軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

米中関係は緊迫、”開戦前夜”だというのに・・・

米中”経済”戦争の進み方を見ていると、「12月8日」の様相に近づいているように思う。勿論連合艦隊による真珠湾攻撃はあり得ないだろうが、戦争は爆弾投下シーンだけを言うのではない。

”開戦”に至る経緯が非常によく似て来ていて気になっているのだが、日本ではコロナ、GoTo騒ぎで誰も気が付いていないようだ。国防を忘れた政府もそうだ。実に次元が低い。

人気挽回?を意図したGoTo”トラベル!も”トラブル”続きで東京発着除外で実施するという。

水害やコロナ患者増加などで、人心が不安定な時期に国民に急ぎ観光旅行をさせようという魂胆が分からない。

記事には【政府が観光支援事業「Go To トラベル」の対象から東京都を外す方針に転じたのは、東京での新型コロナウイルスの感染増を受け、旅行によって感染が全国に広がる懸念をぬぐい切れなかったためだ。一方で、22日の開始は堅持し除外対象を首都圏全体や関西圏などには広げなかった。感染防止と社会経済活動を両立させるバランスの取り方が、極めて難しいことが改めて浮き彫りになった。

「仕方がない。東京が外れると(経済)効果が落ちるが、安心感が出る」(?)。安倍晋三首相は16日、東京都を対象外とする方針について周囲にこう語った】とあるが、「安心感が出る」とは何だ?

コロナ禍でもパチンコ業界が政界がらみ?で自粛しなかったように、旅行でも「利権を持つ」議員=ボスがいるのじゃないか?

安倍総理が”優柔不断”であることはコロナ対策でよくわかったが、これもパチンコ同様誰かからの”圧力”があるからに違いない。

優柔不断な例は「習近平国家主席国賓来日」を明確に打ち出せないことからもわかる。 

 

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中国の習近平国家主席を映す北京市内の大型ビジョン=5月(共同)

 

 自民党超党派保守系国会議員らが相次いで首相官邸を訪れ、延期状態となっている中国の習近平国家主席国賓としての来日について、中止を要請したにも関わらず、「二階幹事長の反対」で政府は国賓来日の中止を明言していない。

ある記事には「尖閣周辺の領海侵犯も80日以上継続しており、武漢発の新型コロナウイルスの状況もあり、とても日本人がもろ手を挙げて国賓として来日できる状況でないから、天皇陛下と(習氏が)握手した写真』が世界に発信されるなどとても容認できない」というのが一般的な国民感情ではないか?永田町の論理は異常だ!

さらに”大陸”では「江蘇省、太湖で全流域が大洪水 最高レベル警報を発令」しているさなかであり、それを置いて主席が外国に遊びに行っている暇はなかろうに。

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安徽省銅陵市に流れる長江の氾濫で堤防が決壊し、村などが浸水被害を受けた(村民が提供)

大紀元日本によれば【中国長江中下域では大雨の影響で、河や湖の増水で洪水被害が広がっている。7月16日、安徽省銅陵市樅陽県に流れる長江では、水位が史上最高値に上昇し、一部の堤防が決壊した。17日早朝、江蘇省太湖の平均水位が警戒水位に達し、省政府は、洪水警報レベルを4段階中、最高レベルの赤色警報(特別警報に相当)を発した。

中国メディアによると、安徽省樅陽県樅陽鎮に位置する堤防は16日午後決壊し、地元の交通が寸断した。同県の南部に長江、長河(長江水系の河)、北部に連城湖や望龍湖、鎮の中心部に蓮花湖がある。同日午後1時ごろ、同県に流れる長江の水位は17.25メートルに達し、過去の最高水位を0.02メートル上回った。県は洪水の影響で「孤島」になる恐れがあるという。

一方、7月17日午前7時、江蘇省に位置する太湖の平均水位は、4.65メートルの保証水位(限界を示す危険水位)までに上昇、全流域で大洪水が起きた。周辺の河川地域にある51の観測所で水位が警戒水位より0.11から1メートル超えている。省政府は、同日午前8時ごろに洪水赤色警報を出した。

中国中央気象台は、17日午前6時に公表した気象予報で、17日午前8時から18日午前8時までの24時間に、中国チベット自治区四川省湖北省、河北省、山西省雲南省安徽省江西省江蘇省などの一部の地域で大雨(100~150ミリ)に見舞われる可能性があると警戒を呼びかけた】とある。そんな中で「国賓招待」はあるまい。「お忙しいでしょうから…」と白紙に戻すのが礼儀だろう。

 https://www.youtube.com/watch?v=8XVHM4bsYZo

 

断捨離中に古い記事を見つけたからご参考までに添付しよう。

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28・7・29産経 どんなに尽くしても最後はこうなるのに…

 

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それともこうなりたい?

 

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漫画家からも「自覚が足りない」と揶揄されることは明らかだ。

 

エリザベス女王の”本音”はこうだ!

 

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青春時代を文革で失ったこの世代は、礼儀なんぞ全く知らないのだ!こんな男を…君側の奸だ!

 

このままいくと「自覚が足りなかった!?」前政権に並ぶのでは?

それに比べて17歳のこの少年は素晴らしい!

80過ぎの闇将軍=”シーラカンス”は消え去るべきだろう。見苦しい!

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藤井聡太棋聖誕生!!

時代は刻々と変わっているのだ。17歳の棋聖の爪の垢でも飲んだらどうだ?