朝刊に入っていたチラシに、「役立つ情報満載の進学ガイド2015:大学の選び方」とあり、「全国1560学部徹底ガイド」と、「医師になるためのトータルガイド2015:医学部に入る」と書かれていたが、この2冊の出版元が≪週刊朝日(進学)MOOK≫とあったから思わず笑ってしまった。
今や産経新聞、週刊文春、週刊新潮などが、挙げて朝日新聞のウソ記事を公表したにもかかわらず一向に反省も読者に謝罪することもなく、依然として傲岸な態度を続けていることに猛反発しているのだから、何とも皮肉なこと。
「大学…」ではなく「新聞の選び方」を特集したらどうだ?
それとも社長以下編集局幹部らには「医学部…」ならぬ「病院に入る」トータルガイドが必要じゃないか?
明らかにウソ記事だとわかっている植村記者のレポートや、中国共産党から渡された資料を書きなぞっただけの本多勝一記者の手になる「南京虐殺記事」も検証すべきだ。
何よりも高い購読料を払ってウソを読まされていた読者こそいい迷惑だろうから、読者にだけでも謝ったらどうだ?
近所のASA販売店も苦労している。何しろ今まで≪ウソ新聞≫を地元で販売し、配達していたのだから目も当てられない。真面目なアルバイト青年が気の毒になる。
自衛隊はこの新聞社には事あるごとに「悪意ある報道」をされて名誉を傷つけられてきたものだ。御巣鷹山事故の時は、一部に“不穏な空気”が出るほど、現場で苦労した隊員らがこの会社の記事に怒り狂ったこともあった。
私のところに「お偉いさんたちはなにも反論しない!」と上司に対する不満が寄せられたので私は現場に渦巻く不満を知った。
「ジャパニズム21号」にその辺の苦労話を書こうかな〜と思っているところだが、大新聞社を標榜してきた割にはこの社には勇気ある人材がいないのも奇妙な話だ。主要幹部らは「日本人」じゃないのかもしれない…新聞社丸ごとどこかの国に“ハイジャック?”されているのかも…
ところで中近東の「イスラム国」は剣が峰に差し掛かっているようだ。イラクはもとより周辺諸国の利害が危機にさらされ、トルコまでも立ち上がった。
追い詰められた武装勢力は、次はウイグルに集結するだろう。もちろん相手は決まっている。
ウクライナも、ロシアらしい卑怯な戦法に攻め立てられ、紛争からついに戦争の準備に入りつつあるが、プーチン大統領はウクライナを「西側」に組み込ませまい。次にどんな手を使うか興味深い。
かって我が国は、ノモンハンや張鼓峰事件で軍事力使用の意図を偵察され、その後、日本は北進ではなく「南進する」というゾルゲの確度の高い情報をえて、スターリンは安心してヒトラーとともにポーランドに侵入した。
スターリンの戦略正面は欧州であり、後方の日本の出方を確かめ、出てこないと見たのだ。
今、日本が「大日本帝国陸海軍」を保持していたら、プーチンはウクライナに攻め入るのを躊躇したことであろう。
日本国がまっとうだったらこの際一気に北方領土を奪回すべきなのだが、わが外務省にはそんな戦略を持ち合わせた傑物はいないようだ。勿論政治家も「大臣」を務めて老後は叙勲されたいという一心だけだろうから、プーチンは対日工作がやりやすい。
問題はアメリカだが、オバマ大統領は11月の中間選挙の方が気がかりで、世界の紛争介入などは二の次のように見える。
そこで世界“第2の経済大国”中国はどうだ?
驚いたことに東京新聞が08月30日に習近平主席が目の敵にしている江沢民元主席が≪上海市内の病院に緊急入院していることが分かった≫と報じている。
これは面白い展開になってきた、と思ったのでウォッチャーに電話すると、「えっ?うそ〜。今江沢民は北載河会議を終えて、将軍2人とともに水泳を楽しんでいるよ」という。
「毛沢東が元気なことをアピールするためによくやった手だから、偽情報じゃない?」と聞くと、「彼はこの中旬に上海に戻る予定で、まだ北載河にとどまっていると博訊ネットにはある」という。
どちらが真相かは不明だが、ついでに興味ある情報が入った。
習近平主席のいとこが逮捕されたというのである。
7月30日に規律違反の罪で周永興が下されたことが公表された次の31日、中共中央政治局常任委員会の席上で、習近平主席が静かに立ち上がり「皆さんに一つお知らせします。中資中興通訊香港公司の薫事・斉明は、規律違反を犯し既に逮捕されていますが、彼は私のいとこです(母親・斉心の弟の息子)」と言った。
斉明が逮捕されたことは王岐山だけが知っていたことなので、政治局常任委員7名中の5名は驚いた。委員は、習主席は中国共産党政権を守るために親戚も他人とみなす「公正無視」な態度を示したのであり、13億の人民はみんな称賛するだろうと言っているらしいが、習一族、斉一族はどう思っているのか?
ウォッチャーによると、この会社「中興」は1986年に起業し、中国国内に一番大きな「通訊業株式会社」を持ち、世界の100以上の国で営業している年商数百億元の会社で、習近平のいとこ斉明はこの子会社「中興香港」に2001年に就職したらしい。
習近平の母親の名前は「斉心」、習の姉は「斉橋橋」でカナダ国籍、米国やカナダは、中国「移民」、とりわけ中国富裕層に厳しく対応することを決めているから、オバマが習に「腐敗除去に協力する」と発言したことに関連していると思われる。
「虎もハエ」も徹底的に排除し始めたようだが、大いにいいことだ。骨肉の争いも始まるだろうから、大陸には「共産党幹部」と一族は誰もいなくなり、虐げられてきた人民に明るい希望が見えてくる日も近いようだ。
安倍首相にはそんな世界情勢をにらみながら、内閣人事一新を図ってもらいたいと痛感する。
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