細石氏のコメントに対して、次の見解が適切だと思うので、ご参考に供したいと思う。私自身も、浜松勤務時代に、直接元兵士(上級下士官)から話を伺ったことがあるが、それについては機会があればご紹介したい。
細石氏が「戦後生まれの戦争を知らない国民が多数をしめる今、分からないから興味がないという人がほとんどなのではないでしょうか」と言うとおり、とにかく、狂ったような隣国のこの問題に対する態度について、日本人、特に若者たちが無視していることがますます彼らを勢いづけているように思うからである。
1、「従軍慰安婦とは何か」(兵庫通信:平成15年7月3日号)
「従軍慰安婦」という言葉は昭和五十年に出た小説で初登場した造語なのだが、朝日新聞や左翼文化人たちが好んで使用したため世界的に定着した。現在の国際的論調は、これに加えて「性奴隷」という言葉を好んで使用するようになっている。日本の歴史を辱める目的の言葉だが、その原因は「聖戦論」を強調しすぎた人達が、戦時中には売春婦はいなかったなどと嘘をついたのも一因だ。戦争の目的が崇高だったことや兵士の質が高かったことと、戦地に売春宿があったことは別の次元で語るべき問題だ。
内地にあっては「遊廓」や「赤線」という売春宿には、借金や騙されて売られた女性たちが身を落として「パンパン」「遊女」として生きていた。経営していたのは公認の売春業者であり、税金も納めていた。女性を集めるのは「女街(ぜげん)」と呼ばれる職業であり、女性が逃げないように管理するのは「亡八(ぼうはち)」と呼ばれる男衆だった。
それが戦地(外地)で軍の需要が生まれ、兵士が現地売春婦に性病や伝染病をうつされないように軍医が管理する「慰安所」が誕生した。そこで働く売春婦は内地から送られた。需要が増えれば供給も増やさねばならず、業者は女街から女性を買い集めた。慰安所でていたが、「戦時中に業者がやっている売春宿で軍が関与していなかった所は無い。隠れてやっていたなら別だが、戦地の慰安所などは軍医が監督しており、兵隊は料金を払って遊んでいた。現地売春婦と遊んだ為に病気がうつり戦力にならなくなると厳しく罰せられた」とのことであるが、そういう事実さえも歪曲し、ことさら戦争を美化しようとする人達が問題を複雑化させている。
以前に見た資料だが、日本名を名乗る朝鮮人女街が半島南部の貧困地区で娘を大規模に買い集めていたという記録があった。半島では日本の数倍も貧富の差があり、貧困層は生きるために身を売ったのである。これは昭和初期のわが国東北農村にも当てはまることで、岩手などでは役場が「娘を売る時は斡旋する」という極限状態に陥っていた。
同じ頃に東京では、贅沢の限りを尽くした豪商たちが夜な夜な芸者をあげて遊んでいた。その不平等な社会を是正できない政治に我慢ならなくなったのが「二・二六事件」の発端である。韓国でも同様の政治的運動が起こっても不思議はなかったはずだが、記録されていない。
「娘を売らねばならない」という極限の貧困は、屈辱や怒りを通り越して絶望的であろう。極端な貧富の差こそ、政治で是正されるべき問題だ。しかしその問題と、昨今話題になっている「慰安婦」「性奴隷」という話を混同して語るべきではないだろう。事実は事実として、立体的に見るべきものである。
2、「従軍慰安婦問題」(ある女性からの投稿文=平成25年5月31日)
なんか慰安婦というか売春婦騒動見てて、世の偽善者たちの上からの視線というか心にもない同情とかいうことに無性に腹が立ちます。
売春婦は世界最古の職業です。それはやむにやまれず体を売って自ら生きるためあるいは家族のためにそうしたのです。勿論親に売られた悲劇もあります。
だから、そこには知られたくない内面の苦しみや葛藤があり、そういうことをせずにすんでいるわたしたちは心の底では憐れに思うことも事実です。
不思議なことに日本ではそういう人たちは絶対に名乗りでません。それどころかアメリカ兵にレイプ蹂躙された立川の一般市民でも被害届けを出さないのでした。
満州でソ連兵の獣のようなレイプ被害者だって一人として名乗りをあげていません。
まさにこれは一方的被害者であっても女性らしい自らの恥の感覚を持っているからでしょう。つまり誰からも触れられたくない、そして同情されたくない大和撫子の意地なのです。
≪従軍慰安婦だった!と主張する韓国の老婦人:得意そうな表情が気にかかる…=インターネットから≫
日本のすばらしさはそういう恥の感覚があり、すべてを自分が受け止める美しい伝統があるからです。
それに比べて自ら稼ぎが良いと積極的に慰安婦になった人々は真偽も明らかでないまま金目当てに名乗りでた騒ぎまくっています。中には歳を逆算すると7歳から携わったというインチキもあるようです。
わたし達は言いたいのです。彼女たちは人権侵害だとか偽善的憐憫など決していわれたくないのです。まさにそれこそが彼女たちへの侮辱なのです。恥も勿論あるでしょうが一方ではお陰で戦意を向上してもらった兵隊さんもいるでしょうし、また明日の命のはかなさのなかでつかの間の愛と喜びを与えた誇りもあったでしょう。
特攻兵士を犬死といってその勇気を讃えずに戦争が悪い戦争の犠牲者だとわめく人々がいますね。それほど英霊に対する侮辱はないのです。あの小泉さんの<こころならずも>は実に失礼な言葉です。それと根っこは同じだと思います。
親を養うため生きるために体を張って、時には死地に赴く兵隊さんの最後のやすらぎを与える任務、これってわたしたちが黙って静かに感謝することではないでしょうか?
それこそが彼女たちに報いる人間としてのデリカシーだと思います。本物の売春婦だったら金など請求しません!こっそり黙っていたいのです。
現在でも売春婦は世界のみならず日本にも居ます。人権侵害と叫ぶまえに、彼女たちのたくましい生き様に敬意を払うべきではないでしょうか?
何もせずに生活保障やれ福祉などと回りに自分の逆境の責任を転嫁して騒いでいる女性より、たくましく体を売ってまで生きていこうとする彼女たちに対して静かに敬意を払うことこそ人間としての努めでしょう。
最後に、青筋立てて議論まで言葉狩で封殺し、いかにも自分だけは聖人君子のような顔をしている<紳士諸君>さんへ、あなたたちはそれほど身も体も綺麗な人生をお送りでしょうか?
ヨハネ福音書「しかし、彼らがしつこく問い続けるので、イエスは身を起こして言われた。「あなたたちの中で罪を犯したことのない者が、まず、この女に石を投げなさい。」
「そしてまた、身をかがめて地面に書き続けられた。これを聞いた者は、年長者から始まって、一人また一人と、立ち去ってしまい、イエスひとりと、真ん中にいた女が残った」これは当時のキリスト用語としての<貧しきもの>である売春婦についてイエズスの救いの場面であり、現在論議の慰安婦のケースとは異なりますが、結局はぎゃあぎゃあわめいている人たちは自分だけは聖人だと騒いでいるまさに偽善者であることが言いたいのです。
少しはこの問題の背景がお分かりになったかと思う。やはり朝日新聞記者・本多勝一が世に広めた≪南京大虐殺≫同様、すべては朝日新聞の虚報(意図的な)から生まれている。その他、ご関心ある方は、2005年1月号『正論』の「慰安婦証言」をお読みいただきたい。
ところで、兵庫通信記事の中に、「日本名を名乗る朝鮮人女街」とあったが、これは看過できないものを含んでいる。
当時の半島の巡査など「官憲」もほとんどが半島人だったのだが、“日本人”警官とか兵士らが直接関与したように日本人は誤解している。
尤も、当時は彼らも「日本国民」だったことは間違いない。
友人から届いた情報によると、現在世を震え上がらせている凶悪事件の犯人たちのほとんどは、例えば麻原彰晃、林ますみ、宅間守、関根元、酒鬼薔薇聖斗など、そのほとんどが「日本名を名乗る外国人」だというのである。さらに友人はこう提言した。
≪関東大震災時の新聞記事:“彼ら”がかなり暴挙を働いたことがわかる=インターネットから≫
「例えば日本で大学教授として“活動”している中国人は、朱建永とか石平とか中国名を名乗っているから、一応背景はわかるが、通名で活動している半島人は、外国でも『日本人』として取り扱われている。これは実におかしい。
シナ人たちのように彼ら彼女らも『朝鮮名』で表すべきじゃありませんか?先生はどう思いますか?」というのだ。
確かに我が国のメディアは、「日系ブラジル人」だとか「日系アメリカ3世」などと書くが、“朝鮮系日本人”とは一切書かない。言われてみると実に不思議だ。
友人が言うように、李高順、朴三寿、崔泰英、韓吉竜、趙春花とどうして書かないのか?と理解に苦しむ。天下の朝日新聞の見解が聞きたいものだ。
ところで、シナのウォッチャーから緊急電が入り、博訊報によると、河南省で多数の戦車や軍用車、特にミサイル運搬車両、100台以上を積んだ列車が目撃されたという。どこに向かったかは今調査中、分かり次第写真とともに送るから…というのだが、強大な戦力を運搬している鉄道は、日本のODAで完成したものだという。高速道路もそうだが、「日本人は自分の敵にすごく協力しているね〜」とからかわれたから、日本には「敵に塩を贈る」という風習?がある、といったところバカにされた。
SU-27といい、戦車やミサイルの移動といい、シナでもシビリアンコントロールは作用していないように感じるのだが…
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