軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

日本はゴールデンウィーク、世界は騒乱!


新潟県上越市で起きた痛ましい水難事故=産経から≫

ゴールデンウィークも終わった。わが国では水難事故や山岳事故が報じられたが、世界では騒乱が続いていた。


南シナ海では石油掘削をめぐって中越の艦船が衝突、6人負傷したが、体当たりされたヴェトナム艦船のビデオを見ると、まるで尖閣で起きた支那漁船の衝突シーンを思い出す。
武装漁民”も海軍もシナがやることは陸では匪賊、海では海賊と少しも変わらない。シナに力をつけさせ過信させた「資本主義国」が悪いのだ!!

≪7日、南シナ海で、ベトナム船(右)に向けて放水銃を発射する中国船(左)。中央は中国海警局の船(ベトナム沿岸警備隊提供・AP)≫


2005年上海を訪問した時、例の観光で有名なタワーにこんな表示があったから、連中は海軍力を増強したら必ず紛争を起こすだろう、と直感した。
既にこのころから、南シナ海は「おれたちのもの!(赤色が中国領を示す)」と表示していたのだ。

≪この厚かましさは、自由主義諸国では考えられないことだが、だれも気が付かなかったのだろうか?≫



≪2050年にはこうするとか。このころから「台湾」は赤く塗られていたが、今沖縄や日本列島の色はどうなっているのだろう?≫


ところがフィリピン当局は、南シナ海南沙諸島のハーフムーン礁沖で違法操業中の中国漁船を6日に拿捕したことを明らかにした。
米海軍がスービックに戻ってきたから自信がついたからだろうが、日本政府も見習ったらどうか?
沖縄でも、長崎の五島列島でも、シナの漁船は我が物顔に操業している。


一方、対立が続いていたタイでは、インラック首相が失職した。双方がデモを呼びかけているからしばし国内対立に拍車がかかるだろう。タイに進出している日本企業はご苦労なことだが、シナよりましか。

≪女性首相退陣!韓国も長くはなさそう…=産経から≫


海外旅行や国内旅行を楽しんでいた日本人には、国の外がこれほど混乱しているとは気が付かなかったことだろうが、もっと恐ろしいのはナイジェリアで女子高校生200人以上がテロリストに拉致され、“売り裁かれようと”していることだ。

≪6日、ナイジェリアの首都アブジャで、拉致された女子生徒たちの救出を政府に求めるデモの参加者ら (AP)≫

21世紀なのに、国外では人身売買が平然と行われている…。日本政府も北朝鮮に拉致された同胞救出に真剣に取り組んだらどうだ?


そんな中で私は相変わらず書斎整理をボチボチと続けてきたが、なかなか進まない。前回は貴重な戦記から目が離せなくなったからだが、その後も、今でも通用する記事類に目が留まって再読するから整理が進まないのだ。


そこで、前回の福地大尉の戦記同様、どんな記事なのかをご紹介することにした。


まず、国内では、群馬県の県立公園に朝鮮人元徴用工らの追悼碑を建てた団体が行う追悼集会で、指導的立場にある元参院副議長・角田義一氏の名が出ていたが、アルバムからポロリ!と落ちたのがこの写真である。

≪2005年北京の反日記念館に“捧げ”られていた花のリボンに書かれていた名前。彼「角田義一」氏が、この反日団体の指導者だという≫

彼はれっきとした日本人なのか、それとも京大時代にかぶれたのか、いずれにせよ朝鮮総連から資金を得ていたようだから、取り込まれた“反日”人には間違いない。この時は親中だったようだが、シナにおべっかを使うのは半島特有の“風習”のようだから確信的反日人といって良いだろう。


さて、出てきた資料の一つ、「月曜評論」紙を紹介する。いずれも1994年3月14日号だが、記事は今でも通用する。


≪「不祥事の絶えない『朝日』=無責任体質が事件を招く」

珍しく他紙にさきがけて 「女子中学生にビデオ撮影強要容疑/本社記者を逮捕」とは、二月十九日付朝日社会面の記事である。見出しではどんなビデオか分からないが、記事によれば逮捕されたのは山川幸生(三〇)朝日社会部記者で、「昨年十一月二十三日午後五時ごろ、伝言ダイヤルで売春相手として知り合った中学二年の女生徒(一四)を自宅に連れ込み、性交渉の場面などを無理やりビデオ撮影した疑い」だそうである。他紙は同日夕刊で報道した。後述するが、朝日には過去数々の不埓な事件が起こっている。だがその都度、まず他紙に報道され、しぶしぶそれを認め、次には並いる同業記者の前で、二度とかかる不祥事は云々と管理責任者が深々と頭を下げるというのがお決まりであった。それが今回は他紙にさきがけて報道した。珍しいことである。
 この破廉恥な事件に週刊誌は直ちに喰いついた。いや、その詳細を追った。二月第四週発売では「週刊文春週刊新潮」(各3・3)「週刊宝石」(3・10)である。「文春」によれば、二月十八日、午前七時四十分ごろ、出勤前の山川記者の自宅マンションに捜査員が踏み込んだ時、なんと「売春目当ての若い女の子と、すつ裸で同衾していた」という。
どうやら伝言ダイヤルとやらによる買春学習のようだが、彼は妻帯者である。妻君は読売記者出身で現在はロイター・ジャパンに勤めている。
 つまり妻君もインテリで、本人は司法(裁判所)担当としてエリートコースを歩んでいたと「文春」「新潮」ともに書いている。
 ところで「文春」には、山川記者は捜査員に「記者証を振りかざし、『俺を誰だと思っている。朝日新聞社会部の記者だぞ。司法担当だ』などと、取り調べに抵抗した」とある。
 かつて、東京・富坂警察署長の官舎に、酒気を帯びた朝日の記者が夜回り取材だと称して深夜に押しかけ、就寝中だからと断わる家人を押しのけて署長の寝室へ上がり込み、これをなじる署長に「生意気いうな、取材とはこういうものだ」と言って、署長を投げ飛ばして組み敷く暴力を働いた。家人の通報で駆けつけた警官に暴行の現行犯で逮捕されたが、山川記者の捜査員への振る舞いはこの事件を思い起こさせる。

ひとりよがりのエリート意識
富坂署長への狼籍事件の時、伊藤邦男社会部長は、逮捕させた署長を職権乱用ではないかと非難した。新聞記者は取材目的ならどのような行為をとっても容認されると思っていたのだろうか。この伊藤氏こそ、いまテレビ朝日の社長であり、そのもとでかの“椿発言”が惹起された。山川記者ビデオ撮影事件は、直接ジャーナリズムの問題ではないにしても、捜査員への振る舞いは、警察署長への暴行事件とそれへの部長のコメント、さらには椿発言と共通するものがある。すなわち巨大マスメディアに身を置く者の高慢、傲慢の意識である。
 ついでに記すと、伊藤氏が編集局次長の時に、編集委員が建設業界トップの会議場に盗聴器を設置する事件を起こし、編集局長の座にある時、かのサンゴ事件が起こっている。伊藤氏は管理責任を問われながら、しかし昇進を重ねた。
伊藤氏に直接関係はないが、氏がまだ朝日の役員であった平成四年十一月には「上淀廃寺平瓦報道事件」なる極めてトリッキーな取材・報道事件が起こっている。作為的な取材による考古学に関する報道で、「週刊文春」の厳しい指摘・追及にあって朝日は非を認めて謝罪した。記者が“やらせ”のような手段で歴史の定説を覆そうとしたのは、学問への不遜にほかならぬが、この記者にも「朝日」という騎りの意識を見る。
 どうして朝日にはこうも多く破廉恥な事件が起こるのだろうか。事件の度に朝日は深く反省してみせるが、責任を問われた管理者が順調に昇進する無責任体質が、事件や不祥事の反省を喉元すぎればにしているのではないか。そして「朝日」というひとりよがりのエリート意識が常に事件の背景に見える。その意識が改まらぬ限り、朝日はまた事件を起こすだろう。(丘)≫

広報室長時代に「1佐なんか飛ばすのは簡単だ!やってやろうか!この阿呆!」と怒鳴られたことが思い出される。当時は警察署長さえ、自宅に侵入して投げ飛ばしていたのだ!
そういえば週刊朝日の表紙がこうだったこともあった!

もう一本、これは拉致問題に絡みそうな、北朝鮮と当時の政治家の関係である。

「武村氏と『北朝鮮』問題
 内閣改造がドタバタ劇を演じてゐる(もっとも本紙が読者の手に届く頃には結着してゐる筈だが)。中心人物は細川首相と武村官房長官。どうせ連立政権内の勢力争ひだらうくらゐに思ってゐたので、こんな下らぬ劇なぞ観る気も起らなかった。だがこの劇の裏に朝鮮半島情勢が絡んでゐるとしたら話は別である。
 二月十四日号の本欄で私は次のやうに書いておいた。政治改革法が成立したことで、「細川連立政権の役割は終った、……しかし今後、細川政権ではやつていけない。朝鮮半島情勢が極めて緊迫してきたからで、細川政権ではこれに対処することはできない」と。
その理由は、
1、細川首相自身の朝鮮半島問題に対する認識が曖昧、
2、この問題をめぐつては連立政権内に大きな意見の違ひがある、からである。
 しかし、二月十四日号の本欄を書いた後、細川首相を見てゐると、朝鮮半島問題についてかなりハッキリした発言をするやうになつた。先のクリントン米大統領との会談でも、「憲法の許す範囲でできるかぎりのことをする。必要あれば、国内法を改正して経済制裁に加はる」と表明したといはれる。
 アメリカで細川首相も朝鮮半島問題の重大さに気づいたのかもしれない。そしてアメリカから帰った直後から、ドタバタ劇が始まるのである。
 ところで、『週刊ポスト』三月十一日号に、この内閣改造ドタバタ劇の裏に、実は朝鮮半島問題が絡んでゐるといふ記事が載つてゐる(「細川連立政権を揺さぶった武村官房長官の『北朝鮮問題』)。
 勿論、私は同記事をそのまま信じることはできない。ただ同記事に出てゐる武村長官の過去における北朝鮮朝鮮民主主義人民共和国)との関係は事実であるし、私は迂闘にもそのことを忘れてゐた。私か言ひたいのは、その事実からだけでも、武村氏が閣内に止まるならば、細川政権朝鮮半島問題に対処できなくなるといふことである。
 要するに、同記事によると、細川首相がアメリカと朝鮮半島問題について討議した時、アメリカ側か武村氏に対し不信を表明したので、細川首相が武村氏の更迭をアメリカに約束した、といふのである。これが事実であるかどうかは、勿論私の実証能力を超えてゐる。
 さて、同記事によると、武村氏は一九八五年、滋賀県知事時代に開いた琵琶湖国際マラソン北朝鮮選手を招待、それを契機に北朝鮮とパイプができ、何度も平壌を訪問、金日成主席と会見したこともある。さうした実績が買はれて、九〇年、富士山丸事件を解決し、日朝正常化の門戸を開いた金丸訪朝団では事務局長として、金丸氏の朝鮮外交を実質的に切り盛りした・…
 かうした人物が内閣の要である官房長官の座にゐることは、アメリカならずとも、危惧の念を抱かざるを得ない。「今や北朝鮮問題の解読なくして、日米も、日本の政治も語れない」のである。武村氏の今後を注視したい。    (林 勝)≫

金剛山歌劇団滋賀公演では、武村正義・元官房長官、元滋賀県知事が公演実行委顧問に就任するなど成功への惜しみないサポートを寄せた=朝鮮日報(2012・11・5)電子版から≫


そのほかにこんな写真もあった!

超党派の訪朝議員団。平壌にて=SAPIOから≫


≪こんな方もいた。金正日と握手する女性(本名李高順)とある≫



拉致問題の根が深いのはこんなことからもうかがえる。ところが当時の細川首相と、2002年9月に日朝首脳会談で失態を演じた小泉首相がタッグを組んで、反原発?組織を立ち上げるという。いやはや…
小泉氏は、中曽根議員に政界引退の「引導」を渡したはずだが、本人はまだ現役議員の感覚らしい。そのうちに彼の正体に関する“古文書”も出てくるかもしれない…



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