軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

迫り来る「宇宙戦争」

今年2月、JAXAが、小惑星探査機『はやぶさ2』が小惑星リュウグウへの着地に成功、その後サンプル採取のための弾丸発射にも成功したことは、わが国の宇宙事業の高度な技術力を示す快挙であった。

ところが今回は、国立天文台チームが、ブラックホールの撮影に世界ではじめて成功したと発表した。

 

f:id:satoumamoru:20190411113838j:plain

今日の産経新聞

 

「強い重力で光さえ飲み込んでしまうため撮影は困難とされてきたが、高精度の電波望遠鏡を使って“黒い穴”のように見える姿をとらえた」。

撮影したのは「5500万光年離れたおとめ座のM87銀河の中心にある巨大ブラックホール」だと言う。科学技術は際限なく発展している。

ドンドン宇宙の神秘が解き明かされていく。人類の起源はまもなく解明されるのではないか?楽しみになってきた。

総務省が決めた第5世代(5G)移動通信方式も、画期的な通信技術であるが、特異な集団に利用されないことを祈りたい。

いま世界中で問題になっているのが、中国共産党政府の要請で、中国軍との関連が強い電子大手ファーウェイが、世界中に拡大しつつある5Gインフラである。これは、現代では核兵器を除く、最も致命的な武器となる電子ネットワークをコントロールすれば、経済、情報、軍事において他を圧すると認識されており、それに目を付けた中国共産党が、世界覇権を握る為の重要な戦略に位置付けているからである。一党独裁共産主義国が、世界を支配するとは考えたくもない。人類が不幸になるだけだろう。ウイグルチベットのように…

2017年5月、私は講談社から「宇宙戦争を告げるUFO=知的生命体が地球人に発した警告」を上梓したが、それはモラルが欠如した地球人が、宇宙戦争を始めると警告したものである。

f:id:satoumamoru:20170513081949j:plain

 

ハーウェイ事件でわかったように一党独裁である中国共産党は、地上では電子ネットワークを制覇して覇権を握り、他方宇宙では火星や月の資源を独り占めにしようという、遠大な計画(謀略)を推進しているのである。

宇宙開発が急激に進展する今、地上でハーウェイを阻止するのと同様に宇宙戦争を未然に防止すべく、中国共産党の一日も早い消滅を推進すべきである。

NASAJAXAには、中国学者などからの情報入手のための接近を警戒しつつ事業を進めてもらいたいと切望している。

 

 

届いた本のPR

==================

f:id:satoumamoru:20190411133127j:plain

黄文雄氏の近作である。タイトルからも推察できるが、この民族はなかなか理解しずらい性質を持つ。

先人たちが、どうして36年間も”我慢”して彼らを同胞として受け入れたのか、と疑問に思うことがある。黄文雄氏は第8章で「本当は史上一番幸せだった『日帝三十六年』と言う項目を立てているが、彼らにとっては不幸せだったらしい…自尊心は高いようだが・・・

f:id:satoumamoru:20190411133241j:plain

軍事研究5月号

軍事の近代化には休みがない。憲法にも記されていない”自衛隊”だが、小粒ながら充実しつつあるようだ。いよいよ対ソ連時代は終わり、対中国、関門海峡が「正面」になりつつあるようだ・・・

f:id:satoumamoru:20190411133401j:plain

笹川財団が定期的に出している「島嶼研究ジャーナル」である。我がくんの領有権主張の正当性を内外に発信する目的で取り組まれている専門書である。

f:id:satoumamoru:20190411133509j:plain

私も毎号所見を書いているが、今回は「米朝会談”決裂”、今後の情勢変化に備えよ」と一文認めた。

今号は、「日韓断交」が主題である。なかなか充実して読みごたえがある。