軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

戦いすんで日が暮れて…

集団的自衛権を含む安保法案が成立した。安倍首相は、誰も付けようとしなかった「ネコの首」に鈴をつけた!よくやったと思う。
しかも意識してかせずか、シナがいつも反日活動で騒ぐ『918(満州事変)』の翌日に成立したから、何とも絶妙だった!918だったらよかったと私は思っていたのだが、反対派議員は、せめてそれだけは阻止したかったのだろう。投票行動を見ればよくわかる。とても“高学歴”な方々がとる行動だとは思えなかった!! やはり『高学歴無教養』は真実なのか!


棚上げして見下てきた歴代“事なかれ”首相らの顔が見たいものだが、これで我が国の安全保障体制が完成したわけではない。
戦後、特亜諸国に貶められて脱皮できなかった我が国が、自力で出直すことが出来るようになるのは、強力な日本を復活させないように意図してつくられた「連合国憲法」を脱ぎ捨てなければならないのだ。
今回、これほどメディアが騒いで、これを阻止しようとしたのは、特亜諸国にとって都合が悪かったからである。つまり、わが国が実力発揮できる体制を備えることが…

憲法記念日のアンケート調査。よもやお忘れじゃあるまい!=産経から≫


≪70年談話の際の奇妙な一致点!=どことつながっているかよくわかるというもの=産経から≫


他方、アジア諸国英米は法案成立を評価している。日本はようやく当たり前の国に一歩近づいたのだ。

そうさせまいとして大騒ぎしたのは、明らかに特亜諸国だったことは、法案成立後に出された各国の談話を見れば証明できる。
友人から「今回の国会前の反対デモの中に『日本は韓国のものだ!』とかハングルで書かれたプラカードを掲げていた集団がいた」とメールが来たが、私は確認していない。やはり間違いなかったか、とは思うが。



≪戦後のどさくさに紛れて竹島を奪ってご満悦の李承晩大統領。強いマ元帥に縋り付く姿が、この民族の特性をよくあらわしている≫

この間、オキナワが静かだったのは、彼らが本土に移動して座り込んでいたからだろう。戦いすんだ今、彼らはまた沖縄に戻り、普天間反対を叫ぶに違いない。資金をだれが出しているのか、そこが問題なのだ。


韓国は「これで日本は戦争できることになる!」などと「奪った竹島」を取り返しに来ることを心配しているし、シナは強がりは言ったものの、今はそれどころじゃなくなっている。


法制審議の間、「憲法違反」だと彼らは騒いだが、それはある意味正しい。我が国が、正常な防衛体制を完成して、普通の国家に脱皮するためには、いかにこの憲法が障害になっているか、そして彼らにとってはいかに都合がいいか、ということが逆に今回の騒動で国民にはよくわかったはずだ。

≪前の選挙後制作された社民党のポスター=自衛隊員と家族を心配してくれていた!=産経から≫


≪そんなことより、こんな最高指揮官の命令の方がよほど危険なのだ=産経から≫


民主?党とかいう泡沫政党議員の中には、デモ参加者らと血がつながったものが多かったようなので、まだしばらく騒ぐのだろうが、日本人が本気で怒ったらどうなるか、昔を思い出してみたらどうだ?
皮肉にもこれで政党や支持母体、そしてメディアに関して「敵味方識別」ができた。シナと韓国は、明らかに“敵”だと分かった。

民主党とその支持母体図=友人から≫

集団的自衛権行使=戦争・戦争法案などという愚かな考えしか浮かばない彼ら自身は、共産党はじめ野党5党と同盟を組んで,[集団的自衛権]を行使して院内で暴力をふるうなど共同作戦をしたではないか!馬鹿も休み休み言え!と言いたい。単独で戦えない場合に組むのが同盟だろう!

中には、葬儀屋に扮していた奇妙な男もいたが、何ともはや“国立お笑い劇団員”とでもいうべきか。税金ではなく、自前でパフォーマンスしたらよかろう。

≪コンナ野郎が年収2000万+という「国会議員」とは泣けてくる。国会も国民も舐められたものだ!=産経から≫


国会でこんな下手なパフォーマンスをしてもらわなくても、地上波TVでは、一日中無料でお笑いをやっているじゃないか。バッジを外すべきだ。マ、仲間に入れてもらえないだろうが…・
こんな男に投票した連中の知的レベルがうかがえる。有権者よ、早く追い出したらどうだ?


一段落したら、安倍政権には拉致問題憲法改正に真剣に取り組んでほしいと思う。確か99%以上の自民党議員は改正に賛成だったはずだ。



さて、連休(といっても私にとっては年中連休だが)初めに、気分転換で、吉川英治記念館と、日の出山荘をドライブしてきた。

宮本武蔵を読んで感動した吉川英治氏の記念館も静かで改めてとてもいい勉強になった。

吉川英治記念館パンフ≫


吉川英治が想を練った書斎≫


吉川英治は、和本太平記の完成記念色紙に「七生人間」と題して、
○あとかたも なきこそよけれ みなと川
と詠んでいる。

昭和20年春には「戦下有感」と題して、
○かつもほろぶ まくるもほろぶ ちよのため
   かみのとらすらむ からき負け剋ち
と詠んでいた。

更に
○はずかしや 昭和二十年の秋の月

水素爆弾 どこにあらうと 秋の月
とも詠んでいる。

なんとなく立ち去りがたかった。




日の出山荘記念館パンフ≫


≪有名なロン・ヤス会談が行われた炉端≫

中曽根元総理は、現役時代には“風見鶏”などと揶揄されていたが、山荘内の資料をじっくり見ると、改めて“現在の代議士”とは格が違うことを感じさせられた。展示されている写真を眺めると、改めて背が高くて落ち着きがある風格が外交では優位に立つことを知った。

その後の“チンコロ大臣”とは比べ物にならない。日本人は一般的に背は高くはないが、国際間では大きい方が得だ!
安倍首相もその点では条件を「満足」しているから堂々と自信を持って臨んでほしい。
中曽根元総理は、東西南北、米国のレーガン夫妻はじめロシアのゴルバチョフ、韓国の全斗煥など、世界の首脳と互角に渡り合ってきたことが改めて確認でき、再認識させられた。
ナンシー夫人の“コロコロ”したサインが、なんともかわいらしかった…


自民党内の“定年制”をちらつかせて彼を政界から追放したのは小泉元首相だが、その後“残った大臣ら”ははるかに小粒になった。
そのくせその後の“小粒総理ら”は大物ぶって政界に悪影響を及ぼしていて、後輩らの施策を阻害しているように思われる。バッジを外したら引退すべきだ。中曽根氏のように。



中曽根元総理日の出山荘の方にも、
○限りある命ゆえ 命の限り 自然と人間と わが祖国を愛す
    二〇〇四年一月(できたら平成十六年と書いてほしかったが…)

並びに、「青雲塾修学原理」として、

○生きたままの最高の芸術品に その人生を完成して 世を去ることを修学の目標とする

と揮毫した焼き物が展示されていた。

安倍総理の父、晋太郎氏らと杯を交わす写真もあったが、そこに「古き良き時代感」が漂っていたのは、下界があまりにも穢れているせいか?…


都心から1時間半程度の西東京・青梅、日ノ出町にある静かな場所である。機会があれがゆっくりご覧になればいい、近くには天然温泉もあるし。


ところで、先日ここに書いたシナの軍事パレードの写真が届いた。裏返し写真ではない!



≪夫人に叱られて教えなかったと部下らを叱責したというが、右手は常識、軍隊経験がないから?分からなかったのだろう…=インターネットから≫


≪教えておこう。これが模範的軍人の敬禮である!=インターネットから≫


他方、天津大爆発の原因はいまだにわからないが、天津市内には長征5号の航天211廠天津実験室、などシナのロケット製作にかかわる重要拠点があるが、廠の食堂は食材を天津市以外から調達しているという。
勿論、事件後17〜30kmの範囲で毒性検査が実施されたが、8月の大爆発の影響で、ここで生産されたロケット部品は、海南省の発射基地に移動されているらしい。
しかし食料初め、飲用水なども市外から取り寄せているらしく、職員2000人にはマスクも配布したらしい。
もしもロケット製造関連機材、もちろんその燃料が爆発したのであれば、地面にあの大穴があいた理由もよくわかる。
爆発後、危険な化学物質などが大量に備蓄されていた…と報じらたが、どうもロケット用の毒性が強い液体燃料ではなかったのか?


いずれ明らかになるだろうが、たまたま今日の新聞に「20日午前、中国が新型ロケット『長征6号』の発射に成功した」という小さな記事がでた。小型人工衛星を効率よく打ち上げるため開発されたものだが、燃料は「液体燃料」である。
習主席の訪米前にアピールする目的というが、それよりもコメを何十万トンか輸入するのじゃないか?人民にこれ以上汚染米を食わせられないだろうから。


他方国産空母001Aが12月26日毛沢東の誕生日に進水するらしい。おそらくウクライナから得たのだろうが、「スチームカタパルト」をつけたという。米国、特に第7艦隊は大いに注目することだろう。


連休中くらい少しのんびりしたいと思ったが、シナの動きは急でなかなか待ってはくれないらしい。どうせ来年には沈没するだろうに。
友人によれば中国系米国人研究者は「成長率はよくて2%程度だ」と中国経済を全く信用していないらしいから。詳報は後程。

安倍首相、加えて難民対策も怠りなく!

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「航空情報11月号:せきれい社¥1400」
今月号は「中国の軍事政策特集」である。写真入りだから理解しやすい。軍用機、各種ミサイル、日本周辺における活動など、軍事に関心がある方は必見。そのうちにカタパルト付001A特集でも出るのかな?
航空機事故防止の提言も特集である。終わりの方に前根明氏が「コックピット・ボイス・レコーダー」というコラムを連載しているが、今回は「客室安全」である。紙背を意識して読むと面白い。

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