四日の一般参賀は、府中、多摩地区のような天候急変の影響もなく無事に終了したようで安心した。14万人以上もの国民がお祝いに駆け付けたと言う。
思いがけない“皇室フィーバー?”に慌てたメディアは、たちの悪い手法で「反戦意識」を植え付けようとしているようだが、素直にわが国の≪皇道≫と、諸外国の≪覇道≫の違いを外に向かって説いたらどうだ?
さて、長い10連休も終わった。年中休日である老兵には関係ないが、勤め人には貴重な家庭サービスの日になったに違いない。将来ある子供たちの育成に気を使った家族もいたから、すこしは日本人らしさがよみがえりつつあるようだ。
“商売柄”気になるのは、各地で航空事故が多発したことで、10日も訓練を休むと腕が鈍る操縦稼業は、これからが用心だろう。
特に未熟な学生訓練を預かっている教育部隊は・・・。
無事故で訓練が再開されることを祈りたい。
ところで私はゆっくりとだが体力回復ができたから、そろそろ“終活”に本気で取り組む予定である。
そこで1993年1月の切り抜きを見たら、鼻から政治の醜態さに関わる記事が出てきた。
平成5(1993)年1月18日日経新聞
日経の金指編集員は、「政治家に必要なのは多くの人々が持つ常識、つまり道理と、半歩ほど先を見る先見性や大局観であり、物事の本質をつかむ能力と統率力があれば十分だ。
専門の知識が必要なら官僚や専門家の力を借りればいい。政治を筆頭に不に落ちぬ話が近頃多すぎる。素人が持つ健全な常識を大事にしたい」と書いている。
全てにそうだろうが、事防衛に関しては、この手の腑に落ちぬ話が多すぎた。
次の当時の首相の談話も「腑に落ちない話」の類であった。
平成5(1993)年1月19日読売新聞
同1月19日の産経新聞
次の後藤田法相の記事に至っては、何をかいわんやだったが、今でもこの手の議員が永田町に集合しているのじゃないか?
政治は「金儲けの場」と勘違いしている。これが法を預かる法務大臣だったのだから、庶民はいい面の皮だ。
次回の選挙では有権者の自覚が非常に大事になる!