軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

中国高官、脳制御研究に言及

6月に上梓予定の「御国のために=特攻隊の英霊に深謝す(仮題)」をようやく脱稿して一息ついたところだが、大西中将の“遺言”が、今ほど痛切に胸に迫る時はないように感じた。

大西中将はこう訓示している。
≪国家危急存亡の秋に当たって、頼みとするは必死国に殉ずる覚悟をしておる純真な青年である。大日本精神、楠公精神、大和魂を上手に説明する学者や国士は沢山あるであろうが、此等の人に特攻隊を命じても出来ないであろう。之をよくするものは、諸子青年の若さである。実に若者の純真とその体力と気力である。
今後、この戦争に勝ち抜くための如何なる政治も、作戦指導も、諸子青年の特攻精神と、これが実行を基礎として計画されるにあらずんば、成り立たないのである。既に数百万人の者が祖国を護らんが為、天皇陛下万歳を叫びつつ、皇国日本の興隆を祈りつつ、日本人らしく華と散った。又現在も夜を日についで散りつつあるのである。皆の友人が戦いつつある硫黄島、マニラ、クラークを想え。我等も之に続かなければならない。彼らの忠死を空しくしてはならない。彼等は、最後の勝利は我にあると信じつつ喜んで死んだのである≫

≪若者たちは国を守るため火の玉となって散華した!≫


そして小田原参謀長に対して中将は常々こう語っていた。
≪国力の限界である。もう戦争は続けるべきではない。一日も早く講和を結ばねばならぬ。万一敵を本土に迎え撃つようなことになった場合、アメリカは敵に回して恐ろしい国である。歴史に見るインディアンやハワイ民族のように、指揮系統は寸断され、闘魂のある者は次々各個撃破され、残るのは女子供と、意気地のない男だけとなり、日本民族の再興の機会は永久に失われてしまうだろう。このためにも特攻を行ってでもフィリピンを最後の戦場にしなければならない。
闘魂のある者が次々と各個撃破され、意気地のない男だけとなり、日本民族の再興の機会は永久に失われるであろう≫

今やこの予言通りになった感がしてならない。
明日靖国会館で、そのダイジェスト版をご披露する予定である。

●第17回 軍事評論家・佐藤守の国防講座 概要
演題  嗚呼、神風特別攻撃隊 〜その誕生と戦果の真実〜
日時  平成26年3月16日(日) 13:00開演(15:30終了予定)
会場  靖国会館 2階 偕行の間
会費  1,000円(会員500円、高校生以下無料)
連絡先  info@heiho-ken.sakura.ne.jp
★件名に「国防講座」とご記入下さい。なお、事前申込みがなくても当日、受付けます。


さて、ウクライナ情勢初め、マレーシア機のミステリーなど、世界は話題に事欠かなくなってきたが、急激に変動しつつあるのは確かである。
このように世界情勢が混沌としてきたのは、世界の警察官を自認していた米国の何とも気弱な姿勢が、世界の悪の眼を覚まさせたからだろうと思っている。
今日はその中でも特に危険なものを紹介しておこうと思う。


外務省に出向していたころ、ジュネーブ軍縮委員会でいろいろな案件が提出され、外交官が戸惑っていたことがある。
例えば「環境変更技術の軍事的利用禁止問題」などで、これは地下核実験などで人工地震を起こしたり、降雨を制御して砂漠化したり、その逆に集中豪雨を降らせる技術などであったが、今は正式に条約化されて日本も締結しているはずだ。
そのほか話題になっていたのが「無能力化剤の開発問題」だったが、これは戦争を防止するために、兵士たちが“やる気をなくす薬剤”研究であった。
つまり、兵士たちが鉄砲を放り出すことを期待したのである。
日本の左翼陣営が聞いたら涙を流して喜ぶ?薬かもしれないが、連中は自分は飲まずに相手に飲ませるだろうから、戦争は防げない。


ところがその陰で「脳に電磁波を浴びせて他人の行動を制御する」研究は野放しにされてきた。1990年代のギャラップ調査では、米国民の55%は「悪魔の存在を信じ」7人に一人はUFOを見たと回答していた。
そのような超科学現象を信じる人が多くなった原因は、「テレビの影響だ」といったのが、ニューヨーク州立大のポール・カーツ教授で、「リアルな映像と扇動的な扱いによって人々は容易に信じる」からだといった。
確かにTVのほとんどが”やらせ”とは言わぬまでも、画像のほとんどがアニメーションやCGで構成されているから、虚実が判別できなくなっている。

とりわけ危険なのが、相手の脳に磁場をかけて体を動かす、という実験が日本の研究機関でも行われていたことだ。当時の新聞記事によると「脳は微弱な電磁波を周辺に発している。この磁場の強さは地磁気の1億分の1程度だが、これが超電導量子干渉素子(SQUID)という最新鋭の観測装置でキャッチできるようになった」という。すでに30年近くがたつから、実用化されていてもおかしくはない。


ところが大紀元日本に次のような衝撃的な記事が出た。
読者の中にも熱心にウォッチしている方がいるが、確かに最近の“人類”の行動は正常ではないところがあるから、注目しておく必要があろう。


≪軍部高官「脳制御は機密プロジェクト」 民間人は被験体か。

≪秘密プロジェクトだと語る劉源上将=大紀元日本から≫

大紀元日本3月13日】全国人民代表大会全人代)に出席している人民解放軍総後勤部の政治委員の劉源上将は、「当局は『脳制御』(人工頭脳制御)といった科学研究を行っているのか」というマスコミの質問に、「『脳制御』は我々の機密プロジェクトで、これ以上コメントできない」と答えたことが明らかになった。11日付香港紙・蘋果日報が報じた。

 中国中央テレビ局(CCTV)は2008年、「軍事科学技術」の番組で、米軍は対テロ作戦に「脳制御の武器」を使ったことを紹介。番組では「脳制御の武器は人間の大脳が外部信号に導かれてある幻想状態に陥り、自ら制御できない行動を取らせる先端技術」と脳制御の原理を説明し、さらに「いったん濫用されると根本的に国民をコントロールすることができる。人々はどこにいても、監視対象に選ばれると、この『秘密の武器』から発せられる化学や生物の放射性物質に影響される。しかも、時間が経つにつれて、被験者は社会的に孤立し、免疫力が低下し、ひいては様々な疾患で死にいたる」とした。

 このような脳制御状況に陥ったと主張する安徽省の王ヤンさんは今年1月、習近平国家主席宛に公開書簡を提出。書簡のなかで、王さんは番組の内容と似た被害体験を綴り、「人間の脳による思考の形成や心理的活動パターンに詳しい専門家グループ」に24時間監視され、思考が読まれていると訴えた。

 王さんは2013年にも、同様な訴えをしており、他の被害者の体験も明らかにしていた。また、2012年3月にはネット上に、約300人の脳制御被害者に関する情報が流出し、当時は、被害者の数が1万人を超えるとされていた。

 相次ぐ脳制御に対する訴えは、今回、軍部高官による「機密プロジェクト」発言で裏付けされた。民間人が人体実験の被験体となった憶測が飛び交うなか、劉上将の発言は中国のネット上から削除され、ひっそりと姿を消した≫


さて、国内問題も山積しているが、今朝の産経抄は目を引いた。

≪日ごろ能弁な安倍晋三首相が、きのうの国会答弁では、珍しく下を向いたままお役人が書いた紙を棒読みしていた。慰安婦募集の強制性を認めた「河野談話」を安倍政権では見直さないと答えたが、顔に「痛恨の極み」と書いてあった。


 ▼オバマ米大統領は来月、アジア各国を歴訪するが、その前に泥沼化している日韓関係を修復しようと米国は余計な世話を焼いている。日米韓首脳会談を実現させるため、韓国の機嫌を損ねぬよう「河野談話を見直さないでくれ」と陰に陽に日本側に圧力をかけているという。

 ▼国防費を大幅に削減する米国は「米軍をアジア太平洋に重点的に配備する」と公言している。とはいえ実態は、米国防次官補自ら「もう実行できない」と口をすべらしたほど、カネに困っている。

 ▼米国にしてみれば、軍事的膨張を続ける中国を牽制するため、日韓が一致結束して米軍の肩代わりをしてほしいのだろうが、ムシが良すぎる。日韓関係がここまでこじれたのは、2年前の8月、当時の李明博大統領が竹島に上陸し、天皇陛下に謝罪を要求してからという事実を米国は無視している。

 ▼慰安婦問題も韓国側のプロパガンダ(宣伝)によって、娼婦である慰安婦が「性奴隷」だった、とのウソも米国内に広まっている。韓国側につけいる隙を与えた河野談話が、裏付け調査なしのいいかげんなしろものだったのは、国会でも明らかになっている。

 ▼証拠があやふやなら、STAP細胞論文の例をひくまでもなく、再検証し、撤回するのが当たり前。米史上最も考えの甘い大統領やソウルの頑固なお姫様のご機嫌をとって、わざわざ首脳会談をする必要もない。朝鮮半島が有事になって最も困るのは、日本ではなく韓国なのだから≫


小保方女史は、論文の整理さえつけば、きっと立ち直るだろうから期待しているが、周りがいきり立って彼女をつぶさないようにしてほしい。

むしろ我が国が立ちあがれないのが「河野談話」というウソの方である。
植村・朝日新聞記者が夫人の「慰安婦だったと母親」について書いた捏造記事に端を発しているのであり、毎日新聞が「百人斬り」という戦意高揚のウソ記事を書いたために、戦後南京郊外で処刑された3人の軍人の例と同じく悪質である。

≪彼ら3人は、毎日新聞浅海記者に殺されたのだ!≫

河野談話こそ速やかに取り下げるべき≪虚構≫なのだが、何とも後ろ盾?のオバマさんに言われると腰が抜けるようだ。
アジア情勢に疎い彼に、これは「ジャスティス!だ」と言ってやれないのは我が国に「軍事力がない」からで、「力なき正義は無効」であることを示していて実に哀れだ。そろそろ独立しようじゃないか!


河野議員はバッジをつけているから≪嘘≫をついても構わない、というのであれば、これからは嘘つき(泥棒)が、永田町に集結するだろう。
今でも相当な嘘つきが集まっているが、その厚顔無恥さにはあきれてものも言えない。
それにみんな揃って、浅原彰晃や佐村河内守のような得体の知れない人物に共通した人相になってくるのが不思議である。

村山談話だってそうだ。彼は総理になった時「自衛隊憲法違反じゃない」と今までの主張をひるがえした“前科者”であり、退任後はまた元に戻った。

「ああ言えば“上祐”」とはオウム事件のときに流行った嘘つきの代名詞じゃなかったか? 永田町には嘘つきが多すぎる!
こんな大人?達の悪行を放置していれば、「後に続く青年たち」の出現はおぼつかない。


こんな「嘘」を修正できないようでは、安倍首相も苦労することになるだろう。いくら良いことをしても、国民は誰も信じなくなるだろうから…
墓穴を掘らないようにしてほしいものだ。

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