軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

政治家たちよ、パラリンピック参加選手を見習え!

早9月、朝夕はすっかり秋の気配である。自然界は人間の愚かな行動をものともせず、規定通りに動いていることを思い知らされる。

哀れな人間どもが「熱いの寒いの」と自己中心的に動いているだけで、人の一生は全ては「仏の掌」なのだと思う。

 

さて、国家の危機的状況下で、二兎を追った菅政権は、どうやら五輪を無事?終えて残り1兎となったが、なんと息切れしたか政権を投げ出した。

軍隊でいうと指揮官タイプと幕僚タイプは異なるから、幕僚長的官房長官時代は、事無く過ごせたものの、全責任を負う立場の指揮官である総理は勤まらなかったようだ。もっとも、魑魅魍魎がうごめく世界、有能で献身的な幕僚に恵まれなかったということもあるだろう。味方ぶっていても必ず「足を引っ張る者」が出てくるのがこの世界の常だからだ。総理が信頼?していた幹事長だって、自分の身が第一なのだから、用が済めば切り捨てる、それが政界の“掟”だといえる。特に“老人”程始末に負えない者はない。

次を狙うドングリが並んだようだが、いずれも帯に短く襷には長い欠点がある。この際、いっそのこと勇気のない男性から、ブレない女性に代わってみるのも手じゃないか?

 

今朝の産経に、桜井女史が「アフガン失態・憲法の束縛」という一文を書いている。

まさにこの通り、この国の無様な姿は、決断できない男どもの勇気のなさから来ていると言っても過言ではない。とにかく、GHQ憲法に毒されて、あるいはそれをいいことに逃げ回るのが、男どもの常態になってきていた。

事なかれの役所、特に外務省は伝統的に”お公家様”的気風があり、イラクの時も、ペルー大使館テロ事件の時も醜態をさらしただけだった。とても邦人保護ができる役所だとはいいがたい。

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これらは全て「戦争を放棄して」‟料亭での宴会に現を抜かす男どものふやけた姿”と重なってくる

何もない時は威張り散らして強がるが、一旦ことがあると縮こまって“大人の後ろに隠れる”ガキ大将を思い出す。

 

コロナ一つ退治できなかった厚労省も、お粗末の域を出ない。ダイヤモンド号の失敗からすでに2年たつのに、これは「生物兵器戦争だ」との認識もない。この国は衰退を続けるだけだろう。

 

ところでパラリンピックは、障碍を持つ選手たちの信じがたい努力で“健常者”の度肝を抜いたように思う

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これは競泳男子の鈴木孝幸選手(34)の姿だが、5体満足な癖にかっぱらいや殺人に明け暮れる男どもに見せてやりたい一枚だ。これこそが「生きる為に努力する!」という人間としての崇高な証なのだ。今朝の産経抄氏はこう書いている。

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世界の選手の中には、戦争で機能を失った選手が多かったという。もともと五輪競技は、締めくくりとなるマラソン競技が、紀元前450年に起きたマラトンの戦いでギリシャが勝利したことを記念したものであるように、短距離走、幅跳び、円盤投げ、砲丸投げやり投げなど殆どが戦に関連した種目が並んでいる。

前回の東京五輪では「日本選手の中に傷痍軍人が含まれていた」とあるが、私が子供のころは、街には傷痍軍人が溢れていて、ハーモニカやアコーディオンを器用に演奏していたので驚いたものだ。

戦争を放棄した現代日本に「傷痍軍人」は存在しないが、世界にはまだ存在するのである。この現実を視聴者はどうとらえていただろうか?

私はアフリカの選手の中に腕や足がない選手を見た時、多分紛争で失ったのだろう、と見ていた。日本ではさしずめ交通事故か。

なんとも複雑な感情を抱きつつTVを見ていたが、それにしても選手が一様に明るかったころに救われ感動した。

 

五体満足でバッヂをつけた方々よ、少しは彼ら、彼女らを見習って、“本気で”いい仕事をしたらどうだ?

 

 

届いた書籍のご紹介

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「世界のUFOレポート大全:宝島社¥1320」

国防総省が動画を公開して以降、今まで”オチャラカ番組の代表”であったUFO番組が、真剣に取り組まれるようになってきた。すでに以前から米国では、ディスクロージャープロジェクトが進行していて、遅かれ早かれ、UFO問題は真剣に見直される時が来ていた。

私も講談社から「UFO」目撃談を上梓して以降、TVや雑誌の取材を受けたが、そのほとんどは”オチャラカ”番組で、お笑い芸人による軽佻浮薄な司会によって視聴者を笑わせるだけの低俗番組に陥っていた。しかしこれからはそうはいくまい。当時のプロデューサーなどの顔が見たいものだ。

今回も宝島社から取材を受けたが、非常にまじめで取り上げ方も良かった。この直前に、米国のCS放送番組「ヒストリーチャンネル」からもTV取材を受けたが、質問の内容がかなり高度だった。

時間があればご一読あれ!