軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

サルは‟高崎山”へ戻れ!

後輩がブログに「サル発言!」として皮肉っていたが、バラの手入れで忙しかった私は、詳細を知らなかったので改めて調べてみて後輩に同感した!

更に今朝の産経抄に出ていたのである。

そこで今度は「サル発言」の「小西議員」の出自を調べたら、【小西 洋之(こにし ひろゆき、1972年1月28日 - )は、日本の政治家で立憲民主党所属の参議院議員(3期)である。立憲民主党参議院政策審議会長、参議院外交防衛委員会理事、元参議院沖縄及び北方問題に関する特別委員長 を現職で務める。元郵政・総務官僚。(ウイキ)】とあったからすぐ理解できた。

どうりで送られてきた書籍に怒り渦巻く記事が出ているわけだ。後掲の「Hanada」「WⅰLL」ともそうだから一種異常な雰囲気である。

しかし経緯を調べると、小西議員(議員という肩書をつけるのもはばかられる)は、国会で、当時の高市大臣に対して

「(前略)仮にこれが捏造の文書でなかったら、大臣、そして議員を辞職するということでよろしいですね」と念を押すと、高市は「結構ですよ」と答え、「私を辞めさせようとしたのかどうかわかりませんが、非常に悪意をもってつくられた文書だと思います」と述べた、とある。

 彼はおそらく‟典型的なアジテーター”に過ぎない男なのだろう。しかも議員になる前の古巣は総務省だというから、この程度の“捏造”はお手の物だったろうし、仲間もいる・・・

送られてきた「Hanada」も「Will」も「小西文書は捏造だ!」と明確に「独占手記」や「独占インタビュー」で明らかにしているし、インターネット上では、小西議員の「政治資金」にすでに大きな疑問が上がっているし、事実この男は政治を知らない「元官僚崩れ」にすぎず、大人になり得ていない存在に過ぎないように見えてくる

これじゃ「サル」の方が怒るだろう。サルにも悖る「男」は高崎山に戻れ!と言いたくなるが、なんと!彼の出身地は大分ではなく徳島だというから、戻るにも戻れまい。

ガーシー“元議員”は、除名されて「容疑者」に“昇進?した”が、小西議員もそうなるべきじゃないか?つまり国会議員の“大掃除”が必要だということである。

 

偶々「正論5月号」の広告が出ていたが、「国会という空騒ぎ」というタイトルで実に厳しい意見が出ている!

そして、3月9日の本誌「正論」欄に、東京外語大の篠田英朗教授が、「ガラパコス国会」を生む背景について書いているが、「準備があれば改善できる事柄ではあるが」「だが事態の深刻さから目をそらして過小評価している限りは、改善は見込めない」と断言している

おそらく国会(ならずとも)議員個人に改善を任せていては何時までも改善できまいから、国会が得意とする「国民有志」による「専門家委員会」を立ち上げて、過去の実例をもとに「審判」する以外にガラパコス化は防げまい。

 

統一地方選挙にも国民は飽きてきている。WBCでの大谷選手の言葉を借りれば、すでに国民は議員に何ぞ「憧れてはいない」のだ。だから候補者が少ないのは当然だが、逆に「馬鹿でもチョンでも‟無投票”で」ガーシー元議員のようになる恐れがある。下手をすれば、プーチンが誕生する機会もあるということになる。

 

識字率を誇った「日本人」は、今やスマホに踊らされて、「ガラパコス」になってしまったようだ。

 

届いた書籍のご紹介

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「Hanada」5月号

 

「WⅰLL」5月号

 

雑誌「丸」5月号

航空自衛隊 F-4EJ特集欄に、過去の私の体験談が掲載されている。こんなに若い頃もあったのだな~と懐かしい!