習近平が、政敵・江沢民の支配する上海の市民いじめを続けている上海は、民主主義国からの国民と、民主主義に慣れ親しんだ上海市民が、次々に国外脱出を図りゴーストタウン化しつつある。香港の”悲劇”を見るようだが、政敵追放を図る‟主席”だから手を緩めないだろうから、結果は見えているだろう。この国は「共産専制主義国」であり「民主主義国」ではなく、言い換えると「党員主義!国」であり、共産党員以外は人間じゃないのだから、常識人は住みにくいはずだ。
長年しみ込んだ、近代的で“民主化”された”おしゃれな”上海市民は、彼にとっては目障りだったのだろう。やがてこの国には反乱?が起きるだろうが、少しも驚くまい。
大量破壊兵器としての生物毒素兵器を研究し続けている”有名な”武漢研究所では、今度は「サル痘菌」の開発に成功したようで、西欧諸国での「実験」を終え、宿敵・米国に散布しているようだが、やがてこれも“ブーメラン”のように、生産地にも蔓延してロックダウンせざるをえなくなるだろう。まさに自業自得、天網恢恢疎にして漏らさずという結果になると思われる。日本も水際作戦で撃退しなければなるまい。少なくともシナからの観光客は阻止すべきだろう。
さて、ウクライナ戦争だが、二十四日の「正論」欄に評論家・西尾乾二氏が「領土欲の露骨なロシアの時代遅れ」と題して書いているが、まさにその通りだと思う。掲載するからぜひご一読あれ!
しかし、わが国の政官界の見苦しさは、ロシア以上に「金まみれ」であり、細田衆院議長の発言と破廉恥行動に見られるような「劣化!した国会議員たちの醜さ、高級官僚の目に余る劣化!」には言葉もない。投票率50%である理由が良く理解できるというものだ。
西尾氏は「5月10日にフィンランド首相が突如来日した目的」は、「日本政界の泰平天国の呑気さ、平和主義こそが自国の強さの根拠だという、いわれのない日本人の妄想が不思議でたまらず」現場で確かめたいと思ったのだろうが、岸田首相も「自分は広島の出身だから」と出来の悪い高校生みたいなことを言うな、と手厳しい。
広島と、続いて投下された長崎の二カ所に出動を命じられ救援活動に当たった、元陸士59期の大先輩から聞いた話だが、大やけどして水を求めてくる市民のほとんどが「過ちを繰り返さないでほしい」ということなく、一様に「兵隊さん!敵を取ってくれ!」と懇願していたと聞いた。「敵は取ってやるぞ!」と聞くと何人もの国民が息を引き取ったが、それを見て「やり場のない怒りに震えたものだ」とよく聞かされた。
現在のウクライナ国民も全く同じ気持ちだろう。広島出身の岸田総理は、このような多くの犠牲者の残した同胞たちの恨みの言葉を知っているか?
もっとも日本の評論家がプーチンに「妄想を捨てよ!」と意見しても、馬耳東風だろうが。
わが国周辺の“指導者たち”は、私に言わせれば「時代遅れの大艦巨砲主義」に凝り固まっている連中にしか思えない。 領土を大陸から少しでも遠くに移動できないのが残念だが・・・
届いた書籍のご紹介
===================
HANADA7月号
今月の総力特集は106ページにわたる「プーチン敗れたり!」である。高市早苗女史と櫻井よしこ女史の健闘も目立つ。戦後日本の男子崩壊?を表しているかのようだ。
「百万円しか貰っていない!」など愚痴る細田さん、しっかりしないとポストを失うぞ!!認知症の初期的症状かも…ご注意あれ!
WILL7月号
こちらは「『プーチン敗北』に王手!!」と来た。ロシア軍は「愚連隊」ともあるが、「殺人鬼」の間違いじゃないか?
この2冊をP氏に贈呈したらどうだろう?大使館の“スパイ”も退去させられた後だから、入手していないのじゃいか?
私はそれよりも、「『秋篠宮』――その慄然と困難」の方に関心がある。ご関心のある方は、ぜひご一読あれ!
この国は”本当に危ない!”
友人の岩田氏の勇気ある今後の健闘に期待したい!