軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

資料から:旧ソ連と旧社会党

終活のため書斎整理中だが、次々に興味ある記事が出てくるので、滞っている!

昨日は金丸自民党副総裁が逮捕されたことを紹介したが、この当時、社会党はもっと悪質な資金調達をしていたことがスクープされていた。

それが平成5(1993)年3月19日付の産経新聞である。旧ソ連社会党へ資金を流入していたことがばれたのである。

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左は21日付の朝日新聞社説。金丸容疑者を追及しているが、何とも白々しい。

産経の方は19日付のレフチェンコKGB少佐との単独会見記事。同日付で詳細な一問一答も載せている。

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続いて21日にはロシア秘密文書から「社党元議員が長男の選挙資金をソ連に要請したこと」を次のように公表した。

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奇しくもその前日の二十日には、朝日は「メディア独自の取材で確認できた事実を報道する「調査報道」を東京地裁が認めた、と報じた。

だから社党を応援したいのにできなかった?からか、23日になって、産経のスクープに「社党の【過去】を掘り起こす自民」と題する”イチャモン記事”を掲載している。

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これで自明なように、朝日は根っからの社党ファン?であり反自民、産経は社会党には批判的であることが分かる。

何れにせよ、1紙だけを読んでいると、大きく偏向すると言うことが読者にもわかるだろう。

産経に暴かれた社会党は「関係者がいれば処分する」と宣言したが、処分したかどうかは記憶にない。

但し、社党が日本の政党ではなかったことは、これで明白になった事例であったことは確かだ。

現在では、「同胞たち」から献金してもらっている政治家らがいるそうだが、何処の国の政治家かしらん?

次の総選挙で国民は白黒をつけるべきだろう。