軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

シナ政権はAPECまでもつのか?

現在行われている中国共産党の第18期中央委員会第4回総会(4中総会)では「法による統治」が主題だそうだが、「経済情勢や香港デモへの対応」なども議題に上がっている。主として周永康・前政治局常務委員の処分に注目が集まっているから、その後はさらに熾烈な上海派との戦いが起きるのであろう。
ところがウォッチャーは「周永興の次は李鵬だ」という。李鵬はれっきとした江沢民派、彼の腹心の高厳は12年前に大金を持って豪州に亡命しているが、習近平は豪州政府と取引して、彼を北京に送り返す覚書に調印したのだという。彼は毛沢東時代に中央人民政府人民革命軍事委員会副主席を務めた高官、高崗(こう こう、1905年10月25日 - 1954年8月17日)の息子で、その後父が毛沢東劉少奇周恩来との権力闘争に敗れて自殺したので機を見て豪州に亡命したのだという。
そしてついに習近平は、香港デモに対して軍事力を使うことも念頭に置いた模様だ、という。
大紀元日本」によると香港紙・蘋果日報(アップルデイリー)電子版が「中国本土警察、強制排除現場に投入か」として、≪2日の夜(民主化デモ開始から5日目)、中国本土の警察官らしき大群が香港警察本部に入ったとの現場目撃証言を伝えた。これらの人々が占拠現場でどういう役割を果たしたかはまだ不明であり、「香港政府は説明すべきだ」と指摘した≫というのだが、ウォッチャー氏によると、
武装警察第128師団(約1・5〜2万人)が、シンセン周辺に展開して待機している。任務は、デモのリーダーたちを根こそぎ逮捕し、大陸の刑務所に収監することで、収監してしまえばあとは彼らは“自殺”あるいは“衰弱死”することになる」というから恐ろしい。
「すでに運搬用のトラックが準備されていて、四中全会議終了と共にただちに行動するだろうが、もしそうなれば習政権は世界中から嫌われるだろう」というが、嫌われる程度で収まればいいが・・・・・。


香港の政治評論家・程翔氏は米国の海外向け放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)の取材に対し「占拠運動が終焉するかは、政府が合理的な譲歩あるいは約束を交わすかで決定される」とコメントした(大紀元)そうだが、これを見ても国際的関心事項であることは間違いない。天安門事件のように、情報遮断はできないだろう。

≪香港民主化要求デモの学生代表たち。これが“遺影”にならないことを祈りたい==大紀元日本から≫


その上、今や、世界の企業は急速な大陸撤退に動いていて、シナの経済も到頭どん底に近づきつつある。

宮崎正弘氏は、自身のメルマガ・国際ニュース早読みで、「中国の不動産バブルの崩壊はいよいよ本格化する」と次のように警告している。
≪中国の「邯鄲の夢」は終わった。まさに河北省邯鄲で建設中の2000戸のマンションが工事中断に追い込まれ、開発業者はなんと30%の高利で運転資金を集めて、現場に注ぎ込んでいたがついに資金が続かず、オフィスはがらんどう、経営者は「蒸発」したことを日本経済新聞が写真入りでつたえた(同紙、14年10月22日、13番3面)≫


大分以前に私も警告していたように、島国日本の経済界が、一旗目論んで大陸国に進出した結果、敵に塩を送るどころか、自国経済はドーナッツ化して青年の就職口はなくなり、精神的荒廃をきたしているのだが、まだ気が付かないで、「安倍外交は過去42年の日中友好を無駄にする権利はない」(丹羽前大使)などと、中国の「安倍は第二の小泉、対中国強硬派だ」という掛け声に同調する日本の政財界人たちがいるのにはあきれてしまう。
政財界挙げて、北京詣でをしている連中の顔と氏名をよく覚えておくことを納税者に提言したい!
彼らはまさに老醜、というよりも昔は“売国奴”といったものだ!。
ついにわが産業界も“満州から引き上げる時”が来たのだ。お気の毒に…


≪“親中派?”ならぬ“進駐派?心中派?=産経から≫


「いつまで続くぬかるみぞ!…」とはシナ事変時に流行った言葉だが、彼らは学んでいないようだ。私は、習主席が、周永興と李鵬、香港デモの始末を誤れば、11月に北京で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議まで政権は持つまい、とみている。

安倍首相も、いちいち北京の顔色を窺うような恥ずかしい態度を取ることなく、国内情勢多忙!を理由に断るべきだ。
今やらねばならぬことは、日中友好じゃなく、北朝鮮に拉致されて30年以上たつ、わが同胞を無事帰国させることだ。
シナも韓国も、放っておけば結論は自然に出てくる。そしてやがてこっそり泣きついてくるだろう…今こそ政治家が得意とする「静観」の時期なのだ。


ところで、香港の学生リーダーがやがて大陸の刑務所に入れられるだろうと、懸念しているシナの学生たちの間に、「私は日本の刑務所に入りたい」と熱望する声がネット上に充満しているという。
何故か?とウォッチャー氏に聞くと「本当よ!、日本人って、馬鹿なのかお人よしなのか話にならない!」と笑い、「勾留中国人死亡3800万円支払いで和解」という産経新聞栃木版を紹介してくれたが、私はこのことを全く知らなかった。

≪平成23年12月、鹿沼署で勾留されていた中国籍の劉忠勝さん=当時(30)=が糖尿病で死亡し、適切な医療を受けられなかったためとして遺族が県に約1億円の損害賠償を求めた訴訟が21日、宇都宮地裁(岩坪朗彦裁判長)で和解した。県は遺族に和解金3800万円を支払う。

遺族代理人の米山健也弁護士は「金額的には納得いかないが、県警に責任がある和解だと認識している。留置管理体制の見直しを考えてほしい」と話した。

県警によると、劉さんは23年12月26日に建造物侵入の現行犯で逮捕され、30日に糖尿病で死亡した。遺族は「適切な措置が取られなかったのが死因」として、24年12月、県に対して約9917万円の損害賠償を求める訴えを宇都宮地裁に起こした。県は当初、「主張に食い違う点がある」として、争う姿勢を示していたが、今年6月25日に裁判所から和解案が提示された。

県警の小林充首席監察官は、和解に応じた理由について「(県警側に)一定の瑕疵(かし)があった」とした上で「同種事案の再発防止のため、職員に対する指導を徹底し、被留置者の処遇について厳正な運用に努める」とコメントした。

この問題で県警は、劉さんの体調不良を知りながら適切な措置を怠ったとして業務上過失致死容疑で、劉さん死亡時の留置管理課長や警察医ら3人を書類送検。9人を懲戒など処分している≫

米山弁護士というのは親中派の活動家らしく、シナ人の間では有名だという。日本に潜入しているシナ人のほとんどは、糖尿病と高血圧だから、いつ死んでもおかしくないのだが、この事件以降「死ぬなら日本の刑務所で」と在日シナ人の間で語られていて、中には「シナに戻って病院に行くと内臓を取られて捨てられるが、日本なら刑務所で直してくれるか、死んでも家族が一生食っていけるお金がもらえる。死ぬなら日本の刑務所で!」とネット上では日本の刑務所があこがれの的になっているらしく、ウォッチャーは「本当に日本人は馬鹿ね〜!そのうちにシナの病人たちが続々と“観光目的”で入ってきて、死ぬ前に日本中の粉ミルクとおむつを買い占め、温泉は「垂れ流し」して汚染させ、最後は刑務所で莫大な賠償金をもらって悠々と死ぬよ!」と呆れ果てていた。
そして「何よりも悪いのは自国を平気でシナ人に売り渡す日本人政治家や弁護士連中だ!米山弁護士は、最初に1億円請求し、相当な手数料を取ったらしいが、日本の裁判官もどうかしているよ、ばかばかしい、シナじゃ絶対にありえないよ」とまくし立てられた。


つい声もなく黙っていると「先生、いい話をするから元気出して!」と、空母遼寧号の現状を教えてくれた。

試験航海に出たものの、ボイラーが爆発して動かなくなり、かなりの水兵たちが大やけどしたらしいが、やっと帰港して修理した。
四中全が終わった後、もう一度試験航海に出るそうだが、修理中にもかなりやけどした職工がいて、建造中に既に15人死んでいるから、この船は「棺桶空母よ」といって慰めてくれた。


尤もそんなことはすでに了解済みのことで、ソ連の未完成空母をスクラップで購入した時から結末は分かっていた。それに修理しようにも建造したウクライナは分裂、その上ウクライナは忙しい?から技術者も来れず十分な修理はできなかったのだろう。


≪この“英姿”は見られなくなるのか???残念だな〜!=産経から≫


経済破たんに伴い、『遼寧』号も崩壊したソ連海軍の二の舞になって、青島?で観光名所かホテルになるのかも…
原子力推進機関に改装前でよかった。換装していれば福島第一原発事故どころじゃなかったろうから、小泉、細川元首相は腰を抜かすことになったであろう。
尤もそのころは裕福なシナ人は海外に逃亡するから、再びスクラップになる運命だろうが。


これを聞いて少しスッキリしたが、まだまだ不完全燃焼気味、せめて群馬、栃木県民でなかったことが救いというべきか?!


今朝の産経にいいコラムや記事があったのだが、次回に譲ることにして、午後は、1日の靖国会館での国防講座「地球外生命…」の準備でもして気分を転換しようと思う。

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