2020年のオリンピックとパラリンピックが東京で開催されることが決まった。
早朝から各地でそのお祝いが始まっていたようだが、私は朝のニュースで初めて知った。
≪産経から≫
名乗りを上げた以上は勝つことが望ましい。G20をすっぽかして?まで現地に飛んだ安倍首相が、一敗地にまみれる姿は見たくなかったが、今回は見事にリーダーシップを発揮したといえる!
彼の足を引こうとした一部メディアは、直前に福島原発の汚染水漏れを大々的に取り上げて、五輪招致の腰を折ろうとしたが、日本からの水産物輸入禁止を公表した韓国の行為に限りなく似ているように思う。
同族なのか、それとも地下でつながっているのかもしれない…
ロビー活動でも相当日本のマイナスイメージをばらまいていたらしいが、そんな状況下で「落選」すれば、結果は見えていた。
その意味では勝ってよかったと思うが、さて、この結果に対する韓国や中国の反応はどうだろう?
落選したイスタンブールは親日国・トルコらしく「東京にお祝いの言葉」をかける市民がいたが、近隣アジア諸国は悔しくてたまらないことだろう。ほとんど精神疾患(朝鮮日報)症状の国だから、耳を傾ける必要はないと私は思っているが、案外「強者には弱い」体質だから、手のひらを返すかも…
汚染水問題に関する安倍首相の答弁は、定量的で精緻な発言だったのがよかったのだろう。国際的には「定性的=情緒的」解説は通用しないから。
猪瀬知事は「チームワークの勝利」を強調していたが、確かに見事なチームワークだったと思う。もちろん一部には冷ややかな反安倍勢力?も活動していたようだが、今後7年間は文句を言いつつもこれらの勢力はにじり寄ってくることだろう…
TVで放映される各地で喜ぶ国民の姿を見ると、挙国一致の雰囲気があり、これには尖閣を取ろうとしている国も少しは驚いたことだろう。久々に明るく、団結した日本人の姿を見て「良い抑止力」になったと思うが、まだまだ油断できない。
50年前の東京五輪では、日本中が「五輪音頭」に浮かれているすきをついて、毛沢東は「原爆実験」に成功して核保有国になったし、トンキン湾事件からヴェトナム戦争が始まった…
しかし7年後にはアジア情勢も「良い方向に」変化していると私には思われる。
≪喜びに沸く駒沢体育館=産経から≫
さて、2020年東京五輪のテーマは何か?
私はこのブログの表題のように、世界中で起きている「破壊活動」から足を洗い、「未来に向けて建設を進める」ことを世界中に認識させ、日本がその先頭に立つことだろうと思っている。
例えば、「宗教戦争」のように、宗教が対立して殺し合いの元になるのは不思議なことだし、そろそろ人類は殺し合いから脱皮すべきだと思っていて、何よりも折角建設された古代からの文化的遺産を初め、先人の努力の結晶を「破壊」するのをやめさせ、後に続く子供たちの未来に向けて宇宙に夢を託し、地上には創造的な建造物を建設して、人類が平等に文明の恩恵に与れるような環境を作るよう、世界の指導者に考え方を改めさせるようなそんな催しにならないものか?と思っている。
イラク戦争の最中だったと思うが、講演会で日本財団が10人ほどのイラク人を伊勢神宮に招待した話を聞いたが、まずイスラム教徒が日本の神道の原点である伊勢神宮に参拝するかどうか不安だったという。
しかし、彼らは神宮では神道式の作法で参拝した上、厳かな神宮の環境に皆が感動したという。
砂漠の民である彼らが信じる「天国」とは、森林に囲まれて清流が流れ“70人の処女”がいるところだそうで、「清楚な姿の巫女さんたちを見てここが天国だ!」といったというのである。
関係者の一人が「確かに伊勢神宮の環境は彼らのいう天国に近い。ただし70人の処女は疑問だが…」といったので会場は笑い声に包まれた…
2020年、世界中から来日する人たちに、わが国の宗教に対するおおらかさや、人間同士のいたわりや思いやりの心を伝え、改めて「宗教とは何ぞや?」という疑問を彼らに抱かせるといいだろう。
その意味では日本こそ“異質の”、いや開かれた文化国家だといえる。これをぜひ世界各国の人々に体験してほしいと思う。
日本の“官製”観光事業はややもすると、富士の世界遺産的な「名所旧跡や温泉地、スカイツリーの様な建造物」を主体に紹介する様式になっているが、最も誇るべき“観光資源”は、心優しい日本人の姿そのものだと思っている。その意味では今回の「おもてなし」という言葉は素晴らしい!
江戸末期から明治時代に来日した外国人は、丁髷や紋付き袴姿に驚きながらも、庶民の明るさやマナーの良さ、親切心という日本人の精神性の高さに感動した。
これこそ21世紀の人類が学ぶべき教材であって、この機会に大いに世界中に知ってもらうべきだろう。
そうすれば、日本人が「従軍慰安婦」や、「南京大虐殺」などの極悪非道な行為をする民族であるかどうか一目瞭然だろう。
ただ問題は、日教組教育という“反日教育”のせいで、日本人自身が日本文化に疎いことだろう。
特に若手が日本文化の良さを教えられていないことは問題だから、この際、自国に対する誇りを取戻し、いい意味での愛国心を高揚させ、来日する外国人に真の、ありのままの日本の姿を知ってもらえるよう準備すべきだろう。
それには、人生経験豊富で少しは知識が残っている年長者をボランティアとして活用することも大事かもしれない。つまり、老人を含めたオールジャパンでもてなすことだ。
とまれ、今回の東京五輪招致成功は、3年3カ月間、反日政権下にあってモヤモヤしていた国民の鬱積した気分が吹き飛び、将来の夢と目標が生まれた気がする。
開催決定を喜び、7年後を見据えたスポーツ青少年たちの目の輝きと笑顔に、この国の明るい未来!を感じた今朝であった。
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