軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

“上海閥の式典!”

3日のシナの軍事パレードについて、兵器の種類などの解説は例年通りだったが、そんなことより、熾烈な政権争いに関する分析は少なかった。
勿論それぞれの部署で分析中で、いずれ公表されるのだろうが、老兵の興味は雛壇上に立つ、上海派共青団派太子党派の“元気度”を比較すると、なんとなく上海派江沢民派)の方が元気に見えたことだ。

集団的自衛権を確認か?=産経から(以下同じ)≫


≪元気な江氏に比べて習氏は寝不足か?≫


≪いや、若いから負けてはいられない?(大紀元から)≫
ウォッチャーによると、現地のCCTVは自信満々にふるまう曽慶紅を取り上げていたという。勿論彼は江沢民の側近だった。
習主席の発言にはトウ小平江沢民胡錦濤が目指したスローガンも適度にちりばめられていて、江沢民の力はさほど衰えていないと見たというが、例年建国記念日ごとに行われていた式典を「抗日」に絞って強行したのは特異である。なんとなく習政権の安定度を誇示したかったようだが、逆に不安定さをさらけ出してしまったのではないか?
以前から、習主席は歴代元首席らに出席を要請していたらしいが、老人や病人が多く、全員がそろうことはあるまいとみられていた。
今回も李鵬や朱鎔基らの病人は雛壇後方で医師の介護付だったとか。
しかし見方を変えると、未だに「悪の根」を断つことが出来ない習主席が、自分の強大さと人民の求心力を求めるため、その影響力を誇示しようとしたのだろうが、その格好の“餌”に、わが「大日本帝国」が選ばれたのだとしたら片腹痛い。
確かに現在の日本の政治家らは、バラエティショウ出演者程度の人物たちばかりで頼りないが、声なき国民は、歴史を改ざんしてまで自己保身を図ろうとしているシナの指導者の実態を見抜いている。


モデルに銃を持たせて歩かせたり、戦車行進を強調するため集音マイクを路上に設置したり、はたまたお化粧した各種ミサイルのダミーを見せびらかしても、壇上に立つ指導者らの表情はさえなかった。


≪なんと、人民から略奪し日本軍から逃げ回っていた元シナ兵たちが日当欲しさ?に行列とは!≫

むしろ江沢民が異常に?元気だったが、これもポーズだろう。
CCTVの画面では胡錦濤氏の左腕が小刻みに震えていて、自殺未遂の治療中か?というのだが、わが地上波TVでは確認できなかった。


現地ではCCTVが誰をどのくらい長く放映したかで、その影響力を見るのだそうだが、私にはせいぜい「人相と覇気」くらいしか判断資料はない。
それにしても雛壇上の要人らの健康状態は何となく推察できた。
江沢民の元気度から推定すると、彼が任期中に組織した政界財界、軍界における人脈はまだまだ息絶える気配がないということか。金の力は甚大である!
とすれば彼は「習主席は裸の王様、馬鹿と鋏は使いよう」だとばかりに、上海閥の健在ぶりを国内外に誇示したかったのだろう。虎退治はまだまだ長引きそうだ。
習主席は「解放軍の30万人を減らす」とのたまったが、実際は高給取りで役立たずの老人将校と、使い物にならない兵隊のリストラらしい。
下手すると彼らは習主席に敵対する勢力になりかねないから、今後が見ものだ。


今日の大紀元報は、「会場には江沢民国家主席胡錦濤国家主席ら党長老も登場し、健在ぶりをアピールした」と次のように報じている。

天安門楼上で、習近平国家主席はなごやかな表情で江氏と会話を交わしたことも撮影され映しだされていた。このほど、「身柄拘束」など江氏に纏わるうわさが出回っているが、今回の参観でデマを打ち消す狙いがあるとみられる。   

それに対し、中国軍の元高級幹部で党史専門家の辛子陵氏は大紀元中国語版の取材に対し、「習主席は必ず、何らかの意図で江氏の参加を許したのだ。今のところ江氏の問題に対して何の公式発表もされておらず、表面上何の動きもないが、姿を見せただけでは江氏が無事であるとは限らない。絶対そうではない」と述べた。

一方、天津爆発事故が発生後、党序列7位の張高麗副首相が北京指導部に内緒で29回にわたり天津市当局に指示を出し、調査チームとテレビ会議を7回行ったと、中国国内メディアが天津市の黄興国党委書記代行・市長の話として報じた。

辛氏によると、張副首相は江沢民派の主要メンバーで、江の力強い推薦によって最高指導部入りを果たした。指導部の内部でいつもこうしたかく乱勢力が動いているが、このことは解決しなければならない。必ず解決されるという。

辛氏はまた、江氏の問題は解決しなければならない。これは歴史の趨勢から逃れられないものだ。軍事パレード終了後、中国の政局は新たな局面を迎えるだろう≫と報じたが、江沢民に虐待され、仲間が大勢虐殺され続けている法輪功という組織は、一般人同好会メンバーであって、政治団体ではないということか。彼らはその敵というべき江沢民に鉄槌を加えたいという願望が強いから、ややもすると全体が見えない時があるから情報分析する時は要注意だ。


それはさておき、今回の豪華パレードの概算だが、人民解放軍関係だけで、215億元だという。この間約2週間以上操業停止を命じられた企業1927件の損害は不明だから、相当大きくなるのじゃないか?
加えて暗殺防止のために北京市内各所に配置するために雇った警備員は85万人に上る。つまりこれらガードマンに対しては100元/日の14日間分、車代交通費など12億元だというから、経済が落ち込んでいく中で、大盤振る舞いをしたものだ。
人民解放軍12000人に対しては給料(手当は不明)で対処できても、外国軍人らには、参加費用を出す必要がある。彼ら867名に対しては50元/日の2週間分となる。
ちなみに2009年の時は6億元(軍人だけに支払い)だったから、今回はその約4倍になる。さすがは経済大国、人民無視の共産国らしい行事だ。

ほとぼりが冷めたシナの今後の動きに注目したい。


届いた本のPR
===================

≪国のために潔く:BC級戦犯の獄中日記:久山忍編著・青林堂¥1400+税≫
靖国問題でも、A級“戦犯”については話題になるが、戦域各地でいわれなき報復を受けて処刑された軍人軍属は1000名を超えている。
今や歴史の闇に葬り去られ、国民に忘れられようとしているが、今回久山氏の尽力で、その理不尽な裁判と称する報復劇の一部始終、およびそのような冤罪下にもかかわらず、日本人として従容と散って行った方々の記録である。全国の死刑者名簿も付いていて、涙なくしては目を通せない。
若い方々には、ぜひとも歴史の真実、「力なき正義は無効」という冷厳な国際間の現実を知ってほしいと思う。

中国 驚愕の性奴隷

中国 驚愕の性奴隷

ひと目でわかる「GHQの日本人洗脳計画」の真実

ひと目でわかる「GHQの日本人洗脳計画」の真実

大東亞戦争は昭和50年4月30日に終結した

大東亞戦争は昭和50年4月30日に終結した

戦闘機パイロットという人生

戦闘機パイロットという人生