軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

資料から:西安事件の張本人は語る

西安事件とは、1936年12月に、張作霖の息子であり、国民政府軍の司令官・張学良が、蔣介石を西安で監禁し、国共内戦の停止を迫ったクーデター事件である。

その結果、蒋介石国共合作に同意し、翌年、日中戦争が勃発して第二次国共合作が成立する契機となった。

事件以前からスターリン中国共産党に対して、蒋介石と日本軍を戦わせて両者を共倒れさせることにより、中国の共産革命を成功に導くよう、指令を与えていたと言われている。

しかし、国民党内部には、共産党と長年に亘る戦闘を継続していたことと、第一次国共合作が失敗したなどの経験から、共産党に対し根強い不信感があったため、国共合作交渉は進まず、蒋介石政府は勢力を回復しつつあった。そこで、スターリンは、モスクワに留学中であった蒋介石の息子の蒋経国を人質に捕り、蒋介石は経国の帰国を条件に国共合作を認めたという。

この様な複雑な外交関係を正確に把握できず、日本政府は「国民党と共産党と言うイデオロギーが異なる両者は水と油、共存できない」と、誤った判断をしていたが、北京郊外の盧溝橋で中共軍のシンパによって“ダメ押し”ともいうべき事件が引き起こされ、遂に日支両軍は衝突、支那事変に発展する。

この様に我が国の歴史上、悔やんでも悔やみきれない事件だったのだが、平成5(1993)年8月19日の産経新聞に、その事件の張本人が裏話を語っている。

ご参考までに掲載しておこう。

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届いた雑誌のご紹介

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雑誌WILL7月号

安倍総理に≪顔を洗って出直して来い!≫辻元清美大義なき負け犬の遠吠え」は今の野党の実態を活写していて参考になる。2大政党、政権交代を要求する以前の問題だろう。

 

鳩山由紀夫、これで『孔子平和賞』なら自ら墓穴」には、気味の悪い写真が出ていて閉口する。

ここでは一枚だけ写真を紹介するが、これが元総理の成れの果て?かと悲しくなる。

韓国内で土下座する姿は「血は争えない」ことを示して余りあるようだが、体調の悪い方はご覧にならない方がいいだろう。

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月刊HANADA 7月号

今月号は「消費税に反対する」特集だと言う。

とっくの昔に国民の関心は薄れているから、「増税カルト集団」は気に病んでいることだろう。上念氏の文を一読あれ!

「97歳、日本共産党は”認知症”だ」も面白い。こっちの方が正真正銘の”カルト集団”」だと思うが・・・