軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

北京から脱出??

毎年“恒例?”のキジバト君の巣作りが始まった。数年前から我が家のバーゴラに「愛の巣」を構え、すでに7羽のひなが育ったのだが、家内はその間、バラの手入れが出来ず困っていた。
そこで今年はあきらめさせようとバーゴラに≪害鳥よけ≫を設置したが、それでも“二人”は元の場所にこだわる。
何度追い出しても戻ってくるので、とうとう別の場所に風よけと巣の土台を設置したら、オスはしばしチェックしていたが、ようやく枯れ枝をくわえて来てその上に設置し始めた。
何とかこちらの方に定着してくれるといいのだが…

≪戻ってきたキジバト夫婦≫

≪鳥よけ(障害物)を避けて二人で相談中…≫


≪私の人工巣をチェック中のオス≫



さて人間界では、サッチャー元英首相が無くなった。“鉄の女”と当時のソ連命名された意思堅固な指導者だった。
贈られた「銅像」を見て、「鉄じゃないの?」といったのが印象的だったが、日本には生まれそうもない見事な指導者だった。


ところで半島北部では年端もいかない指導者が、駄々をこねているらしい。核実験だ、ミサイル発射だ!と、まるでデパートのおもちゃ売り場で床に転がって親に駄々をこねる“ガキ”のように、世間知らずの指導者に、世界中のいい大人たちが振り回されているのだからむしろ滑稽だ。悪がきには一発ビンタを食らわせるとおとなしくなるものだが。

北の内部では当然そんな動きがあるだろうが、映像に流れる“老高官たち”は、皆メモ帳を取るのに忙しいらしい。
バカラ賭博に取りつかれて「9」にこだわっていた親同様、彼もきっとそんな節目を気にする男じゃないか?
とすると11日は第1書記就任1周年、「4・15」は金日成生誕記念日、この日に花火を打ち上げるのだろう。それも『刃向わない』ことで有名な日本列島上空越えで「ムスダン」を!


更に本気度を示すため、ロシアや英国など在平壌の各国大使館に対し国外退去などを検討するよう通告。韓国と共同運営している開城工業団地から北朝鮮側の全従業員を撤収させ、団地の稼働を暫定的に中断すると発表した。6者協議っていったいなんだったのだろう?
実力のない中国が議長で、米国代表は例のジョンヒルさん…
会議は踊って太らせて・・・


その反面、瀋陽からの情報によると北の外交官らは中国国内で金に糸目をつけずに買い物三昧。
高価なふかひれ、ツバメの巣などの食材や花火などに400万$も使い、15日の生誕祭用だと言っていたらしいが、はてさて。
鳥インフルエンザ菌でもテイクアウトすればいいのに…


さてその鳥インフルの続報。

この現象は既に昨年から起きていたので今年の事象じゃない。だが、中国政府は一切公表しなかった。
発端は豚7万頭の河川投棄に始まった。投棄された豚の死骸を“悪徳業者”が引き上げて解体して15元/Kgで販売、通常は3000元/Kgだから飛ぶように売れた。
更に業者は肉に味付けして食堂用に販売したからしばらく平穏だったが、やがて病気が伝わると共に売れなくなったので残りを再び川に投棄した。
すると今度は他の業者がこれを拾って「鳥の餌」用に加工して販売したから今度は鳥に蔓延したのだという。
これも現地情報だが、さて我が国はこれにどう対処するのだろうか?
我が家のキジバト夫婦に伝染しないようにしてほしいものだが…


ついでに私が「尖閣問題が少し冷えてきたようだが…」と聞くと、次のような回答が来た。信じるも八卦、無視するのも八卦だが、習近平新主席にとってはそれどころじゃない2つの大きな問題が課せられているという。

その一は軍隊の掌握。
腐敗しきった軍隊を立て直し、党の指導下に入れること。
そして二つ目は首都・北京の大移動だという。


軍に関してはそれなりに情報が出回っているが、とりわけ今度は6月に軍人給与を平均40%あげるという。
胡錦濤時代にも同じように階級などによって2度にわたって軍人の給料をアップしたが、今回は軍種によってアップ率が違うらしい。
最高率はミサイル部隊で陸軍は最小。例えば兵士は現在平均3000元だが5000元にアップが予定されているという。
これで党に対する忠誠心がどれほど上がるか不明だが、兵士らの士気は上がるだろう。
更に部隊移動用の高速鉄道と高速道などは、軍用に確保するよう図られているという。

面白いのはこうして軍を手名づける目的が、項目2の首都移転に備えるためだというのだ。


環境汚染で身体極まっている北京については、以前から首都移転論が出ていた。理由は北京市の人口過密や交通渋滞の解消とされていたが、今やそれらに地下水の乱掘による「地盤沈下」と「異常な黄砂」(砂漠化の進展)が加わり早急な移転が計画されているらしい。



≪北京の陥没・洪水=インターネットから≫


2年前だったと思うが、全国工商連不動産商会の陳宝存理事が、渋滞問題の解消と人口分散のためには首都移転は「最もよく効く薬」だと提案したことがあった。
これに対して上海華頓経済研究院の沈院長は「人口過密や渋滞問題などの“都市病”解決の最良の選択」と太鼓判を押し、独自の調査結果をもとに、湖南省岳陽市や河南省信陽市などを移転先の候補地として挙げたといわれていた。
当時は交通渋滞や人口集中を緩和することに主眼が置かれ、司法、立方、行政などの機能の移転や経済効果の変動などについては触れられていなかったが、今回は、世界的に有名になったPM2・5問題が後押ししたという。
高級幹部であれ、貧乏な人民であれ、吸う空気は同じだからだろう!

北京市内の空気汚染=インターネットから≫


10年前、朱鎔基首相は北京から60km離れた地点の2階建ての家が、一夜にして黄砂に埋まったのを見て、真剣に砂漠化と黄砂被害対策を指示したことがあったというが、そのために江沢民も首都選びの会議を29回も開催したという。
今回ほぼ確定したのは、河南省の信陽市でここは黄河中流に当たる清潔な都市らしい。

そのためには日本からの金がどうしても必要になる。民主党政権時代は言えばどんどん?入ってきたが、安倍政権になってからは気がかりだから、コバンザメ“与党”工作を強化しつつあるらしい。
中国ウォッチャーは言った。「PM2・5対策に日本も協力する」といった日本の政治家がいるがとんでもない。日本に敵対して脅かすといくらでも金が入ってくると読んでいるだけ、事実日本はそれにこたえてきたが、これからは絶対に避けなければならない。
中国の人民のためでも日本人のためでもなく、共産党高官だけのものになるからだ。

≪もうお忘れ?青島の反日暴動=インターネットから≫


あれほど日本を敵対視した江沢民は、実の父が日本軍特務機関に勤めていたことを隠すためだったのだし、事実、彼の死亡説が流れたことがあったが、あれは江沢民が元気をつけるために≪スッポン料理を食べた≫ところ、中国内のスッポンもカニも、重金属まみれだから中毒を起こして死にかけたのだ。
それで死亡説が流れたのだが、側近が日本から特効薬を取り寄せたので命からがら助かったのだ。
日本人は優しいよ。車を焼かれ、暴行され、ギョーザに毒を入れられても怒らない。中国人には絶対理解できない!
そこで先生にアドヴァイスしておきたい。


中国は今経済が落ち目なのに虚勢を張っている。実は極端なインフレなのだ。それを経済状況がいいと思わせているだけ。
嘘つくのは中国人の得意技、やがて高度経済成長もウソだったことがばれるだろうが、人民がこれを知ったら内乱間違いない。
日本はこれに巻き込まれてはならない!


昔の戦争のことをもう一度思い出してみて!
日本が戦ったのは蒋介石の軍隊で、その間を逃げ回っていたのが毛沢東の軍隊だった。日本はアメリカに負けて蒋介石武装解除されたが、その蒋介石ソ連に支援された毛沢東に負けただけ。
なのに、中国の抗日記念館には、如何にも『毛沢東の軍隊(中共軍)』が、「精強な日本軍」と戦って打ちのめしたのだ!とウソついて人民を騙している。

実をいうと共産党の軍隊は戦争に一度も勝ったことがないのだ。
それを平気で人民にまで嘘の教育をしているのだ。
先生、もっと日中戦争のことを日本人に教えて!


勿論言われなくとも私は「細々と」話し続けているが、なかなか日教組の洗脳を受けた若者たちの「解毒剤」にはならないのが悲しいところ。
11日、12日とチャンネル桜で『放談』することになっているが、
最近はそれよりもキジバト君の巣作りのお手伝いをすることの方が楽しみになってきた…

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