昨日は高齢者講習を教習所で受けたが、実習車が最新式のハイブリッド車だったので、これじゃ高齢者が事故を起こすのでは?と感じた。
まずエンジン音が静かすぎる。次にシフトレバーがコンパクトすぎ、ギヤがどこに入っているのかは、フロント計器盤の一部の小さなデジタル表示でしかわからない。
これじゃ前進か後退か確認できないので、急発進してコンビニに突っ込むはずだ。
我々高齢者の若いころには、こんな新技術はなかったのだから、高齢者用には“旧式技術”を採用したらどうだろう?
エンジン音を高くしてエンジンが回っていることを座席から体感させ、シフトレバーは今まで通りに、どこに入っているか目視できるようにする。
ただでさえも視力は退化し、視野も狭くなり、耳も遠くなっているのだから、エンジンが静かすぎると回転しているかわからない。デジタル表示もなじめない…。
それに、ウインドウのサイドピラーも大きくて目障りだから、方向変換時に勘が狂いやすい。
車もオートマではなく、マニュアルの方がなじむのじゃないか?
第一クラッチペダルがついていると下手すればすぐエンストして止まる…安全じゃないか?などと講習参加者の体験談をご参考までお伝えしておく。
そう教官に進言したのだが、やはり多くの高齢者から苦情が出ているものの、教習所としては燃費がいい方を選定するのだという。
高齢者を、認知症テストだとか、特別講習で検査して、その後やっと警察で免許証が付与されるのだが、高齢者と言えども生活があるから3回も通うのじゃたまったものじゃない。老人“虐待”方式は再検討したらどうだろう?
しかし久しぶりに教官(女性だった!)の指導でコースを走るのも楽しいものだ!中には同じ年頃の方が自動二輪に挑戦したいたから感心した!
さて、安倍首相の支持率低下に“寄与した”左翼とその支持母体であるメディアは、国会でのお粗末な質疑応答の結果、馬脚を現しつつあるようで、面白い実況放送がYUチューブに取り上げられている。元文科省次官などは、若者にその素性がとっくの昔に見抜かれていて評判が悪いが、それも身から出たさびだろう。
森友の関係者はもともと地元でも有名な詐欺師だったらしくとうとう逮捕された。愛媛の方もメディアにとって不利は発言を隠ぺいしたから、ドンドン真実が暴かれ、石破元大臣は窮地に陥ったようだ。もとより強硬に政府を責めた民進党議員は、実は利権当事者の息子であり、献金を受けていたというのだから、代弁していただけ、全くの茶番だったのだ。
貴重な時間を浪費した彼ら国会議員や官僚たちの罪は大きい。
その間にも、半島危機は刻一刻と近づいている。
其の昔、昭和61年4月に、レーガン大統領がリビアを攻撃した手順に酷似してきた。
事の起こりは60年12月に、ローマとウィーン空港で起きた襲撃事件の背後にリビアの影があるとして、米国が次々に経済制裁を課した。しかし当時は欧州の誰もこれに賛同しなかったため、米国のメンツは潰された。
他方カダフィーは「レーガンはイスラエルの犬小屋で吠える子犬」だなどと吠えまくり、「いつかレーガンの鼻を明かしてやる」と息巻いた。
カダフィーは米艦隊集結を自分のブラフに活用し、自分はこれだけの米国の大艦隊を集結させるだけの実力者だ!と勘違いしていたから、日本の週刊誌などは、カダフィーを英雄視する特集を出すありさま。
しかしレーガンは10月に地中海で起きた豪華客船乗っ取り事件で、米国人観光客を殺害した犯人らを見事に制圧して、一躍国民のヒーローとして迎えられていた。
これに対してカダフィーは、米艦隊集結に対する報復として「南欧全都市を攻撃する」と警告するなど、強硬姿勢を取り続けた。いわばハッタリだ。
ソ連は「国際非難を高めて米国をけん制」しつつ、その一方地中海から全艦隊を引き上げ、欧州各国も米の行動を憂慮する声明を発表、リビアは攻撃に備えて米国人らを米国の攻撃目標になるであろう基地に移住させた。
そんなさなか、ニューズウイークがストックマン前米行政管理予算局長が出版予定の回想録を取り上げ、「レーガンは経済的音痴」だと酷評する記事を出した。
なんとなく今のリベラルメディアを彷彿とする。
≪米国のリビア攻撃を伝える産経新聞:61・4・16≫
そして4月15日未明、米国は海軍のA6、A7艦載機15機を発艦させ、3波にわたってトリポリとベンガジを攻撃した。同時に英国の基地からはF111攻撃機18機が、フランスの領空通過拒否を受けながらも攻撃に加わった。これによってカダフィー大佐の家族らが負傷したが本人は辛うじて助かった。
レーガン大統領は「必要なら今後も攻撃を続ける」と言い、「リビアのテロに証拠があるからだ」と記者会見している。その後カダフィー大佐がおとなしくなったことはご承知の通りだが、リビアの度重なるテロに対しては力で抑え込む、という米国の戦略を示したものだった。
さて今回は、北朝鮮である。ここにもカダフィー大佐と同様な男がいて、強弁どころか、実際にICMBを発射し続けている。次は核弾頭の実験だろうが、そうなると米国も堪忍袋の緒が切れるだろう。
そこで昭和61年のリビア攻撃と同様な事象が今半島と米国に起きていることに注目したい。
これは当時の米国とリビアの関連表だが、これのリビアを≪北朝鮮≫に置き換えると読めてくる。
すでにトランプ大統領は、北に警告を与えるために、世界中の首脳と意見を交わした。とりわけ中国が何の役にも立たないことも世界に示した。
アメリカは北への旅行制限を発した。国連では北への経済制裁が可決された。
国内では北による“虐待”で死亡した大学生のことで怒りが渦巻いている。
在韓米軍部隊と家族の安全圏への移動も終わった。すでに家族は北の砲撃半径の外に移動している。要すれば横田に移動してくるだろう。
後は軍事力の集中だが、これは既に十分な演習経験を積んでいるから、いつでも動ける。
空母の集結が気にかかるが、トランプ大統領は2週間の夏季休暇を取ったことも相手を油断させる戦略ではないか?
攻撃は特殊部隊によるものか、空爆によるものか、いずれ判断は下されるに違いない。
処で我が国は、北からの流れ弾の数発も覚悟しなければならないだろうが、その覚悟はあるのかな? 拉致被害者はどうする気だ?
それよりも、日本国内に住んでいる半島に縁のある破壊勢力の暴発防止策が急がれる…。
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≪SAPIO9月号≫
SAPIOは情報誌として高く評価していた。特に素晴らしいイラストは、時折講演会でも使わせてもらっていた。しかし毎月号は今回限りで、次回の9月4日発売号から、隔月刊になるという。寂しくなるが内容はきっと濃くなるに違いない。期待しよう。
今月号は明治維新に光を当てているが、東北出身で勤務が多かった私としても、戊辰戦争にはなんとなく疑問を持っている。未だにその怨恨が消えていないのは、薩長土肥が相当悪辣な行為をしたからに違いなく、特に会津藩に攻め込んだ長州藩の一群の行動は言語に絶する所業だったという。
徳川末期だったとはいえ、平和的解決を図った徳川慶喜の行為が裏目に出たことは、官軍を名乗る薩長土肥の裏切りであったような気がしてならない。そのあたりの経緯については「明治維新という過ち・原田伊織著:毎日ワンズ」と合わせ読むと見えてくる。
今月号の見開きを飾るのは先日亡くなった“老台北”こと蔡焜燦先生に対する、井上和彦氏による哀悼の辞で、氏の「日本人よ胸を張りなさい!」を遺言として紹介している。
政治家たちこそ初めに胸を張った仕事をしてほしい!と思う。国民はみな見ている!
次の特集は横田徹氏による≪南京事件≫前夜の未公開写真654枚だろう。
こんな笑顔のシナ人たちを日本軍が虐殺したとする共産党の嘘は見え見えである。通州事件同様、犯人はシナ人だ! どうして日本人はすぐに騙されるのだろうか?
次いでだが、7月29日に東京で行われた通州事件の集会がYOUTUBEにアップされています、という情報が届いた。ぜひご覧あれ。
https://www.youtube.com/watch?v=sTB7PopzHDg
通州事件80周年 記憶と慰霊の国民集会 !)『動画上映』 2017/7/29
www.youtube.com
≪ジャパニズム38号≫
これも隔月刊だが、内容がどんどん充実してきた。左翼や在日にとっては目の敵だろうが、事実を紹介しているのだから文句は言えまい。それで青林堂に嫌がらせをしているのか?
執筆者も充実してきているが、文章よりも漫画が多いのは「青林堂=ガロ」という流れというべきだろう。表紙イラストを担当するのは「はすみとしこ」さんだが、彼女の連載漫画も面白いから紹介しておこう。
ツボをつかんだ漫画、国籍が不透明だったレンホウさんもグーの音も出まい。日本はつくづく“素晴らしい自由の国”だな〜と思わされる。やはり「四方の国皆同胞…」を実践する国柄だからか?
明治維新という過ち 日本を滅ぼした吉田松陰と長州テロリスト〔完全増補版〕 (講談社文庫)
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