書いておこうと思ったのだが、野田さんの“お遊戯”に気分が殺がれた!


さて、理解できない不思議なことなどの列挙。

1、[甘口辛口(サンケイスポーツ)]
[ストーカー犯罪、散々“ヘマ”を繰り返す警察のお粗末さ]
≪最近の警察のお粗末さは目を覆うばかりだ。特に神奈川県逗子市で起きたストーカーによる女性デザイナー刺殺事件は、その最たるものだろう。昨年6月にストーカーを逮捕した際、署員が逮捕状にあった被害者の結婚後の姓や住所を読み上げてしまい、それが悲劇につながってしまった。

 被害者が「姓や住所は言わないでほしい」と、警察に要望していたにもかかわらずだ。無神経というか、何も考えていないとしか思えない。犯人は刺殺後自殺している。あの手この手を駆使して、それこそ命がけで追っていたのだろう。そんな犯人のすさまじい執念と知能に、警察の知能が追いつかない時代になってきているのではないか。

 ストーカー問題で、警察は散々ヘマを繰り返したのに何も生かされてはいない。市民を守れきれず被害を受けやすい状況は一向に改善されない。暴力団排除標識を掲げた飲食店関係者が次々と襲われている北九州市もそうだが、自分の命を自分で守らなければならないとは、寂しい時代になったものだ。
今回、犯人は探偵社に依頼して被害者の住所を割り出したという。「お世話になった人を探している」と言われれば探偵社は引き受けても、結果的には人命が奪われる決定的情報になった。ごく一部だろうが、人の弱みを握って、ゆすりのタネにする悪徳業者もいると聞く。規制は難しいが、探偵業のあり方について考え直す時期かもしれない。

 警察も昔ながらのおざなりの対応では、市民は守れないと肝に銘じてほしい。これまでのストーカー事件の捜査方法などを洗い直し、時代に即した対応の仕方を検討して、早急に全国の警察に厳格なマニュアルを示してもらいたい。 (今村忠)≫


全く同感だが、11日の産経には、逗子署は「できる限りのことはした」としている。「できる限り」とはいったいどんなことなのだろうか?というのが私の疑問である。具体的に答えてほしい。


2、[不倫相手から「嫌がらせメール」受け取った別の女性の通報で発覚 CIA長官の不倫騒動]
≪CIA長官を辞任したペトレアス氏(60)の不倫が発覚したのは、不倫相手の女性から脅迫めいた「嫌がらせ電子メール」を受け取った別の女性が、捜査当局に通報したことがきっかけだったことが11日、分かった。複数の米メディアが当局者の話として報じた。

 ワシントン・ポスト紙などによると、嫌がらせメールを受け取った女性は、ペトレアス氏がかつて司令官を務めた米中央軍の司令部がある南部フロリダ州タンパに住む女性(37)で、同氏と同氏の不倫相手だったジャーナリスト、ポーラ・ブロードウェルさん(40)の両方を知っていた。

 女性は受け取ったメールに恐怖を感じ、米連邦捜査局FBI)に保護と送り主の調査を依頼。送り主がブロードウェルさんであることが判明し、ブロードウェルさんのメールを分析する過程でペトレアス氏との不倫関係を示すメールのやりとりが見つかった。(共同)≫

どうでもいい話だが、不倫相手の女性ジャーナリストが、長官の伝記を書き、そして彼を訴えたという話だが、その上彼女が別の女性を脅迫したということらしい。それで発覚したとすれば、女性ジャーナリストも同罪じゃないか?
三角関係か四角関係かは知らないが、不倫したジャーナリストも倫理的にはおかしいのであって、それで一儲け、というのであれば、さらに狂っているとしか思えない。タイトルは「ALL IN」と訳しづらい?が、日本版は「自己不倫体験記」とでもいうのだろうか?


わが国でも以前、今回叙勲された元大臣もこれと同様な手管で一切を暴露され権威失墜したが、この時の「相手方」の女性はどうなったのだろう?こんな行為はわが国では古来≪妻が「かも」になる男性を誘って姦通し、行為の最中または終わった瞬間に夫が現れて、妻を犯したことに因縁をつけ、法外な金を脅し取る≫という「美人局(つつもたせ)」とされていた。英語ではなんというのか知らないが…。
ジャーナリストの彼女は罰せられないのだろうか?大いに気になるところだが…

≪著書のペトレアスCIA長官の伝記を手にするジャーナリストのポーラ・ブロードウェルさん=1月(AP=共同):さて、ベストセラーになるかどうか。なればなったでアメリカにはSUKEBE〜が多いということか≫


3、[東電OL殺害=冤罪はなぜ起きたか。警視庁OB「“別人”をつぶす捜査できず」]

≪マイナリさんは1審無罪判決後、12年12月に東京高裁で逆転有罪となり、15年11月に最高裁無期懲役がいったん確定していた。

 高検が再審で一転、無罪主張に変更したのは、被害者の手の爪からもマイナリさんとは別のO型の人物のDNA型が検出されたためだった。当時の技術では、微量過ぎてDNA型鑑定ができなかったが、現在は可能となったため、被害者が殺害される際に激しく抵抗した疑いが出てきたのだ。……

 捜査に携わった警視庁OBは「“別人”をつぶす捜査ができていなかったのは事実だ」と振り返る。

 22年4月施行の改正刑事訴訟法によって強盗殺人罪などの時効が廃止されたことから、東電OL事件は再審無罪事件で初めて時効撤廃が適用される。だが、そもそも長年、死刑に問われる可能性のある重大犯罪の時効が15年だったのは、聞き込みなどのアナログな捜査の限界が15年とされてきたからだ。事件の真相解明は、飛躍的に技術発展し、時効撤廃を後押ししたDNA型鑑定に頼るしかないというのが、実情のようだ≫

≪自宅のバルコニーから笑顔で手を振るマイナリ元被告=ネパール・カトマンズ(共同)≫



これまたどうでもいい話だが、殺された彼女は(素行は別にして)どうなるのだろう?
なんだか、わがメディア上では警察のミスよりも、マイナリさんの「善人ぶり」がクローズアップされている。
家族みんなで総出演、無罪になったのは喜ばしいが、さて、一件落ち着いたら、彼が日本に出稼ぎに来ていた間の生活ぶりが家族の重荷になってくるのじゃないか? 
夫の、父親のお金の稼ぎ方が実に奇妙だと…
マ、日本からの莫大な補償金がすべてを消し去ってくれればいいのだが、何ともおかしな話だと思うのは考えすぎか?


4、[女性客室乗務員盗撮事件。9月12日産経]
兵庫県上空を飛行中の航空機内で女性客室乗務員(27)のスカートの中を盗撮したとして、警視庁東京空港署が兵庫県迷惑防止条例違反の疑いで、高松市楠上町、会社社長、渡辺数馬容疑者(34)を逮捕していたことが12日、同署への取材で分かった。

 盗撮犯罪を取り締まる迷惑防止条例は各都道府県がそれぞれ別に制定しているが、同署は、飛行機が兵庫県上空を飛行していた際の事件と判断して、同県の条例を適用した。同署によると、飛行中の盗撮事件での逮捕は全国初という。渡辺容疑者は「女性の制服姿が好きだった」などと容疑を認めている。

 逮捕容疑は、10日午前8時10分ごろ、高松市を離陸して兵庫県上空を飛んでいた航空機内で、ボールペン型のカメラを使って、客室乗務員の女性の後方からスカートの中を盗撮したとしている。

 同署によると、近くにいた乗客が現場を目撃。渡辺容疑者は羽田空港(東京)に到着後、逮捕された≫


スカートの中にどんな秘密情報が隠されているのか知らないが、最近の学校の先生も社長さんもどうかしている。思春期の男の子じゃあるまいし。
ところがその後この事件は不起訴になった。理由は現場が何県に当たるか不明だったというのである。
つまり、事件は間違いなく起き、本人も認めたのだが、航空機だから、「現場」が何県の上空だったか特定できず【不起訴】だというのである。そんなことどうでもいいじゃないか!と素人の私は思うのだが、玄人になるとそうはいかないらしい。疑わしきは罰せず??
いやはや、ストーカー事件も、OL事件も、法律とは被害者には不便なもので、犯人には便利なもののようだ!


今後は新幹線でも、航空路でも、どこで起きたかわからないようにして≪やれば≫いいと思うバカ者たちが出てくるかもしれない。
県境犯罪とでも呼称するか!

どうも法治国家にしては、法の適用が「不法」なような気がしてならないのだが…

今後は分刻みで時刻を記録する監視カメラでも機内に設置すべきだろう!!


この世には、わかったようでわかっていない事件事故が多すぎる。気が付かないまま、過ごした方がストレスがないので幸せなのかも…
ばかばかしくなったので今日はこれまで。

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