軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

認知症の議員は不要である!

もっと早く辞めるべきだった――。24日に経済再生相を辞任した山際大志郎衆院議員(神奈川18区)に対し、地元関係者から厳しい声が相次いだ」と読売新聞は書いた。

この間、実にばかばかしい歳費が使われ、議事はほとんど進まなかった。もっともっと有権者(国民)は役目を果たさない国会に対して、怒りを表すべきだろう。

考えても見るがいい。隣に並んで写真撮影したにもかかわらず、「記憶にない」というのだから、ほとんど「認知症に近い」じゃないか!

こんな男を議員にした川崎市民もおかしかろう。「もっと早く…」ではなく、選ぶべきではなかったのだ。それとも選挙演説中には認知症の症状が出なかっただけなのか

こんな男を「大臣」にするほど、自民党には人材が不足しているのだろう。誰だって大臣はやれるものらしい。

警察の取り調べでは、こんなことはありえまい。国会だから“許される”のじゃないか?

彼は国会を”舐めている” こんな男に歳費を払うなんて馬鹿げている!いい気なものだと思う。

 

さて、円安が止まらない。わが国には“無限の資産”があると、財務省幹部は強気だが、もともと株は投機として運用され、ただただ儲けることだけに目が向き、「頼母子講」的な要素はすでに亡くなった。私は株には全く関心がないから、ある意味無責任だが、物事には「裏と表」がある。

人件費が安く、利潤が得られるから、(儲けよう)と、日本企業は列を組んで中国大陸へ“逃げ出した”。まるで徴兵逃れのロシア人みたいに!

そして青梗菜農家の小娘をただ同然で雇って教育し、電池の記号も知らないのに、電池の生産を勧めた。

まだ利潤が上がっていた間は良かったが、小娘だって馬鹿じゃない。貰う給料の多寡について関心はある。どうして私は少ないのか?そして労使交渉の手法を知り、やがてストライキに打って出た。こうして低賃金という魅力はどんどん薄れて行く。

それにはじめは好意的?だったシナ政府の各種の制約も、どんどん高くなってくるから進出した企業としては元が取れなくなった。

そこで現地から他の国へ利潤を求めて移動する。しかしそこもやがて賃金の差がなくなってくると、海外進出の魅力はなくなる。とにかく「儲けが少なく」なるからだ。

こうして「ドウナッツ現象」の持つ負の面が顕著になってくる。

そこに「円安」の追い打ちが来た。これじゃ「国外へ脱出した意味」がなくなる。まるで「満州からの引き上げ」のように、企業は国内に戻ってくる。

国内は今や「脱出した時の」国内よりも無残な状況になっていて、賃金は上がらず、若者は食っていけず、目標を失って繁華街の裏街にたむろし、あたら貴重な青春を空しく徒労する。しかし、まだ人材は”無限に”残っているはずだ。

そんなところに“記憶力の落ちた”「経済再生大臣」が、出てきて、ああだ、こうだと保身に走る。一体この国の政治は機能しているのだろうか? 官僚が支えているからだろうか?どこかがおかしい。狂っている!

 

海外に“脱出した企業(生産基盤を移した)”は、この際優秀な日本の人材を再集合させて、「メイドインジャパン」を復興したら、いいじゃないか。まだまだ「日本製」は明らかに優れている。それに円安効果が加わるのだから、飛ぶように売れるだろう!そしてやがては挽回するのだ。

今頃になって、スーパーなどには「国産」と大きく書いてあるのが目に付く。それは「外国産」にはない、清潔さと安心感があるからだ。

20年以上も前に大陸の農村地帯をくまなく見ていた私は、衛生観念の乏しさ、基本的教育観の欠如を見て、ここで生産した、特に食料はとても食えない!と体感したものだ。事実その国民自身がそう言って日本製を求めていた!

ようやく日本の消費者にもわかってきたらしい。

安物買いの銭失い」「安かろう、悪かろう」と言っていたのに、すっかり騙されて「農薬(それも国内販売禁止品)まみれの食料」に手を出し、日本人が健康被害に苦しんできたのだから、これを「因果応報」という。

儲けたのは自動車産業だけではなく「製薬会社」もそうだったのだろう。コンビニの数を見ればいい。

 

要するに、これを機会に、あらゆる面で「バックツーべいシック(基本に戻れ)」に戻ることだ。

操縦教育で行き詰った時、我々は「バック・トー・ベイシック」と基本に戻ることを指導されたものだ。

 

今、バイデン大統領は、「ロシアとの直接対決が、避けられない状況が近づいている」と感じているに違いない。自分では無理だ!とも思っているだろう。

 

ロシア軍は「ダーティ・ボンブ」の使用をちらつかせている。さらに各国とも、「金の切れ目が縁切れ目」だとばかりに自国中心の政策を重視し始めている。

 

トランプ前大統領は「Make America great Again (偉大なアメリカを再び)」と呼びかけた。やがて各国とも、他国の事情などにはかかわっていられなくなる日が来るだろう。

国連初め、各国に強力な指導者が欠落している今日、下手すれば、人類は、戦争の惨禍がいかに残酷で悲惨な結末を招くのかを忘れて、再び「喉元過ぎれば熱さを忘れる」状態に戻るかもしれない。

それにしても「統一教会」ごとき「隣国の詐欺集団」の手にいともやすやすと引っかかるこの国の政治家どもの神経が分からない

 

 

届いた書籍のご紹介

=======================

「Hanada12月号」

ようやく「安倍元首相」事件のほとぼりも冷めてきたようだ。今や、政治家の多くに食い込んでいた「外国勢力」の弊害が浮き彫りになってきて、その端緒を切り開いた“容疑者”に“功労賞?”という話も巷では出てきているそうだ。

それにしても世の中には「悪の権化」達が如何に多くのさばっているか、何時からこんな国になり果てたのだろう?

「令和のエイリアン:保江邦夫・高野誠鮮共著・明窓出版¥2000+税」

パラパラと、ページをめくっていたら「このままで行くと2032年で地球は滅亡する」という項目が目に入った。人間の「魂」が入っていない闇の住人・・とあるから、保江先生と対談した高野氏は何者?と履歴を見ると、すごい履歴で圧倒された。本来は住職なのだが、いろいろな分野で活躍、テレビ局で製作もやっていたという。

特に今の日本が停滞しきっている時、森羅万象にかかわる内容は実に興味深い。読みやすいので「ワイドショウ」を見る暇があったらご一読を勧めたい。