今週は急に仕事が増えて落ち着かなかった。もっとも明日も靖国会館で「普天間・尖閣・シーレーンの危機」と題する講演が残っているから、終わったわけではないが充実した週末になった!
とりわけ刺激を受けたのが22日のチャンネル桜の収録で、これは今日の夜放映されるがぜひ見ていただきたいと思っている。
私もいつものように“おとなしく”参加したのだが、沖縄から参加された4名の論客による実情報告には愕然とするものがあったからである。私がいたのは16年前だから当然変化しているとは思っていたが、今や左翼に占領された「言論封鎖の島」になっていて、中国の手が伸びていることは間違いない。
今、米兵による不祥事が続いているが、これもいささか誇大宣伝?の気がする。実態の一部はこうだという。
≪沖縄県の暴行・強制わいせつ事件等≫
● 昨年度72件(公表されたもののみ)
● 沖縄県教職員の教え子に対する同種事件 7〜8件/月
(ベタ記事で報道されたもののみ)
(参考) NHK 17件/年
●米軍基地がある“悪魔の島”の実態は、「年1万人人口増加(有権者ベース)で現在約140万人、特に普天間基地周辺が増加中だという。どこが「悪魔の島」なのだろう?
詳細は番組をご覧いただきたいが、国民は意図的な虚報に騙されている!というのが参加者たちからの警告であった。
≪*24日(土)スカパー!217ch 20〜23時「日本よ、今……闘論!倒論!討論2012(288会)」 およびインターネット放送【so−TV】
パネリスト
江崎孝(政治・歴史ブログ「狼摩人日記]管理人)。大高未貴(ジャーナリスト)。奥茂治(南西諸島安全保障研究会理事長)。川村純彦(元海将補)。當山正範(三善会会長)。恵隆之介(拓大客員教授)。それに私≫
次はPR。
現役時代に沖縄で気軽に書いた『中編小説:ストレンジャー』が漫画化されることになった。漫画家は「あびゅうきょ」こと安部幸雄氏である。
私は漫画には縁遠いが、氏の筆致には感心した。
私が沖縄勤務時代に書いた「中編空想小説」で、スクランブルしたファントム戦闘機パイロット・星野3尉が、UFOと遭遇したことから生じる風光明媚な沖縄を舞台にしたSF?漫画になるはず。出版は来年の予定、こうご期待!≫
≪なかなか精密で、武器の質感をうまく表現している!主題になるファントム画像も期待できる!≫
≪参考までに頂いた彼の漫画:あびゅうきょ著:幻冬舎コミックス刊≫
さて、総選挙を前にした各政党は、予想通り分裂してしまった民主党はじめ、14個ものグループとなって熾烈な戦いをしているが、これで「ほんものか。にせものか」が浮き出てくるだろう。
石原効果で、見せかけの「政治屋たち」が分裂した結果だが、さて、保守本流のあるべき姿が、どのように有権者に理解され信頼され、選挙の結果生まれた政党が、さらにどう日本の立ち直りに結びついていくか、大いに興味がある。
今朝の産経は、民主党が「自民党と公明党の分離」を画策しているというが、保守本流の真の政治を期待する有権者にとっては願ってもない動きだろう。分離させてもらいたいものだ。
ただし、昨日の世田谷における講演会の開始前に、幹部の方々との懇談で私は「昔の名前で出ています」的な自民党では有権者に見放される。「新生自民党」でなければ有権者の反応は厳しかろう、といったのだが、安倍総裁が打ち出した綱領は、本来のあるべき姿に戻ろうとしているものと評価できる。
しかし、なぜ3年前に自民党は敗北したのか、という猛反省をこの際徹底的にしてほしい。
つまり「新生」自民党になってもらいたい。そのうえで、今回の政界再編の起爆剤となった≪太陽の塔≫と≪維新の会≫の勢力は、さらに本来の日本のあるべき姿を国民に訴えねばならない。
民主党という“非民主的ゲバ団体”に裏切られて、懲り懲りした有権者たちの既成政党と古い思考しかない政治家に対する思いは複雑だが、ゆえに今回、ゲバ集団に1票を投じた失敗を肝に銘じているから、有権者の目は非常に冷静になっている。
台風の目的存在の若い橋下氏には、今後もいろいろメディアの攻撃が続くだろうが、大阪府知事時代、現大阪市長を通じて、誰も手をつけなかった≪タブー≫に挑戦した目覚ましい改革ぶりは、大阪府民はじめ国民の大多数は認めているだろう。
今回の試練を経て(本人は立候補しないが)、彼が市長としての職務を見事に果たしたうえで国政に目覚めていくとしたら大いに結構。
先輩としての石原氏の指導ぶりも見ものだ。
あと2〜3回の集散離合を含めた微修正は続くだろうが、大きく動き出した流れは元には戻れまい。
中国も動きが取れないこの時期、いかさま師たちがふるいにかけられて消え去り、一時的この混乱がまっとうな政界再編になることを期待したい。
明日の講演のPRなどと、届いた新刊本のご紹介。
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1、〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
三島由紀夫氏没後四十二年『憂国忌』の御案内
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ことしの「憂国忌」は日曜日にですので、下記三本の講演を予定しております。万障お繰り合わせの上、ご出席いただければ幸いです。
謹白
記
とき 十一月二十五日(日曜) 午後二時(一時開場)
ところ 星陵会館ホール(東京メトロ「国会議事堂前」か「永田町」)
http://ticket-search.pia.jp/pia/venue/venue_access_map.do?venueCd=SRYO
プログラム 総合司会 佐波優子
開会の辞 松本徹(三島文学館館長)
<記念講演第一部>
「三島由紀夫とワグナー 芸術と政治的思想、あるいは愛と死」
在独作家 川口・マーン惠美
「三島由紀夫が下田に来た夏」 横山郁代
(休憩十分)
<記念講演第二部>
「『三島は、日本です!』(モーリス・ベジャール)―世界に向けて発せられたその死と美のメッセージ」 竹本忠雄
「海ゆかば」 全員起立斉唱
「閉会の辞」 冨岡幸一郎(鎌倉文学館館長)
会場分担金 おひとり 二千円(学生千円)
代表発起人 井尻千男、入江隆則、遠藤浩一、桶谷秀昭、佐伯彰一
竹本忠雄、中村彰彦、西尾幹二、細江英公、松本徹、村松英子
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三島由紀夫研究会 HP URL http://mishima.xii.jp/
メール yukokuki@mishima.xii.jp
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2、二宮報徳会講演会のご案内
期日: 24年11月25日(日曜日) 午後1時30分〜4時30分(受付午後1時)
会場: 靖国会館[偕行の間] 靖国神社内 地下鉄九段下駅下車
参加費:1000円(学生500円)
主催および連絡先 二宮報徳会(会長 小林幸子)
電話03-3637-7861 FAX 03-3637-7841
本の紹介
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「竹島に行ってみた!=古谷ツネヒラ著」(青林堂 ¥1600+税)
話題の竹島に“平然と”行って上陸してきた古谷氏の体験記。写真も豊富で現地の状況がよくわかる。
“完全に”自分のものにしている韓国政府の得意げな顔が目に浮かぶ。これを読んで腹が立たないものは日本人じゃなかろう…
次期政権は取り返してくれるのかな〜。期待したいが。
「総合国防マガジン:自衛隊FAN=井上和彦監修」(双葉社:¥1100+税)
またまた出てきた「自衛隊もの!」
写真や図番が豊富で若者向けだが、≪ナデシコ政治家?≫のインタビューや、“有名”な田嶋陽子と井上和彦の「憲法9条[喧嘩対談]」もある。なんとなく?さんざん言いあった後「握手」している写真が不釣り合いだが、これは愛嬌か?
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