軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

核戦争は起きるか?

2月1日午後、「TV愛知の情報バラエティ:土曜コロシアム」のインタビューロケで六本木に出かけた。
テーマは「核戦争は起きるか?」というもので、核問題全体について、約1時間インタビューを受けたが、中近東の異常な紛争継続に、危機感を持っていることが伺えたので、熱心に“協力”した。勿論個人的見解に過ぎないが…


1月23日に、靖国会館の「国防講座」で、2016年は、「リーダー無き混迷世界」になり、核戦争の危険も排除しない、と解説していたので、その延長線上で答えただけだが、これからは大国間の核戦争ではなく、小型軽量化した核分裂物体を持ち込む、アンモラルな組織による「恨みを晴らす方式」は、9・11で見られたように、巨大な運搬手段を建造する手間が省けるので、今後起きやすくなるから「要注意である」という趣旨である。


どの部分をカットされるか不明だが、放映はこの6日(土)の1954〜2054に東海ローカルで放映される。(私はDVDで確認するだけだが…)


ところで世界に混乱を招いた米国大統領は、あと一年継続することになっているが、後継者争いは熾烈な展開になってきた。
今後を占う、アイオワでの初戦は、民主党ではクリントン女史が僅差で勝ったようだが、共和党の方はクルーズ氏が勝ち、絶大な人気のトランプ氏は2位に甘んじた。しかし彼は「トランプ」、ジョーカーがあるから油断できない!?
産経は「本命大苦戦 波乱の幕開け」と見出しを付けたが、今後予断を許さないだろう。


その陰で、目立ちたがり屋の北が「8日〜25日にミサイル発射」という。テロリストグループだけが「アンモラル」ではないようだ…。
我が国の周辺はただならぬ様相を帯びてきているのに、わが国会は、甘利氏辞任問題で紛糾中というから呑気なものだ。血税で賄われている身を自覚して、任期中は「一所懸命」に仕事をしてほしいと思う。


そんな、国会の赤絨毯上を“闊歩”している“選良方”に、今日の産経の「透明な歳月の光」欄を紹介しておくから、しっかり働いてほしい。


≪私的生活の犠牲は「当然」:責任ある地位の代償:曽野綾子28・2・3

私の周囲には、私をはじめとして基本的にできるだけ怠けて暮らしたい性格の人が多いので、外側から見た総理大臣のお暮らしに同情する向きもけっこうある。
「安倍さんつて、お体、大丈夫なの? 激務ねえ」
「ご体調については知りません。最近、お会いしたこともないし」と言ってから、私は付け足す。
「心ならずも、親の稼業のお豆腐屋さんを継いで、まだ暗いうちから起き出さねばならない方が、この季節冷えで病気にならないかを心配するのはわかりますけど、好きで権力の座に就いている方のことを気にする必要はないんです
 しかし自分の生活と比べて、よく続くと思うような厳しい暮らしをしていらっしゃる方は世間に多い。私はそうした方をひそかに尊敬し、総理には寸刻を惜しんで休んでいただきたいと願っている。
 私は狭量なので、忙しい総理を、見栄のために自分の息子の結婚式に呼んだり、親の告別式にちょっとでも顔を出してほしいというような身勝手な人を好きになれない。どうぞその時間だけでもお休みください、と言うべきだろう、と思っている。
 ずっと昔、会社の責任ある地位にいた人が、長引く事件の収束(釈明)に何日間も引きずり回されている時、「私は(何日間も)寝ていないんだ!」と言っただけでまたマスコミの総攻撃に遭った。その時私はこの方に深く同情したことを今でも覚えている。睡眠を取らせないことは一種の拷問なのに、マスコミはその事実を全く哀れまなかった。マスコミの質問に対して明瞭で責任ある答えをするためにも、人間は眠って頭をクリアな状態にしておかなければだめなのに、とすぐ脳ミソの疲れる私は思うのだ。
 今週の国会がどういう展開になるのか私には想像もつかないが、野党が甘利問題の追及などで時間を取らないことを願うばかりだ。
 政治家がこの程度の人々だということは、大体国民にはわかっていることで、それは野党議員といえども同じだろう。真相はまだわからないけれど、地位を利用して口利きのお金を取るなどということは品性に関わる卑しいことで、辞任という形で罰せられればそれでいい。
責任問題の追及ということは、いかにも「正義のために」必要なことのようだが、つまりは党利に利用するためで過去のことに時間を取られることは生産的でない。政治家の時間はすべて国民の税金から出ているのだから、そんな無駄なことに時間を割かないでほしいのである
 責任ある地位に就くということは、私的生活を犠牲にすることだ。昔、陸海空三軍どれかのトップに立つ○幕長という方が、知人のワインの試飲会に出て叩かれた。○幕長というような立場の方は、任期にある限り、私的な酒の飲み会になど出席するものではない。その間に敵が攻めてくるのかもしれないのですソ」と言ったら、友人は皆私の言い方が幼稚だと笑った。しかし任期の間は、飲み会など犠牲にして当然だと私は思う。呼んだ方も非常識だ。総理の時間を私的な冠婚葬祭に呼ぶのと同じくらい身勝手なことだ。≫


「烏合の衆だ」という気はないが、政府という人間の集まりは、つかみどころがないヌエのようなものらしい。
国民のほとんどは既に忘却の彼方だろうが、昨年暮れに、「わが政府は12月3日、中国で植林・緑化事業を行う民間団体を支援する『日中緑化交流基金』に対し、100億円弱を拠出する方針を固めたと報じられた」が、2015年度補正予算案に盛り込まれて成立している。
報道には「同基金は、小渕恵三首相(当時)が主導し、1999年(平成11年)に日本政府が100億円を拠出して創設された。中国で植林・緑化事業に携わる日本の民間団体の経費などを助成し、毎年約1000万本、計約6万5000ヘクタールの植林が行われたという。植林などにより、発がん性の微小粒子状物質(PM2・5)が中国から飛来する「越境汚染」の低減が期待されている。
ただ、基金は今年度末で10億円程度に減少する見込みで、活動の先細りが懸念されていた。日本政府は創設当時の規模に基金を積み増し、中国側の資金提供も受けて、日本国内や東南アジアなどでの事業拡大も検討する考え(2015.12.4読売新聞)」だというが、納税者の意思に反してまで、GDP世界2位を誇る国のどぶに血税を捨てるようなことを平気で行う組織があることを忘れてはなるまい。「この要求元は外務省(時事通信)」である。
これだって自分の懐が痛むわけじゃないから、無責任に“継続”しているだけに過ぎない予算請求じゃなかろうか?と思うのだが、この厳しい財政状況下でいい気なものだ。


産経新聞に連載されている【櫻井よしこ 美しき勁き国へ】に、「祖国の名誉のために闘わぬ外務省に『性奴隷の国』からの名誉回復は任せられない」として、
≪だが交渉しても戦わないのが外務省の修正である。マイク・ホンダ氏、朝日新聞、クマラスワミ報告、いずれにも、外務省は実質的反論をしなかった。日本の名誉をかけた闘いから逃げ続けてきた。外務省は自らの使命は外交交渉にあり、歴史情報の発信や祖国の名誉擁護は任ではないと考えているのか。であれば、歴史情報の発信は他の組織に任せるしかないではないか。歴史の事実を武器に、知的に果敢に闘う新体制づくりが首相の責任である≫
と桜井女史は書いたが、このところ「外務省には任せられぬ」という意見が目立つようだ。
日米開戦時に電報文書の翻訳遅延責任も、終戦のどさくさまぎれに乗じてやり過ごした組織だけあって、無責任なのが伝統なのだろう。
それにしても外務省のシナ大陸に対する“贖罪意識?”は異常である。

早くまっとうな組織に立ち直ってほしいと思う。


ところでその対象国のシナでは経済崩壊も凄まじいが、軍の改革も一向に進まないようだ。

そんな時に大紀元日本にこんな記事があったが、習主席の目的がわからない。いずれにせよ混乱が続いている証拠だろう。


≪中国政府系メディアが報じたところによると、習近平国家主席は、昨年末までに受刑者3万1527人に対する大規模な特赦を行った。そのうち、事件当時に18歳未満だった服役者の割合は94%。

 国営の新華社通信ニュースサイト、新華網の26日の報道によると、今回の特赦の対象者は、中国共産党の下で抗日戦争などの戦争に参加したことがある者、75歳以上で体に重い障害があり、自立した生活を営むことが難しい者、事件当時に18歳未満で、懲役3年以下の者、または残りの刑期が1年以下の者だった。

 習主席は、昨年8月29日から国家主席特赦令への署名を開始している。

 今回の特赦は1975年毛沢東が行って以来40年ぶりで、非戦争参加者がはじめて対象になっている。米人権団体「米中対話財団(Dui Hua Foundation)」の幹部ジョン・カンム氏は米メディアに対し、「毛沢東以外の歴代トップ(�殀小平、江沢民胡錦濤)が踏み切れない特赦を習近平が行った。(最高指導者としての)自信をみせている」と見解を述べた。中国問題専門家からは「習近平氏が全面的に政権の主導権を握ったことを意味する」との見方もある(2016.1.29)≫



さて、そんなさなか、わが国では希望が持てる明るいニュースがあった。
≪【「日本版ステルス機」お披露目】
「平成の零戦」雄姿現わす 米軍「第5世代」を上回る「心神」! 「軍事情勢」野口裕之記者特別レポート最新版


≪報道陣に公開された先進技術実証機=28日、インターネットから≫

 赤と白に彩られた機体はライトアップされ輝いていた。操縦席直下の日の丸の赤もデザインの一部に溶け込み、わが国戦闘機開発の再生に向かう決意を示しているかのよう。反面、本当に高性能戦闘機開発に向けた研究実験機なのかと驚くほど機体は細身で、しなやかささえ漂っていた。
 愛知県内にある三菱重工の工場で28日、米軍のF−35といった「第5世代」戦闘機の上をうかがう、将来の「第6世代」戦闘機開発に備えた研究実験機《先進技術実証機》が公開された。
 「先端技術を集めた兵器は美しい。秘密のベールに包まれた技術も神秘性をかもしだす」 とは、官民の防衛関係者が兵器をお披露目するにあたり、一様に抱く感慨だ。工場内でこの感慨を共有した。

 先進技術実証機は富士山の別称「心神」という愛称の方がすっかり有名になった。

 三菱重工関係者が命名したとの説もあるが、定かではない。ともあれ、零戦と縁が深いこの工場で生まれた心神が、武器輸出3原則緩和や防衛装備庁設立と相まって、戦後、大日本帝國陸海軍の傑作機復活を恐れる連合国軍総司令部(GHQ)がズタズタにした日本の航空機産業を蘇生させる先駆けとなる…そんな確かな手応えを感じた。…≫


次はこれも画期的な出来事である!
≪「零戦、日本の空を飛ぶ 鹿児島・海自基地で試験飛行」「部品の一つ一つに日本人の勤勉さが詰まっている」



≪再び日本の空を飛んだ零戦零式艦上戦闘機)=27日、鹿児島県鹿屋市の海上自衛隊鹿屋基地(鈴木健児撮影)≫


 さきの大戦中、日本海軍の主力戦闘機だった零式艦上戦闘機零戦)が27日、海上自衛隊鹿屋航空基地(鹿児島県鹿屋市)の上空を試験飛行した。

 機体は1970年代、パプアニューギニアのジャングルで発見し、購入した米国人らが復元した。現在はニュージーランド在住の石塚政秀氏(54)が所有する。

 石塚氏は「零戦の部品の一つ一つに日本人の勤勉さが詰まっている。日本の空を飛ぶことができ、感無量だ」と語った。≫


過去の歴史を教えられていない今時の若者たちにとっては、勇気づけられるニュースじゃなかろうか?

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