軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

郷に入らば「郷に従え!」

 梅雨だから当然とはいえ、連日太陽が隠れていて実に鬱陶しい気分になる。ウオ―キングもままならない。更に追い打ちをかけるように、連日、幼児殺し事件が続く

 今朝の産経新聞はこう伝えた。

 記事には、殺された3男が最後に「ママごめんね」と言ったと書かれている。

 これを読んで私は、2018年3月に東京都目黒区で度重なる虐待を受けていた5歳の女児が死亡した事件を思い出した。彼女も、「パパとママにいわれなくてもしっかりとじふんからもっともっときょうよりかあしたはできるようにするから もうおねがい ゆるしてくださいおねがいしますほんとうにおなじことはしません ゆるして

「きのうぜんぜんできなかったこと これまでまいにちやっていたことをなおす これまでどんだけあほみたいにあそんだか あそぶってあほみたいだから もうぜったいやらないからね ぜったいやくそくしますといった内容のいわゆる反省文」を大学ノートに残していた。女児は毎朝4時に起床し、父親から平仮名書く練習をさせられていた、という。この時も幼い本人がどんな気持ちでこれを書いたか、と察して涙が止まらなかったが、今回もまた涙が出た。

 まだ人生の“走り”に過ぎない年齢で、生んだ親よりもはるかに思考力が高い。この親たちには、子供を指導する資格はない! 死んだ子は今頃はきっと“違った親”から生まれてきているに違いないが、互いに知り合うこともなかろう。

 こんどは真っ当な親から生まれてきて、楽しい人生を送ってもらいたいものだ。

目黒幼児虐待死 に対する画像結果

インターネットから

 それにしてもこの種の“事件”が最近多すぎはしないか?

 

 新聞、TVという全国版のニュースからは真相はわからないが、きっと地元では大騒ぎになっているに違いない。

 そしてこの“鬼畜の様な”女の素性も判明しているに違いないが、私に関わる「九州出身」だというから、残念ながらほぼ推察が付く。

 築城基地勤務の時、私は防衛・警備担当の幕僚だったし、ボランティアで120名もの子供たちを指導する剣道部長だったから、地元情報にはよく精通していたからである。

 話は変わるが「名古屋の高級焼き肉店個室で立憲民主党議員”の県議ら8名の会食後に“人糞”を放置した「超迷惑行為」事件が発生し、「高級焼き肉店の個室であり得ない!」と文春オンラインに出て「店のオーナーが“憤怒の告発”。このクソッタレが!」とつい先日話題になったことがあった。

 

 真っ当な日本人だったら、信じられないことだろうが、北九州地方の役場では、この種の事件は時々起きていたものだ。例えば「部落解放」と書かれた垂れ幕が役場に掲げられていない!とクレームをつけに来た“支持者”が、待合ロビー内に「人糞や豚の内臓をばらまき」嫌がらせをするから、役場は戦々恐々としていたのだが、彼らは部落解放の支持者である有名なM氏の威光を借りていたから、やりたい放題であった。その孫がのちに3・11の復興大臣として仙台に来て、時の知事に罵詈雑言を浴びせたものの、福島TVが”実況”を放映したため顰蹙を買って失職し、福岡に戻って入院したことがあった。

 今、老兵になって世間を眺めていると、いちローカルではなく、全国的にその被害が拡散しているような気がしてならない。

 歴史を振り返って見ると、北九州地区でこの種の事件が多いのも頷ける。

 武士道が消滅し、大和撫子も消えたようだから、奇妙な新興宗教が増え政治にまで口出しをする、この国の行く末は定まった?かの感がして残念でならない。

 誤解のないように言っておくが、私は「郷に入っては郷に従う」のが人間として当然の道だと言っているに過ぎないのである。

 そう見て来れば、次の記事なども、「郷に入っても従わない」民族の典型だろう。文科省が“緩いのだ”と言えばそれまでだが・・・

 鬱陶しいのは梅雨のせいだけではないようだ。