軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

‟軍事忌避”の異常さ。憲法改正は急務だ!

昨日の産経抄氏は「日の丸ワクチン」の開発が遅れた背景を安全保障に対する意識の低さ、平和ボケがある」と書いた。

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今回の武漢コロナ蔓延の背景には、中共の「生物兵器開発」があるとみている私は、一昨年の秋にシナで行われた「世界軍人スポーツ大会」でシナ以外の参加国、特に米国選手を体調不良にさせようとして“試薬コロナ”を密かに散布したのだが、それが失敗したので、中共は世界中の華僑などを通じて消毒液やマスクを”爆買い”させるとともに、武漢の研究所から目をそらせる為に武漢市場を利用したのだろうが、同時に強権をもって市場を封鎖して北京への蔓延を防御した。

これらの動きを察知した台湾政府は、直ちに対策をとったから事なきを得たのだが、わが国では「国賓問題」を巡る「親中派の暗躍?」などで初動体制が遅れたことは承知のとおりである。つまり‟軍事否定憲法が招いた”災難だったといえるが、事程左様に戦後の我が国は「軍事アレルギー」に侵されていて回復の兆しは見えない。

森村誠一が「赤旗」記者と共に書いたとされる「悪魔の飽食」は、関東軍731部隊を扱かったノンフィクション作品?とされたが、正式名を関東軍防疫給水部と言う通り、この部隊は兵士の感染症予防のために給水体制の研究を主任務とすると同時に、細菌戦の研究・開発機関でもあった。そもそも1925年の生物兵器の「使用」を禁止するジュネーブ議定書をわが国は批准していなかったし、同条約では、生物兵器の「研究開発」や「生産」「保有」は禁止されていなかった。わが国が批准したのは、私が外務省に出向していた1970年である。部隊で人体実験を行っていた、と証言した当時14歳のS氏は、中国引揚組であるから、信ぴょう性に乏しい。私はこの作品も‟従軍慰安婦問題”などと同様「シナの情報戦」に利用された著しいフイクションだと思っているが、それはさておき先刻紹介した「雑誌正論4月号」は「軍事忌避の異常」を特集している。

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わが国の危機管理体制が全くと言っていいほど“ヤワ”なのは軍事意識が欠如した政治家らの無策にあるのは当然だが、特に顕著だったのは「阪神淡路大震災」と、まもなく10年を迎える「3・11」だろう。面白い事に双方に共通しているのは「社会党」と「民主党」と言う護憲派が政権を握っていたことだ。

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当時現地福島に飛び、貴重な3時間を浪費した「原子力の専門家!?」と自称した菅(かん)総理は、嫌い?な米国に救われていたのである。

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しかし産経抄氏が書いたように、ノーベル化学賞‟大国”であるはずの日本の医学会から、ワクチン開発の声が上がらないのはいかがなものか?

何か世界の医薬品製造メーカーからの圧力がかかっているのか?それとも我が国の中でワクチンに対する「自己規制?」か「製造規制?」がかかっているのか不思議に思う。

 

ちなみに北京での「世界軍人スポーツ大会」で罹患した多くの選手は「風邪の症状」だと思って適度な医薬品を飲んで回復していたらしいから、ワクチン騒動もなんとなく「金の亡者」による世界的な‟演出”に見えてくる。それとも”軍人”だから身体強健だったからか?

いずれにせよ神の意志なのか自然淘汰なのは知らないが、今回のパンデミックで世界人口の大削減?は避けられないだろう。

 

次からは軍事・・・よりも3・11で多く見られた精神世界に少し目を向けてみたいと思う。