軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

中国発の疫病を水際で阻止せよ

今朝の産経は一面トップで、「中国発パンデミック警戒 鳥インフル、強毒性に変異か 死者3人に」と中国で猛威を振るっているインフルエンザを報じた。
しかし、少し遅いのではないか?

産経新聞から≫



大紀元日本」は、昨年からこのことあるを予言した記事を掲載していた。とにかく衛生観念に乏しいこの国のこと、尖閣問題で“右往左往”している間に、この国は内部から崩壊を始めているのである。
今日は少し長くなるが時系列順に、私がメモしているこれらに関する記事を列挙してみよう。


●【大紀元日本3月11日】上海市を流れる黄浦江の上流松江流域で9日、大量のブタの死体が発見された。10日までに1200匹の死体を回収したという。南方都市報が11日に報じた。

 水上清掃を担当する会社の話によると、5日からブタの死体が川に浮かび始めた。9日午後まで900頭余り、10日まで1200頭が打ち上げられた。

 ブタの耳にある識別標から浙江省のブタと判明されたとも報じられている。

 上海市水務局は黄浦江の水質に今のところ影響がないと発表した。また、ブタの死因について調査中としている。

≪豚の死骸:福建省=大紀元から≫



●【大紀元日本3月15日】上海市の飲用水の水源である黄浦江から回収されたブタの死骸は14日までについに7550頭に達した。同市当局が「飲用水の水質に影響なし」と説明している中、国内養豚業ではブタに抗生物質発がん性物質を濫用しているとの調査結果が出ており、「毒だらけのブタだ」と指摘されている。

国内人気情報サイトの「財経ネット」は11日、米中の共同研究チームによる国内養豚場への調査結果を報じた。同チームは北京、福建省莆田地区、浙江省嘉興地区(今回のブタ死骸の投棄場所)にある3つの1万頭以上の大型養豚場を調べた結果、計149種類の薬剤耐性遺伝子が検出された。その内の63種類の濃度は原生林の土壌の耐性遺伝子含有量の100倍〜3万倍に達する。

 薬剤耐性遺伝子が大量に発生する原因について、同研究チームは、ブタへの抗生物質の濫用だと指摘した。「病気のないブタにも抗生物質を、病気のブタにはさらに多種の抗生物質を投与することが原因」


●【大紀元日本3月22日】ミニブログ・微博ユーザーで上海住民の「Christy蜜酱」は、熱を通そうとエビを電子レンジで温めた。取り出したエビを見て仰天した。頭の部分が緑色に変わっていたのだ。Christyはすぐさま写真を撮りインターネットに投稿した。

 瞬く間に1万人以上が写真を共有した。「皆食品安全問題に大きな関心を寄せている」とChristyはつぶやく。ある微博ユーザーは「これは新しいタイプのエビで、翡翠(ひすい)エビっていうの。とても高価なんだよ」などと冗談を言った。

 あるユーザーは、この緑色をマラカイトグリーンという殺菌剤や染料などに使用される成分と分析。これは日本やアメリカ、欧州では食品への使用が禁止されている。また一方である食品専門家は、エビの頭に集まっていた藻類が熱したために見えるようになっただけ、と見ている。

 上海では今月中旬、黄浦江上流に約1万頭もの豚の死骸が漂着したことで、住民たちの食品安全に対する懸念が高まっている。

大紀元から≫


●【大紀元日本3月27日】四川省眉山市で川に不法投棄された千羽あまりのアヒルの死骸が見つかった。現地当局は死因不明だとしながら、住民に「健康危害はない」と説明している。上海では、黄浦江で1万6千頭以上の豚の死骸が漂流する出来事があったため、市民は環境への不安が募っている。

 現地当局幹部の説明によると、死骸が漂着したのは眉山市彭山県南河の河川敷。19日に村民の通報で発覚した。アヒルの死骸は50個以上の編み袋に入っており、総数は千羽を超え、一部はすでに腐乱していた。「死因は究明できていない」という。

 また同幹部の見解では、アヒルの死骸は河の上流から流れてきたもので、出所はまだ特定できていないという。「現場はすでに消毒処理した。人間と動物には危害がない」と付け加えた。

 北京政法大学法学院の何兵副院長は「死因も出所も判明していないのに、なぜ危害がないと断言できるのか」と当局の説明に疑問符を付けた。


●【大紀元日本4月2日】中国国営新華社通信は1日、上海などで鳥インフルエンザH7N9型で3人の感染例を報じた。これを受けてか、2日、インターネットで南京市の病院関係者と名乗るものが、同型インフルに感染し、重体の女性を隔離していることを暴露した。

 ミニブログ・微博のユーザー「不死鳥」は自称、南京市鼓楼区鼓楼医院の管理職。彼は、同型インフルエンザに感染した女性の診断書を写真で撮影し、微博に投稿した。そこには、南京市江寧区の市場で家禽業を営む45歳の女性が、3月30日に同型インフルの感染者と認められ、隔離されていると記載されている。

 現在、元の投稿は削除されているが、またたくまに写真は中国のインターネット上に広がった。

 南京市当局はこの感染例を当時、発表しなかった。この暴露を受けて、専門チームが調査を開始していると市の広報担当は2日に述べた。

 H7N9型の人間への感染は今回の中国の世界初で、専門に対応するワクチンは現在ない。

 1日の新華社の報道によると3月、上海と安徽省の3人がH7N9型に感染し、うち2人が死亡、1人が重体だという。


●【大紀元日本4月3日】中国で発生している鳥インフルエンザ(H7N9型)で新たに4人の感染が発表され、感染者は計7人となった。これ以外にも、上海市では5人が原因不明の重い肺炎になっていることが報じられており、上海市の川で大量の豚の死骸が見つかったこととの関連性も囁かされている。

 新たな感染例は、上海市に隣接し、同じく長江の河口地域にある江蘇省で報告された。2日の同省当局の発表によると、感染が確認されたのは省都・南京市に住む45歳の女性、宿遷市に住む48歳の女性、蘇州市に住む83歳の男性、無錫市に住む32歳の女性、の4人。4人とも重体で入院中だという。

≪ごみにより汚染される川、北京2012年3月(Photo AFP/Getty Images)大紀元から≫


当然国民の健康を管理する厚生労働省は対策を講じていたと思うが、昨夜のニュースでは、成田空港などに「渡航者に注意を喚起するビラ」が張られた程度の様だ。

昨年、台湾でも多量の豚が死亡し、自衛隊同様、軍が焼却処分したが、大陸では、人民解放軍が協力しているという情報はない。

≪台湾の豚焼却処分=大紀元から≫



我が国では、以前の鳥インフル…や新型肺炎(SARS)などに大々的に対処し、水際阻止に成功したことがあったが、今回も十分な体制を敷くことを“勧告”したい。
在留邦人の帰国時もそうだが、中国人の入国管理については厳重管理を要する。勿論、密入国者は直ちに強制送還すべきだろう。
この国の人民の衛生観念は遅れているし、要人たちは、福島原発事故を聞いて直ちに家族を海外に避難させた我が国の“要人”たち同様、都合の悪い情報は人民から隠蔽して、自分だけが逃れようとするから、この国の公式情報に信憑性はないからだ。
つまり、GDPは世界第2かもしれないが、その他はすべてが国際水準から大きく遅れていることを熟知したうえで対処すべきだからである。

≪これが軍学校の厠だ:上海にて≫



ところでこの件について問い合わせた中国ウォッチャーから驚くべき話を聞いた。

看護師不足対策の一環として、我が国は中国から中国人看護師を招聘しているそうだが、昨年10月に既に3人が入国し、今年の第1陣として15人が入国したというのだ。
10月には第2陣の23名が来るそうだが、ウォッチャーいわく、ほとんどが四川省の出身者。地元では年収2万円程度だが、日本に行くと400〜450万円になるといい“大好評”!
しかし、ここで治療した老人がロシアに戻った時、空港の「放射能検査」に引っかかった。
ようやく判った原因は「入歯」で、詰めた金属が放射能まみれだったという。
ウォッチャーいわく、四川省地震の原因は核爆発だと噂されていて、その後この周辺には相当な放射能が出ているのに政府は公表していない。だからここで作った「金属の入歯」から放射能が出てもおかしくない…。


その上看護師たちは、人体解剖(臓器摘出)には慣れているが、病気を治すのは不慣れだという。にわかには信じられない話だからさすがの私も「まさか…」といったが、看護師たちの仕事は、日本やアメリカの病院から「新薬」を盗むことで、特に『癌の特効薬』を求めているのだという。
その証拠につい最近、BBCが「在米の42歳の中国人“医師”が、抗がん剤を盗んで逮捕された」と報じたという。


そんな看護師らを“輸入”している担当役所の見解を聞きたいものだが、今回の件についてはこう言った。
今問題になっている鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)は、昨年早くから問題になっていた。水は汚染し、動物は死に、死骸を河川に放棄する。
その死骸を業者が細工して市場で半値で売るから、人民は安いと飛びつく。
鶏だけじゃない、北京ダック用のアヒルも含めて鳥類はすべて危険、しかし、豚でも鳥でも、死骸をさばいて安売りする業者が絶えないから、中国にいる日本人は気を付けた方がいいと、前から先生に忠告してきたはずだ。

これほど大きな問題になった以上、政府は手が付けられなくなっている。既にこの国の肝炎患者は5億人を突破しているし、結核患者も5億5千万人が感染しているという。
日本国内で医者として働いているものの中には偽医者が多い。特に中国式漢方院などはその手の偽医者が多いから気を付けて。

先生、とにかくこの国は病気大国、精神も肉体も汚れきっている。それを知って附き合わないと、清潔好きな日本人は絶滅するよ!
日本のテレビで、こんな汚い連中を「観光資源」だと言って日本の有名な温泉地に勧誘するなど、私には信じられない!
日本人は、尖閣を取られないと目が覚めないようですね〜


中国産食品の危険性については、週刊文春が連続して掲載しているが、そんなこと2000年に現場の“農薬まみれ”の農業を見て以降、私は家内に注意して“敬遠”してきた。あれから10年余、とうとう土地も改良できないほど汚染されてしまったのだ。
無知ほど恐ろしいものはないが、それを承知?で輸入している業者の神経が判らない。
1999年、万里の長城見学からの帰途、産地直売の蜂蜜売りを見た時、ガイドは「絶対に買うな!これは毒よ!」といったものだ。

≪蜂蜜屋と文革時に使用された天安門広場の“簡易?トイレ”≫


あれから13年、精神的に「異常な行動」をとる犯罪者が増えた原因について、週刊文春が取り上げるのも近いのではないか? 聊か遅きに失するが…

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