軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

シナと韓国の断末魔

韓国で、米大使が襲撃され大けがする事件が起きた。
≪【ソウル=名村隆寛】リッパート駐韓米国大使に対する襲撃事件が起きた韓国では、米国で対韓感情が悪くなったり、韓国の対外イメージが損なわれることへの懸念が強まっている。

聯合ニュースは「同盟国駐在の米大使がテロに遭ったのは初めて」と伝えた。中東歴訪中の朴槿恵大統領は5日、オバマ米大統領に「見舞い」のメッセージを送ったほか、韓国外務省は報道官声明で「遺憾の意」を表明。韓国政府は在韓米国大使館を通して米政府への説明に当たるなど、対米関係悪化の阻止に懸命だ。(以下略)≫

≪駐韓米大使襲撃:80針も縫う大けが=オバマ氏側近でアジア重視のリッパート氏がなぜ? 米テレビは流血シーンを繰り返し放映した≫


犯人は日本大使にも石を投げつけた札付きの男らしいから、いわば彼のようなアウトローはどこにでもいるのだが、大使を招いた朝会食上の警備はどうなっていたか?何事につけてもこの国はだらしない。韓国政府高官に伺いたい。

≪取り押さえられる、リッパート駐韓米国大使を襲ったキム・ギジョン容疑者=5日、ソウル(聯合=共同)≫

朴大統領も、頭が痛いだろうが実態がさらけ出されただけ、警備方式などが改善されることはあるまい。産経の前支局長を“拉致”したままで、民主国面する方がおかしいのだ。オバマさん、これでも韓国を守りますか?


ところでお隣の国では、中国全人代が始まったが、GDP目標を7%に引き下げざるを得なくなったようだ。しかし国防費は10・1%増、日本の3倍強にするという。李首相は活動報告で「(今年)世界反ファシスト戦争と抗日戦争勝利の70周年を記念する行事を催し、国際社会と共に第2次大戦の勝利と世界の公平・正義を守る」と表明したが、冗談も休み休み言ってほしい。

中国共産党が、いつ抗日戦争に勝利したというのだ? シナの方こそ歴史をよくひも解いてほしいものだ。
シナ大陸のいわゆる日中戦争は、国民党政権(蒋介石)が日本の主敵であり、国共合作したものの八路軍はほとんど日本軍と交戦しなかった。有利な時だけ日本軍を攻撃したが、それは毛沢東の戦法だった。
そしてついに日本がポツダム宣言を受諾して、大陸における戦闘行為も≪天皇の命令≫によって中止したため、勝っていた日本軍が負けていた蒋介石軍に武装解除されただけである。その後、日本軍の武器を活用して蒋介石を台湾に追い出し、天下を取っただけじゃないか!
共産党空軍を創設したのは林飛行隊だったが、戦後の国共内戦では、残留日本人が八路軍に協力して勝利に貢献したのは事実である。知っているのかい?
そんな歴史を無視して「勝った勝った」とは片腹痛い。


≪9月9日、南京の旧国民党国防部で降伏調印式が行われ、8日に南京入りした何応欽上将(陸士22期相当)が、シナ派遣軍総司令官岡村寧次大将(陸士16期)がサインした降伏文書を小林浅三郎参謀長(陸士24期)から受け取った。どこにも共産軍関係者はいない。
しかもこの会場には世界中から多くの報道陣が来ていたが、誰一人として大虐殺現場を見てもいないし、シナ軍から現場に案内もされていない。
反日宣伝の絶好のチャンスだったのに、毛沢東さんらは何をしていたのだろう?その謎をまず説明してもらいたいものだ。=世界に開かれた昭和の戦争記念館:第2巻(展転社刊)から≫


≪その降伏文書はその後蒋介石総統に手渡された。ここにも共産軍関係者は誰もいない。習主席は何か勘違いしているのじゃないか?=同上から≫


次に、事実だったら南京とその周辺には日本軍から虐殺された人民の親戚縁者が30万人以上いるはずなのに、この春節にあろうことか憎い筈のかっての敵国に、買い出しに来て自由を楽しんでいるじゃないか!
騒いでいるのは、共産党の首脳部と、日本では食えない、日本人の中の親中弁護士どもに過ぎない。この写真を見てほしい。

漢人の服装で、富士を背景に写真を撮った5人の中国人女子留学生=ネット上では日本を侮辱したと大人気! ところが昨年、シナでは日本海軍旗をプリントしたシャツを着た男性が警察に逮捕されたが、日本では日本人は彼女らを責めなかったばかりか逆に「日中交流の歴史」を示すものだと称賛した。さすが彼女らは偉い!9月の軍事パレードの前に、まず富士山を占領し、抗日戦争勝利の象徴にすべきだ!などという書き込みが殺到しているという。
どこまで日本人は優しいのだろう…。インターネットから≫


次がまた面白い。春節で来日したシナ人たちが好んで購入した「便器の蓋」だそうだが、産地は杭州下沙。段ボール箱にはっきりと≪Made in china≫と印刷してあるのに…。
これは2004年に杭州下沙にできた松下電器住宅電気設備有限公司の製品。ここでは便座、電気鍋、洗濯機などの生活用品を作っている。

≪どうせ取り付けても、トイレットペーパーもなく、“肝心なもの”は流さないくせに…などといってはいけない!≫

≪英語は読めなくても、上にちゃんとシナ語が書いてあるじゃないか。多民族国家だから自国語が読めないのかな〜≫

その上、シナの電源は確か220Vだったはず、日本で売られているのは100〜110Vじゃなかったかな〜?
ネット上にも「馬鹿だな〜自国で作っているものをわざわざ日本で買うなんて。日本経済を支援するのはよいことだ!」と皮肉っているらしい。
中には≪日本まで行って日本米(実は中国北方の旧満州盤錦市で生産して宮城、福島向けに輸出したコメ)を買う馬鹿もいる!」と話題になっているそうだが、コメの銘柄は「一見鍾情」といい、日本名は「ひとめぼれ」、つまりわが国内で中国産米が売られているわけだ。マア、旧満州国産だからよしとするか。


次が肝心な軍事の話題。

≪空母用?の戦闘機製造風景。この1月、貴州省貴州航空公司で生産中だと「環球網」が伝えたもの。設計研究所副所長の載永新によれば、この“山鷹戦機”のエンジンにはジェットエンジンを採用し、時速1200?以上、高度15000m以上、20〜30年使用可能だ、とのこと。

シナのパイロットのために、ボルトナットが≪Made in china≫ではないことを祈ろう。


最後は抗日戦勝70周年記念軍事パレード訓練情報。習家軍隊(習主席の息がかかった軍)閲兵式の猛訓練が始まっている。あと半年だから大変だろう。尖閣どころじゃないはずだ…

天安門広場で訓練中!≫

しかし演習場?には天安門広場のセットが作られているようでやる気満々?だ。


ウォッチャーは言う。軍事費が10%の伸びを下げられないのは、こんなばかげたお祭りに莫大な金を使うことと、高位高官の賄賂も実は軍事費に使途不明金として含まれているからで、日本企業にある≪キックバック≫方式が軍隊でも適用されているからだ、という。ということは近代軍は張子の虎か?


更にウォッチャーによると、とうとうその親玉だった郭伯雄が逮捕されたらしい。人民軍内部がこんなでは、とても日本とは戦えません!というのだが、油断してはいけない。
我が国の国家最高指導部も、政治資金をいくら流用したとかしないとか、目くそが鼻くそをいじめる毎日で、シナと同様国民の税金を垂れ流しているのだから。これじゃ専守防衛の名が廃る!

シナの軍人たちは昔から軍資金を山分けする癖があり、現代の近代軍でもその癖は抜けきれないのだ。何か日本の政治家たちに似ているが…
軍事費を山分けしあっているとすれば国防費を10%以下に下げることなんぞ不可能だろう。
江沢民元主席は、このような共産党のスキャンダル、とりわけ軍のスキャンダルを世界に公表した王岐山が悪い!とわめいているらしいが、高級軍人の最大の関心は、豪邸を持つことと、別荘を持つこと、何よりも愛人を囲うことらしいから、いやはや、軍務に精励する下級将校はじめ、連日パレード訓練にこき使われている兵士らが気の毒でならない。なにか「蟹工船」を思い出す。英語で言えば「ブラックミリタリー」か?


ところで明日(6日)の夜20時から22時ころまで、20世紀FOX社の「映画トラトラトラ」製作45周年記念盤アルティメット・ブルーレイBOX発売記念の紹介番組がニコニコ動画で生放送されることになっている。
お相手は海自OBで元特別警備隊初代専任小隊長・伊藤祐靖氏と、MCはバッキー小林、ジャンクハンター吉田氏(初対面だが)
生放送なのでどんな展開になるか、ご覧になってのお楽しみ!


断末魔の叫びを挙げつつある隣国の話をするよりも、この方がずっと健康的だ!乞う、ご期待!

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