知人であるK都会議員は、日本と東京、地元は「もっとよくなる、強くなる」を信念に地道な活動を続けている。
彼は自由民主党員だが、彼のような人物が国政に参加しなかったのが惜しまれる、と私は常々思っている。
彼は、市内各所を通る街道などが、右折車が障害になっていつも大渋滞しているのを改善したし、無様に立ち並ぶ電柱の地下化を推進して、市内の美観を取り戻すなど積極的に地元に貢献している。
ところがその彼が最も苦労している?のが、「過激性教育裁判」である。教育機関が集中するこの地方では、書くのも憚られるような異常な“性教育”が、小中学校、とりわけ福祉関係、擁護学校などではびこっていて、それを排除しようと闘っているのだが、裁判の相手はなんとあの“清潔”を売り物にしている「共産主義者」たちであるという。
そういえば橋下大阪市長の“慰安婦発言”でも、女性国会議員が猛反発したらしいが、彼女らが信じている組織が陰でやっていることと言えば「過激性教育」だというのだから話にならない。
≪橋下発言に抗議する“いつもの”女性議員さん方=産経から≫
≪こちらの方がニュースになるのでは?:ソウルで韓国売春婦らの仕事寄越せデモ=TIMEとNBCが取り上げた=友人から≫
ところでその橋下市長の外国特派員協会での説明は、一定の効果があったようだ。近隣アジア諸国だけは「予定稿?」どおりに反発したようだが…
≪偽善の香り漂う関係者らで大入り満員だった記者会見=産経から≫
ところが情けないのがこれを契機に市長を追い詰めようとした市議会の方だろう。
とにかく看板は別にして信念はもとより戦略なんぞ全くない「利益集団」だから、問責決議が通れば「市民に信を問う」と言われただけで腰砕け。とりわけ見苦しかったのがコバンザメの公明党だ。右往左往した挙句、問責決議は腰抜け決議?に変身、「市長としての職務を果たしていない!」と手を振り上げた連中の方が、如何に市政をもてあそんで職務違反しているかが明白になったから、市民の方が呆れている。大阪市の“自民党”所属議員も、依然として「昔の名前で出ている」らしい。
安倍新政権下の自民党は「新・自民党」に脱皮しつつあることに気が付いていないらしいから、多分、次回市議選で“旧姓のまま出馬”すれば、彼らは職務を果たしていないとして間違いなく有権者から総入れ替えされるだろう。
沖縄の自民党も不思議だ。普天間基地「県外移設」を譲らないそうだが、彼らはみな軍用地地主じゃないのか?
拗れれば拗れるほど基地移転は長引き、その間たんまり地代が入るのだから、実施不可能な県外移設を持ちだしたとしか思えない…
≪県外移設を唱えて自民党から出馬する新人議員さんだとか。石破幹事長、しっかり采配してくださいよ!=産経から≫
こんな時代遅れの市政や県政は終わりつつあるのに気が付いていない旧態依然とした候補者たちがまだまだ多いようだ。有権者をなめるにもほどがある!
どうやら「〇〇につける薬」はなさそうだから、7月の選挙が大いに楽しみになってきた。
少しはわが町の熱誠あふれる都会議員の爪の垢でも飲めばいい!
ところで遅ればせながら安倍政権は、インドを取り込む国家戦略をようやく発動したようだ。ミャンマーやモンゴルとも手を結んだ。そして日露戦争以来、日本にあこがれてきたアフリカ諸国とも道を開きつつある。
≪握手する日印首相=産経から≫
大東亜戦争後、独立を果たしたアジア諸国が日本に感謝するのは理解できるが、なぜアフリカまで感謝するのか、については、拙著「大東亜戦争は昭和50年4月30日に終結した」に書いたが、報道を見る限りにおいて我が経済界は、販路拡張主義を露わにしているようだから、少し釘を刺しておきたい。
≪アフリカ開発会議であいさつする安倍首相=産経から≫
インドネシアと密接な友好を結んでいた中島慎三郎氏が、平成6年5月20日に「歴史・検討委員会」で講演したとき、板垣正氏の質問にこう答えている。
≪(スハルト大統領の特使が来て福田赳夫総理に会った時)南アフリカの独立がインドネシアに比べて48年も遅れたのは、日本が大東亜戦争をすぐやめたからだ。あと2年戦ってインドの線まで進出していたら、アフリカは1940年代、1950年代に独立していたと本気で言った……南アには多くのインドネシア人がいて、スハルトは南アに行ってきたばかりだった。加えてアフリカにはイスラム教の国が多い。どこに行っても日本の話でもちきりで、「東南アジアが早く独立できたのは日本軍が頑張ったからだ。日本軍がインドまで進軍していたら、アフリカの独立戦争は苦労をしなかった」と言っていたという≫
イラクのサマワに陸自が派遣されたとき、「自衛隊」という奇妙な組織ではあったが、中近東でも“精強な日本軍”として大歓迎されたことは記憶に新しいが、それにはそんな歴史があったからだ。
インドネシアではいまだにあのオランダ軍を、大日本帝国陸軍が9日間で降伏させたこと、シンガポールを陥落させ、白人に白旗を掲げさせた事実を忘れてはいない。
忘れているのは、実に悲しいことだが「過激性教育」にうつつを抜かしている共産主義者にもてあそばれている我が国民くらいだろう。
中国という“共産主義国”に搾取されつつあるアフリカの友人も、やがてそれに気が付く日が来ると私は信じているのだが、その時“新”日本の商人たちが、かっての帝国陸海軍軍人らの様に振舞うことが出来るか否か、この方が気がかりである。
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電車内で読み始めると実に興味ある話が続々出てくるので、乗換駅で降りるのを忘れそうになった!
これだけの資料から事実を積み上げられたら、韓国はもとより、中国も反論できまい。尤も「歴史教科書」は、日本は「ヒストリー」、中国は「プロパガンダ」、韓国は「ファンタジー」(宮脇淳子女史の言葉)だから、びくともしまいが、我が国の教科書では教えられない両国の過去の関係も面白く、現代日本青年には「目から鱗」だろう。
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