軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

一隅を照らす

シルバーウィークも終わった。今朝日の丸を掲揚して周りを見回したが、いつも通り我が家以外に日の丸は見かけないから、どうも“外国人”に包囲されているようで不気味だ! だから毎朝一番の素振りは欠かせない!


ところで日曜日だったか、TV東京の夜の番組「カンブリア宮殿=コンビニまで歩けない買い物難民=軽トラで玄関に横付け驚異の移動スーパーがおばあちゃんを救う」を見て大いに感心した。
タイトルから推察できるように、高齢化社会の落とし穴、買い物難民を救うためのグッドアイデアである。
私が住む「日の丸が消えた」住宅街も大多数が高齢者だから、一番近くの電鉄系スーパーが閉店してからかなり不自由になった。
以前、ある御婦人が「坂が多いので¥5000以上買い上げた方は買い物を自宅まで届けます、ではなく、せめて¥2000くらいでも届けてくれるか、移動販売車を出してくれると助かるのだが」と店長に陳情したらしいが、関心はなかったという。


家内のお供でスーパーに行き、レジで観察してみると高齢者が¥5000以上も買うことはほとんどなさそうだし、移動販売も「パン屋さん」は来るが魚・肉・野菜・惣菜など高齢者向けの生活必需品は売りには来ない。
それが契機になったのかこのところドンドン空き家が増えていくような気がしてならない。治安上も問題になる。


番組では、徳島の住友社長のアイデアで、現場を徹底的にリサーチして、近在のスーパーと特約を結び、地元の希望者が生鮮食料品などを軽トラに積んで山間の一軒一軒を訪問販売するのだが、買い物に出てくる高齢者たちの笑顔が実に素晴らしい。
食べたいものを宅配してくれるのだから、出渋っていたご老人方も自然に体を動かすようになるし、隣人との会話も弾む。
つまり昔の日本の美徳であった「向こう3軒両隣」が復活するのである。
徳島から始まったこの販売方法は、各地に広がりつつあるそうだが、土地密着型の新商売として広がることを期待したい。
地方創生に携わる石破大臣にも見てほしかった。銀座・新宿、丸の内だけを見てこれが日本だと勘違いしないように!


閉じこもっていた老人に笑顔が戻り、健康状態も回復し、滅びかかっていた村が活気を取り戻す。一石三鳥どころの効果ではない。しかも商売として、極端な利益を求めるのではなく、地方のニーズにこたえるだけでそこそこの利益が上がり、販売車はその地方の希望者に限定されているところが良い。販売担当者も東京出身者では地元になじめないだろうし第一住民が不審がる!実にいいアイデアで、その効果が出ていて、一人住まい老人の健康管理や郵便物の配達までも、戸別訪問的に拡大していたから、石橋をたたいて渡る地方自治体も動かざるを得まい。逆に助かるはずだ。住友社長のアイデアと実行力に敬服した次第。一隅を照らすとはこのことじゃないか? 


次は21日のTV東京「世界ナゼそこに日本人」という番組だ。
「銃弾飛び交う最貧国中米“ホンジェラス”で、苦難の末3000万円を集めて一つの村を作り、貧しい孤児たちを集めて指導しつつ、学校を建てて教育を受けさせている「しん」という日本人青年の話である。
途中から見たので経緯は不明だが、その努力は実りつつあり、住民に信頼されていた。資金集めだけでも大変だろうに、その実行力に脱帽する。

国内にはオレオレ詐欺には数千万もの大金を“与える”程の大金持ちもいるのに、海外には在外公館もあるはずなのに、どうしてこのような話が国民に伝わらないのだろうか?と不思議に感じた。
勿論現地公館がアレンジしてスタッフに撮影させたのかもしれないが、外務省はこんな青年にこそ国民栄誉賞を推薦してもいいのじゃなかろうか?と思った次第。国外で活躍するサッカー選手もいいが、「しん」君はまさに国際的に【一隅を照らしている】人物といってもいいだろう。


朝から晩まで、オチャラカ番組が氾濫する中にあって、TV東京は、和風総本家などなかなか考えさせられる良い番組作りをしている。今後も大いに期待したい。


さて、次はいつもの生々しいお話だが、その前に、沖縄県知事は公費でジュネーブまで行き、自国政府批判をしなければならないのか? やることなすこと実に貧相で、世界に恥をさらして平気のようだが、いい大人?が「しん」君に比べて国辱ものだ。自分の抱える問題を自分で解決できずして何が県知事だ。ガキの使いそのままじゃないか。
しかし、逆説的に言えば、オキナワに強力な米軍が存在していることを、世界中に広めたことは、抑止効果を生んだものとして評価できるのかもしれない。そうか、元自民党幹部だったのだから、それが本音だったのか!
シナはもとより、東南アジア諸国もアジアアフリカ諸国も、もちろん欧州もそんなに強力な米軍がいると改めて知って、怖気づいたことだろう。


今朝の新聞は、政府は「辺野古振興費を移設容認の地元に直接支出する」方針に変えたと伝えた。いいことだ。
首長らは、市民のことはそっちのけでイデオロギー闘争に明け暮れているのだから、苦しんでいる地元に直接支出すべきだと以前から思っていた。


沖縄県の軍用地地主には年間900億円(2009年度)の賃貸料が支払われているが、年間賃料が350万円以上の地主は6800人、米軍基地労務者の約9000人には、450億円が思いやり予算という名目で支払われている。沖縄県はこれらに米軍人軍属の消費支出700億円を入れて基地による収入を2500億円(同上)としているが、防衛省支払い分の陸海空自衛隊員8000人とその家族10000人が沖縄に落とす生活費、部隊の糧食費、事業費、防衛局の基地対策費、総務省関係費などは入れていない。
これらを総合すると、基地が存在することによって沖縄県に落ちる金は、年間5829億円を超えるとある。(『普天間』交渉秘録:守屋武昌著=新潮社)

翁長氏は長く那覇市長を務めていたから、此の辺の裏事情は百も承知のはずだ。その結果起きたのが「南北戦争」である。南部に集中しているこれらの特権を、辺野古以北にも分配したいという北部住民の悲願のはずだが南部は抵抗しているのだ。
こんな特権にしがみついて見苦しい沖縄県の姿を以前、米総領事が「ゆすりたかり」と表現したことがあった…


しかも、キャンプシュワブのゲート前で反対活動をしていた反対派の中の韓国籍キム・ドンウォン(29)が警官をけったとして逮捕された。反日弁護団がついているから彼らはやり放題だが、本国で食い詰めた“活動家”等を県警はしっかりと排除してほしいものだ。不法入国者じゃないのか?


さて最後は満州人のお話。安保関連法案成立で国内の反対派は頼みとする左翼弁護士を動員して「違憲訴訟」を全国で展開するという。
日本人弁護士らがシナ人に対して、日本政府、日本企業などを訴えさせているのと同じスタイルだから、彼らが連携していることを証明したようなものだが、シナの反日記念日ともいうべき「国辱の日」である918(安保法案が成立したのは19日になったが)のブログ上に、満州国人たちが成立を祝福する記事を掲載したという。
彼がブログに昔の満州時代の写真などを載せると、賛否両論が渦巻き、直ちに消されたそうだが、隠れキリシタンならぬ、隠れ日本国民(旧満州人)は相当いるらしい。


写真が小さいので不鮮明だが、彼ら意気盛んな満州人の意見をご紹介しておきたい。満州満州人のもの、日本によって近代化された。漢人らは満州とは無関係だ!というその意気や大いによし!

≪918は日本“皇軍”を悼み悲しむ日だとして、日本将兵の忠霊の塔前を弔問飛行する当時の満州国の写真をブロガーは張り付けた≫


満州国とシナとの境界を示す碑(上)と1942年の満州国創立10周年慶賀、新京大同広場の式典式典の模様(下)≫



≪1932年2月29日、満州土豪代表団は関東軍司令部を訪問し、皇軍満州国建設をお願いした…これを見ても決して侵略じゃないとある。≫


満州国の国章=王族、満族、蒙古、日本、朝鮮を表す≫



五族協和のシンボル≫



≪今の満州族の女の子=絶滅危惧種になりつつあるとか≫


≪写真が小さくてわかりづらいが、審議の場における中谷防衛大臣と国会である。それぞれ、慶賀安保法案可決!安保法案通過!安保法案成立!というキャプションがついている≫

このブログに対してネット上には「漢奸!このバカ!抗日戦争後のお前らは漢姦だ!このブログを消せ!」などと批判する書き込みが殺到したが、それに対して「九一八を記念することは、その偉大な満州国を懐かしむことだ。」「大満州は、文明の力は、武力に頼る野蛮政権を崩壊させること、民族の調和がとれることを実現した。」「亜洲(アジア)の経済を最高速で創建した」などという書き込みが殺到した。


習近平主席は訪米中だが、西には新疆ウイグル族の不穏な動き、東には満州族蒙古族のブログに見られるような反漢活動、北朝鮮の離反などをかかえて大変だろう。

安倍首相も、満州というかっての友邦から慶祝の言葉が届くとは思っていなかったのじゃないか?
首相周辺には敵も多そうだが、声なき味方が満州にまでいることを伝えておきたい。

さて後は、同盟国のオバマ米大統領が、彼をどう料理するかが見ものである…

「アジアインフラ投資銀行」の凄惨な末路

「アジアインフラ投資銀行」の凄惨な末路

日本に惨敗し ついに終わる中国と韓国

日本に惨敗し ついに終わる中国と韓国

中国、韓国は自滅し、アジアの時代がやってくる!

中国、韓国は自滅し、アジアの時代がやってくる!

ひと目でわかる「戦前日本」の真実 1936-1945

ひと目でわかる「戦前日本」の真実 1936-1945

中国 驚愕の性奴隷

中国 驚愕の性奴隷

あなたのすぐ隣にいる中国のスパイ

あなたのすぐ隣にいる中国のスパイ

日本を守るには何が必要か

日本を守るには何が必要か