軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

キジバトの雛、襲われる!

5月3日の朝7時に見た時は、オスが元気に抱いていたが、お昼前に行ってみると、巣が“カラ”になっていた!
ウッドデッキ上に羽などの痕跡はなく、きれいに消滅しているのである。
2階からバーゴラをのぞいてみて気が付いたが、強風で煽られたらしくバラの枝が壁際から少し動いていて「上空防護」が手薄になっていた!
近くの電柱の頂上には、時折カラスがとまって下界を物色しているから発見されたに違いない。かわいい盛りの雛二匹を守ってやれなかったことが残念でたまらない。すぐにずれた枝を引き寄せて、防護処置をとったが、親バトは遠巻きに眺めているだけで、巣に戻ってくる気配はない。


巣立ちを期待していたご近所のご婦人方からは「お悔やみ」を言われたり、「ハトはバカだからすぐ戻ってくるわ」などと無責任な励まし?の言葉をかけられる。


拉致被害者のご家族の気持ちには及ばぬものの、悔しくて腹が立つこと限りない。現場を捕まえたら撃墜してやるのだが…
カラスは「愛鳥」ではないから、愛鳥週間適用除外だろう!

まるで尖閣諸島を奪われたような無念な気分だ。

≪これが雛の“遺影”になってしまった≫


昨年は7羽も順調に巣立ったので少し安心していたが、今回は自然界の厳しい掟を教えられた。


ところで生き物の中でも草花は、風雨や害虫の攻撃にもめげず、徐々につぼみが開花してきた。
私が育てていた「ボローニア」は、根くい虫(コガネムシの幼虫)にやられて枯れたので、新しい苗を植えなおしたのだが、まだまだ幼木である。庭のバランスが少し崩れたものの、今年はその差を埋めるように、モッコウバラが勢いよく壁面を覆っている。



≪猫の額の我が家の野草園≫


ほのかな香りで道行く人々を喜ばせているが、来週前半頃にはウッドデッキ周辺のオールドローズも満開になるだろう。
やっと恒例のウッドデッキでお茶!を楽しむことが出来そうだ。

キジバトの巣を覆うアイスバーグも開花し始めた≫





残念?なのは丁度その頃講演会が続くことで、明日は座間市の米軍キャンプで神奈川隊友会、12日の日曜日は靖国神社の兵法研究会で日米関係と日中関係を、私の些細な体験から解説することにしている。
ほとんど「電気紙芝居」になるが……

13日は雑誌の取材、14日は田町で新現役ネットの皆さんに、尖閣問題についてお話しする事になっている。


ジャパニズム第12号」には、私の原作?漫画『ストレンジャー』と、「軍の統帥綱領」をもとに、一国の首相は「勝利を信じて国民をリードせよ」という一文を書いた。

こんな調子だから、せっかく家内が育て上げたバラの香りを楽しむことが出来ないのじゃないか?といささか不安である。
夏にはキジバト夫妻が「ご帰還」することを願いつつ、指導部と軍の諍いが始まっている「お隣さん」の分析を続けたいが、それにしても、億万長者(にわか成金)と、敵であるはずの米国に“留学させているドラ息子たち”の傍若無人な行状に、さすがの米国人たちも怒り始めているらしい。
それはそうとして、韓国の女性大統領の歴史認識の余りの不勉強さにあきれてしまう。
女性に優しい国らしく、彼女に合わせて「安部首相の歴史認識」を問う米議会の一部議員も不勉強。大体アジアに関する知識不足は、昔から目立っていたが、だからベトナムでコテンパンに負けたのだ!という私の「歴史認識」にはどう反応するだろうか?

変なアジア人に騙され続けていては、世界の超大国としては、いささか頼りなく感じる。こんな事では同盟国の信頼感も地に落ちる!と予言しておこう。
これからはウソをつかない(まっとうな)日本人に、アジア情勢についてブリーフィングを受けた方がよさそうだ。


今日は更新遅れのお詫びがてら、バラの香りのおとどけまで。