軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

"日本人滅びる?”

今朝の産経一面トップに「ファーストリーディング」の柳井正会長が、「移民受け入れ生産性向上」と唱えて、波紋を投げかけている、と出ていた。

 話の詳細はよくわからないが、つまり「日本人は滅びる」というのである。 

 いま、いいにせよ「悪いにせよ」国の総理を決める時期に入っているときである。つまりは「商売の先行き」を心配しての発言だろうが、さすがは商売人である。

 長い目で見て、労働力不足が心配になったのだろうが、「日本人が滅びるか否かは」そう“軽々”にしゃべってほしくない。これが自分の利益を第一に考える“商売人”の悪いところだろう。

 

 確かに世界を見ると、‟老兵”の見るところ、そんな気もしないではないが、こうして我が国は「歴史」を生き抜いてきたのであり、あの働き手を多く失った悲惨だった大東亜戦争も「生き抜いて」来たのであった。

 氏が“お詳しい”同和問題を見てもそうだろう。全国各地に‟生息”していて今でも‟活躍”しているではないか!

 

 ただ違っているのは予測できない地球の変化であり、こればかりは予測がむずかしい。この瞬間でも世界各地で多くの市民が犠牲になっているし、その上ロシアは戦争を続けている。どの位犠牲者がでるのだろう?

 

 わが国でも、その代わり人口は減少するだろうが、若く優秀な青年たちが増えて来ているのが「希望」である。

 

 システムを変更し、政治体制を改めて、国は挙げてこれらの青年たちを育てる!のが急務じゃないか?

 言わずもがなだが、人が足りずに生産が追い付かないのであれば人事処遇を改善して安い人出を集めるよりも、今雇っている社員を大切に取り扱うこと、が鉄則じゃないか!

同じ話題ばかり…

今日は新聞休刊日、地上波TVにも「全く」というほど見るべきものがない。

大谷選手の活躍がないと決定的だ!それほど、マスコミはニュースの取り上げ方が劣化しているという証拠だろう?それほど人材が「欠乏」しているのか!

 

しかし「兵庫県知事のわがまま事件に、県民はどう感じているのだろうか? 普段すぐいう、「コスパ」はどうなのだろう??

儲かっている?のはスタジオのコメンテーターと出演者だけじゃないか? 後の視聴者は「しらけている」だろうに!

それにしても、特にわが国の政治家は”劣化”したものだ!

今回の自民党の「騒動」を契機に少しは入れ替わるのだろうか?

しかし見る限りにおいては全く期待が抱けない。寧ろどんどん悪くなるのじゃないだろうか?

 

米国はじめ、世界のリーダーを見てもそうだから地球人類は、今のところ人類の進化にまったく期待が持てない?ということになる。

昔物語にある「ノアの大洪水」が起きたのはいつだったかな?

もう近いのじゃないかナ? 

 

 

届いていた書籍のご紹介

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保江先生の新著・漫画でアル。

ケーブルTVを見た感想

久しぶりにCCTV(国外放送)に目を通した。そして、入院以前とはそれほどおおきく世の中は変化していないことを痛感した。

よく愛読していた「宮崎先生のブログ」に読者の声として「世界の大乱に思う」という投書が出ていたが、世界が激変しているのに世間はそれほど感じていないのだ!と知った。それよりもコメの方が心配だ!

世界を大きく変えるだろう「米国大統領選挙」も急に日を浴びた“おばさん”が大はしゃぎしている。“こんな程度の”支持者しかいないのか?と悲しくなる。

しかし、肝心の我が国の為政者選挙はそれより次元が低そうで、全く見ていられない。彼ら、彼女らに一体なにが出来るというのだろう??言葉にならない!というのが有権者の本当のところだろう。

 

一方ウクライナは、越境攻撃を開始した。これも米国の大統領選挙に左右されるのだろうが、相手のプーチンにとっては苦労の種になるだろう。古来戦争とは、相手の領土内で戦ってメドがつくのだ。プーチンにとっては核で脅かした効果が今まではあったわけだ?が今後はそうはいくまい。

日本のメディアは「核戦争が近まった!ゼレンスキーの責任だ!」などとと騒ぐだろうが、冷房が効いた部屋から無責任な!”外野が騒いでも無駄だ!

 

それよりシナの動きに注目すべきだ。習近平は、どうも軍部の謀反を抑えきれていない気がする。

 

 

TVを見て居ての感想に過ぎないが・・・

退院しました。ご挨拶まで

前回の「心不全」に続いて、十二指腸潰瘍が再発して、1か月余り入院した。その間、通信はもとより、すべての連絡は断絶したので、まるで、宇宙人にでもなったかのような気分になったが、その間は、政治体制に変化がおこるなど外の世の中は「良くなりつつあったようだ?」これが「蛇」と出るか?(蛇)と出るかは見ものだが、候補者をみる限り、全く期待はできないだろう。よくもこんなに「どんぐり」だけになったものだ!

というわけで久しぶりにキーボードに向かったが、指がうまく動かない!

今日は失礼したお詫びのしるしに、85歳の誕生日と家内の命日の供養の挨拶で終わらせようと思う。

よろしくお願いします。

 

どいていた書籍類

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恩讐の彼方に

大相撲は、大の里の初優勝で終わった。日本古来の「神技」である大相撲が、本来あすべき姿に戻りつつあるのを感じたのは私だけではななかったろう。見ているものに感動と力強さを与える大の里の姿に、大方の日本人は唸ったのではないか?

今までは土俵に「神が宿っていること」を忘れていたのである。大の里関、おめでとう!

今朝の新聞記事でもう一つ感動したことがある。

戦時中、我が国を爆撃しに来た「米軍のB29が撃墜され、副操縦士であった米軍中尉が落下傘降下したものの捉えられ、渋谷の捕虜収容所に週案中、皮肉なことに米軍の空襲で焼死したが、父の顔を知らない娘(ドナさん)が来訪して、父と再会?したというのである。

慰霊式で父親らの写真を見つめるドナさん(左)と井出さん(右)=富士宮市で© 東京新聞 提供

 記事には【太平洋戦争中の1945(昭和20)年1月、静岡県内上空で、米軍の爆撃機B29「ウェアウルフ」号が日本軍の戦闘機に撃墜された。搭乗員は富士宮市などに墜落して多くが死亡、捕虜となった人も4カ月後に東京の刑務所内で米軍の空襲を受け、計11人全員が死亡した。刑務所内で亡くなった搭乗員の1人の遺児が今月、初めて来日。顔を見ることもなく異国で亡くなった父親の足跡を、万感の思いでたどった

 来日したのは、米ニューヨーク郊外に住むドナ・ブロイヤーさん(79)。父親でウェアウルフ号の副操縦士だったユージーン・レディンジャー中尉は、撃墜時にパラシュートで脱出し一命を取り留めたが、捕虜として収容された東京・渋谷の陸軍刑務所で45年5月、米軍の空襲を受け死亡した。ドナさんは45年3月生まれで、父親の顔を知らない。

陸軍刑務所跡で感極まった表情を見せるドナさん(左)。空襲の犠牲となった捕虜たちのことを調べているバートン・ブルームさん(右)が付き添った=東京都渋谷区で© 東京新聞 提供

 渋谷駅近くに今、当時の陸軍刑務所の一部とされる赤いれんが造りの壁が残る。陸軍刑務所は二・二六事件に関与した陸軍将校らが処刑された場所で、そばに事件の犠牲者や処刑者を悼む慰霊像がある。

 24日、この場所に案内されたドナさんは、感極まった表情で天を仰いだ。空襲では、ドナさんの父親を含む米軍の62人は全員が焼死した。一方で日本人収容者約400人は救出された。ドナさんは多くを語らなかったが、「今の気持ちを言葉に表すのは難しい。でもここに来られて良かった」と涙をぬぐった。

 25日は、ウェアウルフ号の尾翼部分が落下したとされる富士宮市の城山公園を訪れた。井出徹也さん(70)ら市民約10人が迎え、慰霊平和塔前で慰霊式を行った。井出さんはインターネットを駆使して史実を掘り起こし、約30年にわたって電子メールなどで戦闘の詳細な状況などを伝えてきた。

 式で井出さんは「11名の皆さま安らかに眠ってください」と述べ、亡くなった搭乗員11人の名前を読み上げた。ドナさんは感無量の面持ちで献花し、父親らの写真を手でなぞり、父親の遺品の結婚指輪を指から外してそばに置いた。「ここに来たいという夢がついにかなった。撃墜された彼らを市民が痛めつけることはなかったと聞いている。感謝している」と静かに話した】とある。

少し長くなったが、東京新聞記者もいいことを書くじゃないか!

この出来事を「恩讐の彼方に」というが、同じ民族?の大陸は、台湾をどうしてもいじめたいらしいから、あの民族には「人間の心が伝わらない」らしい。

さて本題は我が国の選挙である。補欠選挙始め、東京都知事で選挙も近づいた。静岡知事選挙で、リニアに反対??する野党の鈴木氏が当選したので、自民党補欠選挙「全敗」となった。

有権者もなかなかやるね~と思うが、漏水事故が起きたというリニア建設だから、またひともめあるのじゃないか?

舞い上がっている今の「自民党」ではおそらく先は暗いが、それでも気が付かないようだから、次回総選挙は「自民」ならぬ「自滅?」になるのじゃないか?そして恐るべき「野党が社会をかき回して」、大方の国民が不幸になる~という線引きになりそうだ。

3・11の再現になるのじゃたまらないが、しかし「本人たちが気が付かない」のでは話になるまい。この際徹底的に懲らしめる、ということだろう。

 

今日の産経抄氏は「政治に金がかかるならかかると正直に言えばいいじゃないか。破綻の危機にあるこの国を再生するビジョンなき者は、議事堂から去ってもらいたい」と‟控えめ”に書いたが「先に与野党泥仕合は見たくない」と断ってある。

おそらく大半の有権者も同じ気持ちだろう。

問題は「国会議員の質をどう判定するか?」にあるのじゃないか?どこの“馬の骨”とも知らぬ「変人が、翼をつけて電話ボックス上で騒いで」いる様は見苦しい。これも一応「政党」らしい。

 

郵便受けに「政党って…ほんとにこのままでいいの?思想、信念もなく政策もそっちのけ=選挙直前のドタバタ劇、政党助成金(税金)目当ての員数合わせ…」と政党、選挙に関する提言を書いたチラシが入っていた。

産経抄の内容は良かったが、そのすぐ上に谷本真由美女史の「政治的な『多用性』の祭典」という、各国の外交を皮肉ったコラムが出ていて、最後に「お笑い芸人」の「裸芸に頼る以外、欧州に対し影響を及ぼすことが出来ない(日本の外交)というのは情けない限りだ」と結んでいる。

どこもかしこも「人間性の欠如」であり、「品性下劣」に陥っているのだろう。知的生命体に絞られそうだ!

 先述の「B29パイロット」の例と言い、4年に及ぶ大東亜戦争で戦没した我英霊方に、全く申し訳が立たない気がする。

届いた書籍のご紹介

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HANADA7月号

総力特集「国難に立ち向かえ!」

総力というから相当力をいれたのだろう!しかし、肝心な国民にはどのくらい「国難という意識があるだろうか」

経済的にこれほど”国難”が続けば、毎日が「国難だらけ」だということになるのじゃないか?

WILL7月号

こちらの「総力特集」は岸田政権の命運ということになろうか?私にはそれよりも「移民・難民おそるべし」の方が読ませる。しかも「中国崩壊」と来た!それでなくとも、しっかりと”ライン”は引いてあるというのに…

 

中国人民解放軍のアキレス腱

 

 中東で、イランのライシ大統領がヘリコプターの墜落事故で死亡した。米国は墜落の状況もほぼ同時につかんでいたらしく、世はまさに宇宙衛星の時代を迎えていて、しかも十分に機能している証拠だろう。

 外務省に出向していた時、SALT(米ソ間の戦略兵器制限交渉)を担当していた私は、主な米軍情報はほとんど衛星によって掴まれていて、今後の外交交渉がどのように流れていくのか?と関心を持っていたのだが、米ソの独占…というより、ほとんど米国独占に近かった。それを痛感したのは、三沢基地司令として三沢で建設中の米軍施設を(個人的に)視察した時である。日本は足元にも及ばないことを痛感した。

 

 他方その日本では、鳩山元首相が、【中国大使の日本国民に対する嫌味な発言】について理解を示す有様、ノー天気にもほどがある。

 他方、上川陽子外相が、静岡県知事選の応援演説のなかで、自民党推薦候補に向け「この方を私たち女性がうまずして何が女性でしょうか」と述べたらしいが、【出産したくても困難な状況にある人への配慮に欠ける】との指摘がA新聞から出されたという。

 演説を行った屋内の集会では、【100人を超える聴衆からは拍手が起こった」というが、この”反日”新聞社はきく耳を持ってはいまい。 上川氏は「うみの苦しみは本当にすごい。でもうまれてくる未来の静岡県、今の静岡県を考えると、私たちは手を緩めてはいけない」という趣旨で語ったようだが、今のご時世だから、取り消す騒ぎになった。こうして身勝手なメディアの横暴が、自分の首を絞めていくのである。

 

 さて、21日の産経新聞の「正論」欄に、村井友秀元防大教授が「共産党の私兵組織中国軍の弱み」といういい論文を書いていた。

 おそらくアジア、日本の歴史に疎い我社会では、よく理解できない人が多いだろうが、シナ事変など東アジアに関する資料を集めてきた私にはよく理解できる。

 おそらく当時国民党党首であった蒋介石が捕らえられた「西安事件」は知っていても、「第2次西安事件」についてはほとんどの方が知るまい。

 蒋介石一派の国民党幹部たちが、共産党に釈放された蒋介石から「多額の資金」を集めることに成功したまでは良かったが、金が届くや態度が一変して、金の奪い合いになり、届いた資金は雲散霧消してしまって、目的は達成できなかった事件である。

 その昔「甦れ美しい日本」という、友人が立ち上げていたブログに連載していたが、体調不良になり中断した「大東亜戦争の真実を求めて」という私の連載記事に書いたが、消滅してしまった。私はこの資料を読みながら、これが人民解放軍」の中に流れる弱みだと断定して物を見てきた

 村井教授は言う。【現在の中国軍の名称は「人民解放軍」であって中国軍ではない。人民解放軍が守っているのは人民、すなわち共産党支持者であり国民ではない。共産党に反対する中国人は人民の敵で打倒すべき対象である】

人民解放軍(紅軍)の成分は、遊民であり労働分子に取り換えるべきだがその方法がない」と毛沢東自身が嘆いていたもの」であり、台湾に逃げ込んできた「国民党軍も自分のことしか考えない、ゴロツキ集団である。指導者の興味はただ金、権力、そして地位だけだ。手に入るものにはなんでも頭を下げ自分は戦わないように心がける」という当時共産党軍を指導していたのスティルウェル将軍の回顧録に詳しい。

 村井教授は「人民解放軍の近代化は、共産党支配に深刻な矛盾をもたらすだろう」と予想しているが同感である。

 私は同じ物差しで世界の「軍隊の質」を比較しているのだが、あの強大な「ジャスティス」に支えられた米軍も、ここ数年の人種問題で、戦力が“減退”しているようで心もとない。

 

半島と東アジアの歴史

 「ぽつんと一軒家」は、私の好みのTV番組の一つだが、最近この種の番組が増えて、見るものが多くなった気がする。

 16日のテレビ東京の「なぜそこに日本人!」も面白かったが、登場人物が97歳の孤独老人で、現役の「かやぶき職人」だというので恐れ入った。しかもスマホを片手に「世界と繋がっている」と言い、炊事洗濯は元より自分でこなす。訪問してきたレポーターに、具だくさんの味噌汁を提供し、「野菜は毎日とることが大切」と説教する元気さである。

 私も‟おさんどん”は欠かさないが、これは現役時代に通算10年間も「単身赴任」した成果だと思うものの、今孤独老人を味わっている中で彼から「実験的成果報告」を聞かされた気がした。

 家内が開発?した「野菜スープ」は、毎朝欠かさないが、10種類を超える‟野菜屑”入りで、最近は家内を思い出して「トマトピューレ」を入れた野菜スープに進化し、トーストのパンは「森のバター」と言われる「アボカド」にハマっている。

 これで一日分の野菜を取った気がしていたのだが、97歳の彼には敵わない。上には上がいるものだ!と教えられ、その上未だに「彼が世界と繋がっている情報網?」に刺激された。

 そんな時、新聞の「片隅」に、懐かしい記事を見つけた。

 この記事には少し説明がいるだろう。

 

 私は退官後、収集していた記録などをもとに、何冊かの書籍を出版したのだが、これは2009年10月28日の講談社から上梓した金正日は日本人だった」という刺激的な本である。

 実は現役時代から「朝鮮戦争」について、可能な限り資料を集めていたのだが、当時は関心がある在野の“友人たち”も多く、そのきっかけとなったのは「日本海北朝鮮金策号」が出現した事にある。

 講演会の席上で、「不法行動をする船舶にはさっさと射撃して追い返せばいいのだ。どうだ、あれ以降、不審船は出てこなくなっただろう」と能登半島沖不審船事件について言い放った時、会場にいた「上空を監視飛行したP3Cの乗組員」から「いや先輩、その後も出たのです。しかもなかなか逃げないで、不思議なことに我々が近づくとまるで船体番号と船名をわざと我々に見えるように動くのです」というのだ。

 大方の者は偶然だろう、と一笑に付していたが、私は金策」という船名が気になった。そこで調査に入ったのだが、不審船の行動は意図的な行為だった、と思われてきた。

 そしてついに「金策」とは日本軍が半島に残した「残置蝶者」だということに行きついた。そして朝鮮戦争はもとより、日米韓の奇妙な連係に話がつながったのである。

 

 その後平成21年12月25日のある新聞に、評論家の宮崎正弘氏が「衝撃的なタイトルだ」という書き出しで評を書き、時代が時代だけに私の母校(修猷館)の玄洋社や関連人物が出て来るので、最後に宮崎氏は「さて、本書に書かれていることは真実なのか、真じるか信じないか。筆者はこの本を「小説」として楽しく読んだ」と書いてくれたから、これが契機となってその後「大東亜戦争は昭和50年4月30日に終結した(青林堂)」出版に結びついたのである。

 

 それにしてもこのころはいろいろな旧軍人、軍属らに仲間が多かったから、今考えるとさしづめ「消えさせられた?日本の戦中戦後の歴史」を“強制的に”学習させられていたような気がする。

 

 

 記事に出た朝鮮労働党重鎮・金己男氏は、金策の次男と言われ、金正日氏死去の時には葬儀にあたっていたし、彼の兄とされる金国泰氏は、もっぱら米国に滞在して、北朝鮮と米国間の政治的結合の役を果たしていて、オルブライト国務長官(当時)の訪朝につながった。

 隠された日朝韓の歴史を紐解けば、半島の歴史の謎が見えてくる。もちろん「統一教会」と当時の自民党首脳人、特に金丸信小沢一郎らとの間の交流も明らかになり、オウム事件の裏にも迫ることになったろうが、もうほとんどそれらに詳しい関係者たちは消滅してしまったようだ。

 拉致問題と小泉訪朝の大失策の問題も、パーティ券問題で揺れる今の軽い自民党じゃとても手に負えまい。

 こうして歴史は書き換えられていくのだろう。

 

 今一度落ち着いて当時の資料に目を通してみたいが、視力が落ちで、体力も落ちた身では、97歳の現役かやぶき職人にとても太刀打ちできない。

 しかし時間はある。そこそこに頑張ってみようか!

 

 

届いた書籍のご紹介

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「Let it be,(あるがままに)保江邦夫著・明窓出版¥1800+税」

友人の保江先生の新著である。世界でただ一人「無農薬リンゴ」を栽培する木村秋則さんの話から始まり、未知の世界に導いていく手法なさすがだ。

思わず引き込まれたのは、私もその昔、木村さんの話に家内ともども聞きほれて早速本を買って「恐るべき農薬の害」を知ったことによるが、UFOと戦闘機・鍾馗に結びつくとは思わなかった。非常になじみ易い文章だから、眼鏡をふきふき、ゆっくりと読破しようと思う。

 

島嶼研究ジャーナル・海事の専門書」

 

今月は「1940年に竹島で撮影された8ミリフィルムの検討」が有益だ。韓国に迄不法占拠されたままの島だが、国民の関心はあまり高くないのが不思議だ。こうして日本は「歴史上から消えていく?のか」