自衛隊基地を誘致しておきながら、土壇場で法外な高値を付けた与那国町長に対して、電話で抗議したブログの読者がいたが、今きっと現地は慌てていることだろう。
私が沖縄に着任する直前の96年3月上旬、中国が台湾総統選挙を威嚇してミサイル発射訓練をした時、与那国島は出漁を控えたので漁獲高が激減、2〜3000万円の収入減だと言われていた。
≪琉球新報記事:96・3・14≫
当時の又吉知事室長は「県民の不安が続いており、本来の漁場で操業が行えるよう、しかるべき対応を中国政府に働きかけてもらうよう外務省に要請している」と言ったが、その後補償については報道がなかったから、私がざっと計算したところでは、島の漁民一軒について年収が80万円ほど減ったはずだから、私は中国の横暴に対して何もしない我が政府を情けなく思うとともに、与那国漁民に同情したものだ。
あれから17年たった今、基地建設費用に10億円要求とは、何とも欲の皮が突っ張ったものだ。
読者の指摘通り、部隊建設は与那国以外の適当な場所にする方がいいだろう。この島には高校はないから、働き盛りの若者たちはみな島を出る。だから私は陸自部隊を駐屯させるべきだと、同期の西方総監に伝えたのだが、当時は軍縮中でとても手が出せなかった。
白紙に戻して再検討しなければ、町長は全国一の高齢者自警団でも作って独自に守備することだ…
ところで昨日省略した中国関連粗資料は次の通り。
(概説)
●中国人民解放軍の今の実力では、とても尖閣は奪えないし、経済不況が近づきつつあるので戦争などしている余裕もない。
訪露した習主席は、新世代の「ラーダ級」潜水艦4隻と、24機の戦闘機スホイ35を契約したが、この背景には当然「米国や沖縄・尖閣問題などで対立する日本を牽制する狙いがある。」
潜水艦のうち2隻はロシアから購入し、残り2隻は中国国内で組み立てる予定だが、実戦化するまでには少なくとも5年はかかるだろうという。
その間に習主席は「解放軍の腐敗をなくし、日本国内の親中派人脈と新聞社などを利用して政治混乱を起こさせて自衛隊増強を阻止、遺棄化学兵器などの問題を再燃させて金をむしり取る」計画だという。
●国内の水や環境が極端に悪いため、中国では鉛害による障害児が2人/毎分生まれているという。目玉がなかったり、指や足がない障害児の出生数のものすごさに、昔の水俣病を想起するが、障害児だとわかるとすぐに親が収容施設前に捨てるそうで、あるとき一晩で300人以上が捨てられたので、施設ではガードマンを雇うようになったらしい。
それでも捨てに来る親が絶えないので、ガードマンが別の場所に捨てるよう“指導”しているというから信じられないが、このような現状は軍人家庭も同様で不満が高まっている。
老後の安定のために、子供を作りたいが作れないという不満である。
これを解消するため、軍人家族に限って優先的に飲料水を配布し、かつ病院での治療を無料化する計画があるという。
更に軍人の士気高揚のために、6月に給料を今の1/3分ほどアップさせるというが、胡錦濤時代には2回実施された。
これはあくまで軍隊を味方につけるための策だが、「人民は後回しか!」という苦情がネットに流れているらしい。
そして水はもちろん、食品も重金属まみれで危険だから、中国に住んでいる日本人家族はすぐに引き上げた方がいいと助言してくれた。
男は仕事で離れられないだろうが、家族、特に子供は関係ない。
長く中国に住んでいると日本に帰ってから子供が産めなくなるよ!というのである。
そして、早く米国と日本に攻めてきてもらって、共産党を倒してほしい!と人民は思っていると言ったのだが、さて外務省や報道陣は信じるかな〜
これとは別に、今朝入った面白い情報だが、「英語の特訓中だった習近平夫人が、自信をつけたらしく近平主席を連れて外遊を始めた」と国内ではいわれている。
実は毛沢東夫人の江青女史も、習夫人も、李克強夫人も皆山東省の出身で、山東省出身女性はしっかり者だから日本で言えば「かかあ天下」なのだそうだ。
じゃあ、これからはまるで西太后か楊貴妃の時代に似てくる?と聞くと「その通り」と同意された。
そんな雑談の中で気になった情報を列挙しておこう。
1、軍備が完備するまでの時間稼ぎとして、日本の国連常任理事国入りに賛成し、代わりに金を引き出させる。
2、北朝鮮の生意気な態度を懲らしめるために、石油の栓を締める(供給をやめる)。
3、中国には約10万人の脱北者が住んでいるが、今度は北朝鮮の守備兵が多数越境して吉林省に亡命(十数名捕まえたそうだが未確認)、
これを見て「中国にとって北朝鮮は不要だ」とか、「北を併合して哀れな人民を救え」「両国国境には、すでに橋が増設されているから、人民軍は一気に突入せよ」などという投書が目立っているという。
毛色が変わったものとしては、あるネット上に「薄帰来は冤罪だ」と出たらしい。
彼を誹謗中傷した宣伝はすべて嘘で、彼は豪華な住宅も持ってはいないし、夫婦別居中だったから、夫人がイギリス人を殺害したこととも無関係、彼が住んでいた家は借家だったという。
そんな彼をなぜ政府は捕まえたのか?という疑問が出ていて、彼から逃げた王立軍が米国側に誇張して伝えたのだろうという。
毛沢東の孫も、劉少奇の息子も身は潔白、果たして薄帰来につける罪名が何になるか?と興味津々らしいが、これに関する意見はすぐにネット上から消されるというから、まだまだ陰湿な権力闘争は継続中だと見た方がいいだろう。
まあ、いずれにしても「対岸の火事」、その間に我々は、本来の日本国のあるべき姿を取り戻す方が先決である。
以上、中国“雑情報”のご紹介。ご参考まで
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