軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

恐るべき「闇の勢力」のトランプ潰し!

不法な手段を使ってまで相手候補者を潰しにかかった「民主主義選挙」の異常さは、現代アメリカ政治?の異常さそのものを映し出しているように思う。何が「ジャスティス」だ。

前政権下で実施された各種の戦争や、オサマ・ビンラディン殺害事案などは、国際法違反の疑いがあるので、世界から非難を浴びたが、オサマを「闇に葬る殊勲」を挙げた海兵隊員6名も、ヘリの事故という形で闇に葬られた。ノーベル”平和賞”を授与された方はじめ”事件”関係者は一安心しただろう。

そしてあろうことか「偉大なアメリカの復活」を掲げて登場したトランプ氏にヒラリーは敗れ、このまま行けばどうなるか…と彼女に献金し続けてきた富豪連中も、脛に傷持つ身だから身の危険を感じていたろうが、糾合してありとあらゆる手段を使いトランプ排除に向かい、一応目的は達しつつあるようだ。

バイデン候補応援というよりも、自分たちが「国家反逆罪」でトランプに捕まることの方が怖かったのだろう。

今まで隠され続けてきたUFO問題も、有志によるディスクロージャー・プロジェクト」で次々に表に出始めたから、闇の世界を支配してきた彼ら、彼女らの”悪業の数々”が表ざたになる日も遠くはな

いと思われる。

そうなった時「まさかここまで…」とノー天気な日本人は絶句するに違いない。今まで「立派な方々」だと信じていた有名人たちのスキャンダルが、公になるのだから…

 

他方我が国の政情だが、やはりこの国は骨抜きになっているという証拠が次々に出てきている。今朝の産経抄はこう書いた。

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大雪で、交通マヒになった経験は過去に何度もあるはずなのに、今年もまた1000台以上の車が2回も立ち往生し、「最後の砦」である自衛隊に救出されたが、こんないい加減な(チェーン未装着)で起きたことだったとはあきれてものも言えない。

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中には自衛隊員に「パンや水などの食料運び」をさせたところもあったが、隊員たちは黙々と「人道的」な活動に徹していた。しかしながら本来あるべき隊員たちの姿はこうなのだ。

 

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令和3年の初降下(TVニュースから)

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昔、怖がって地上降下訓練台からも飛び出さなかったK長官(別名泣き虫K)がいたが…。勇気がある岸大臣は寒かっただろう…。

いつになったら国土防衛と言う本業に邁進できるのか心もとない。「自衛隊は便利屋じゃない」と隊員たちの怒りを表した記事がどこかにあったが、それが本音だろう。こんな「やるべきこと」もやらない国民(コロナもそうだが)に関わっている暇はないのだ。

中共では前線で戦う兵士のヘルメットに爆薬を仕掛けているそうだが、そんな独裁専制主義国でないのが唯一の救いと言うべきか。

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2021年1月4日、中国西部パミール高原で軍事訓練中の中国軍女性兵士(STR/AFP via Getty Images)

中国当局は、緊張が続く中印国境チベットに駐屯する軍の兵士に、自爆装置を備えた新型ヘルメットを配備している。司令官は、遠隔操作で自爆装置を作動し、ヘルメットを着用している兵士を殺害できるという。

中国政府系ニュースサイト「観察者網」は昨年12月27日、「営レベル(大隊に相当)あるいは旅レベル(旅団に相当)の司令センターにおいて、司令官はGPSシステムで遠方にいる兵士らをコントロールできる。もし、兵士らと連絡を取れなくなった場合、司令官は兵士が着用しているヘルメットの自爆措置を作動させることができる」と報じた。】(大紀元日本)

まるでモスレムの「自爆攻撃」だが、テロリストならぬ国がやるとは・・・・・

 

処で、先日十日のTV番組で非常事態宣言に関して菅首相がこう発言したのにわが耳を疑った。

「昨日、分科会の先生方は、もうしばらく様子を見て、分析したいという方向だった。いずれにしろ、必要であればすぐ対応できるような準備はしているので、もう数日の状況を見る必要があるということでした」

いったい彼には内閣総理大臣自衛隊の最高指揮官であるという自覚があるのか?「専門家は…ということでした」とは子供の使いが言うことだ。「首相自身はどう考えているのか、さっぱりわからない」とメディアに不評だが、責任を問われた時を考えて「意図的にぼかして」いるのか

これじゃ、こき使われている自衛隊員はたまったものじゃない。やる気を失うぞ!

沖縄勤務時代、台湾の国民党軍OBが尖閣にヘリで侵攻すると息巻いた時、私はファントム戦闘機で厳戒態勢をとったが、時の首相は「刺激するな」「弾は撃つな!」とのたまった。自分は姑娘をさんざん”刺激”しておきながら「よく言うよ!」と思ったものだ…

日本の首相だったら相手に言うべき言葉だろうに。事程左様にこの国のリーダーはだらしがない。

コロナごときで右往左往して効果的な手段が取れないのも、もとはと言えば”本人の能力”と「古びて役立たずな憲法」にあるのだ

今回の大寒波の襲来で気が付いているだろうが、これが続けば国中に停電が起きるだろう。電力は「ダムに貯水する」ようなわけにはいかないからだ。変な社長の掛け声で、太陽光発電に切り替わったところもあるが、雪の重みで崩壊したり発電できなかったのじゃないか?我が国は左翼の反対で原子力発電が出来ないから、ほとんどがLNGに頼っているが既に価格は3倍に高騰している。

今はやりの静かでCO2を出さない電気自動車は動けなかったから尚更静かだっただろう。充電スタンドも未設置だから、やはりガソリン・・ということになるのではないか?。

昨年の夏は”猛暑”、今年は”寒波”と天はいろいろな現象を展示して人間の知恵を試しているのだろうが、危機管理に”無縁な”この国の政府は国民を苦しめて”楽しんで?”いるだけの様に見える。

感染防止のため夕食会場への出入り禁止策は、まず国会議員(地方自治体も含む)から始めたらどうだろう。ついでに昼食もデリバリーでテイクアウトを採用したらいかが?

 

アメリカの大統領選挙の不正に始まった政治の混乱は、世界的規模に広がるに違いない。まともな人間が”気が付かないうち”に、今まで悪の世界がここまで世界を支配していたということだ。

もとよりこれらの勢力は「一掃」されるがそれまでの間は言語に絶する現象が次々に起きることを覚悟しておくべきだろう。

「専門家によれば…ということでした」などと寝言を言っている暇はないのだ。

 

 届いた書籍のご紹介

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WILL2月号別冊

今回は「韓国特集」だが、私はとっくの昔からサヨナラしている。なんでわが国のメディアは、なんだかんだと言いつつ「さよなら」しないのか不思議でならない。

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軍事研究2月号

巻頭言が志方先輩から後輩たちに代わったが、執筆者もかなり後輩たちに入れ替わった。自衛官は幹部学校などで各種論文を書かされるが、提出後は日の目を見ることなくほとんど「焼却」になっていた。そこで後輩の石井君に勧められて彼の「かや書房」で「国際軍事関係論」と言う”真面目な本”を出したのだが、これがきっかけ??になり、今では後輩たちが各方面で活躍している。自衛官にもやっと「言論の自由」が確立した!と勝手に喜んでいる。今後の活躍を大いに期待したいと思う。